令和8年度診療報酬改定に対応し、面会緩和に踏み出す医療機関を支援

— 来院目的別のルール設定機能を新たにリリース。 面会管理システム「スマート面会」が施設基準対応と業務効率化を両立 —

Dr.JOY株式会社

令和8年度診療報酬改定(2026年6月施行)において、入院患者への面会機会の確保が新たに規定されました。入院基本料の通則として面会規定の策定が努力義務化されるとともに、入退院支援加算(1・2・3)の施設基準では、面会規定の策定・周知・定期的な見直しが義務要件として追加されています。Dr.JOY株式会社(本社:東京都港区虎ノ門、代表取締役社長・医師:石松 宏章、以下「当社」)が提供する面会管理システム「スマート面会」は、これら新要件への対応体制整備を支援するとともに、面会緩和の実現に踏み切るための運用基盤を医療機関に提供します。あわせて2026年5月22日、病棟ごとに来院目的を自由に設定し、目的別にルールを適用できる新機能をリリースします。 

2026年5月現在、大学病院・急性期総合病院・リハビリテーション病院・介護老人保健施設など、急性期から回復期・療養期にわたる全国24施設(導入準備中含む)で導入が進んでいます。

令和8年度診療報酬改定 面会規定の新設について

令和8年度診療報酬改定(2026年6月施行)において、入退院支援加算(1・2・3)の施設基準に、以下の要件が新設されました。

【入退院支援加算1・2・3の施設基準に追加された要件】

・感染対策等の正当な理由なく、入院中の患者に対する家族等による面会を妨げないこと

・やむを得ず面会を制限する場合でも、必要以上に厳格なものとならないよう配慮すること

・面会に関する規定を策定し、定期的に見直しを行うこと

・患者および家族等に対し、当該規定の内容が十分に周知されるよう、病棟等の見やすい場所に掲示すること

出典:厚生労働省「令和8年度診療報酬改定の概要 6.入院(共通事項)」、中央社会保険医療協議会 総会(第647回)答申

コロナ禍以降に厳格化した面会制限が、感染状況の改善後も見直されていないケースへの対応として、今改定では面会機会の確保が義務規定として明文化されました。入退院支援加算を算定している医療機関は、面会規定の策定・掲示・定期的な見直し・患者への周知という一連の体制整備が求められます。

「スマート面会」が実現する3つの価値

「スマート面会」は、面会手続きの自動化と面会予定・来院履歴の可視化を基盤に、以下の3つの価値を同時に実現します。

(1)診療報酬改定への対応体制整備に貢献

令和8年度改定で新設された施設基準が求める体制整備の各側面を網羅的にサポートします。

施設基準の要件

スマート面会での対応

面会規定の策定・掲示

システム内で設定・公開している最新の面会ルール画面や、院内掲示ポスターを規定の遵守状況として提示可能

患者・家族への周知

ウェブ予約画面・院内掲示物・SMSで面会ルールを来院者へ直接伝達。周知の実績もログとして残る

面会機会の確保実績

面会予約一覧・来院履歴データにより、家族が適切に面会できている実態を客観的な数値で証明可能

定期的な見直しの根拠

月次の面会件数推移・混雑状況データをレポートとして出力し、予約枠の増減・時間変更といった見直しの根拠として活用可能

※本サービスは体制整備を強力にサポートするものですが、加算(入退院支援加算等)の算定を最終的に保証するものではありません。

(2) 面会緩和に踏み切れる環境づくり

「緩和したいが管理できるか不安」という声に応える仕組みを提供します。ウェブ予約・入退館管理の自動化・滞在時間の自動記録により、来院人数や時間帯を制限しなくても安全に管理できる環境を整備。制限緩和のハードルを下げ、患者・家族が本来あるべき面会機会を取り戻すことに貢献します。

(3)受付・病棟業務の効率化

面会者の事前予約により当日の来院が予測可能になることで、看護師・リハビリ・MSW等が面会時間を考慮したスケジュール調整を実現。受付対応の無人化や病棟への電話対応削減にも寄与し、面会緩和に伴う業務負担増加を防ぎます。

導入事例:小山記念病院様

<小山記念病院(茨城県鹿嶋市)>

224床|急性期病院|地域がん診療病院・二次救急指定病院・災害拠点病院

面会者数:平日 約90組、週始め・週末・祝日前 約100組以上/日(導入前)

<導入前の課題>

入院患者の家族が手書きの面会簿に記入し、受付スタッフが都度パソコンへ転記する運用を採用。退館時間の管理は番号付きタイマーを一組ずつ手渡しする方式で、タイマーの番号管理・回収も受付業務の一つでした。病棟への入場制限(1回20組)があったため、繁忙時間帯には待合スペースが混雑し、長時間の待機に対する来院者からの苦情が発生していました。

▶松本様(事務部 窓口係)

病棟への入場は1回20組に制限していたため、戻ってきた方から順次案内する運用でした。待ち合いが混雑し、待ち時間への苦情も多かったというのが正直なところです。タイマーで20分を管理していましたが、時間になっても降りてこない方が多く、都度、病棟に確認の電話を入れるのが負担になっていました。

<導入と共に面会ルールを変更>

同院では以前より、コロナ禍前のフリーアクセスに近い形での面会を実現したいという方針がありました。スマート面会がその方針にフィットするのではないかという判断から導入を決め、合わせて面会ルールの見直しを行いました。

項目

導入前

導入後

1回あたりの面会時間

15分

1時間

同伴人数制限

2名まで

制限なし

病棟入場制限

1回20組

制限なし

受付時間

14〜17時(月〜土)

14〜17時+18〜19時枠を追加

予約方式

当日来院・手書き受付

原則予約制(ウェブ)

▶小沼様(事務部 次長)

このシステムを導入することで、病院が目指していた面会方針にマッチするのではないかというところが、面会緩和のひとつのきっかけでした。面会は患者さんにとって気持ちの治療の一環であり、ご家族にとっても患者さんの現状把握や、退院後の生活への理解につながる大切な機会だと考えています。以前から面会緩和に踏み切りたいという声はありましたし、看護部長からも『患者さんのご家族と向き合うことは若手看護師の教育にもつながる。15分ではなく、長い時間面会できる環境にしたほうがいい』という後押しもありました。

<導入後の変化>

面会者の来院が特定時間帯に集中することによるフロアの混雑が解消されました。以前は繁忙時の受付列の解消に1時間以上かかっていたものが、導入後は10分程度でスムーズに対応できるようになっています。

また、以前は常時2名を配置していた受付を、午後は無人での運用に移行しました。総合窓口でのサポートが必要な場面はあるものの、基本的には面会者自身がタブレットで手続きを完了して入館できる体制となっています。

病棟では、物品の補充依頼や同意書の受け取りなど、ご家族に対応が必要な場面で、面会予定をあらかじめシステム上で確認できるようになりました。

▶小沼様(事務部 次長)

蓋を開けてみれば、ほとんどの方がスムーズにチェックインしていく姿を見て、導入して本当によかったな、その一言に尽きるかなと思っています。繁忙時には受付列の解消に1時間以上かかっていたものが、15分足らずで病棟に上がっていくようになりました。管理者目線では、2〜3名を常駐させていた受付が午後は無人で運用できる環境になり、その人員を別の業務に充てられるのは非常に助かっています。

▶中野様(病棟看護師長)

以前は、面会時間が15分しかないこと、遠方の方への配慮がないこと、仕事帰りに荷物を届けたいが17時では間に合わないといったご相談が多くありました。今はそういった声を聞かれなくなってきているので、満足度は少し上がってきているのではないかと思っています。

機能リリース:来院目的別ルール設定機能

「スマート面会」は2026年5月22日、来院目的別のルール設定機能を新たにリリースします。

従来、来院理由は「面会」として一律に管理されていましたが、本機能により、荷物の受け渡しや病状説明など、施設ごとに来院理由の名称を自由に作成・設定できるようになります。来院理由は病棟ごとに設定が可能で、それぞれに対して滞在時間・同伴人数・受付時間帯などのルールを個別に適用できます。

面会以外の来院も含めた一元管理が可能になることで、病棟ごとの運用実態に即した、より細やかな来院管理を実現します。

『スマート面会』とは

『スマート面会』は、病院・介護施設における面会受付業務の効率化と、患者・家族にとってスムーズな面会体験を両立する面会管理システムです。院内タブレットでのセルフ入退館(音声読み上げによる案内機能を搭載し、高齢者にも配慮したユニバーサルデザインを採用) 、面会証シールの自動発行(退館予定時刻を印字)、ウェブ予約、来院履歴の自動記録により受付の省力化と病棟連携を実現。ご家族はアプリ不要・電話番号入力のみで手続きでき、面会規定の策定・周知・記録など令和8年度診療報酬改定で新設された入退院支援加算の施設基準への対応にも活用できます。2026年5月現在、大学病院・急性期病院・リハビリテーション病院・介護老人保健施設など全国24施設(導入準備中含む)で運用されています。

〈関連リンク〉

・スマート面会

https://drjoy.jp/feature/smart-visit


・導入事例

https://drjoy.jp/case?oNh3YUW6=zlpEJND4

Dr.JOY株式会社 来訪体験DX事業部 執行役員| 三田 史也 コメント

面会運用の整備はこれまでも各医療機関で継続的に取り組まれてきたことかと思います。コロナ禍を経て面会制限を段階的に緩和していく今のフェーズにおいて、改めて課題として浮かび上がっているのは、受付の混雑や待ち列の発生、そして現場スタッフへの業務負担の増加です。今回の診療報酬改定を受け、面会緩和へ踏み切る医療施設はさらに増えていくと考えています。施設要件への対応サポートはもちろん、スタッフが過度な負担を強いられることなく運用できる仕組みを届けることが私たちの役割だと考えています。

面会が患者さんの療養を支える重要な機会であるからこそ、持続可能な面会の仕組みを構築し、患者さんとご家族が安心して面会できる環境を守ってまいります。

来訪体験DX事業部責任者 | 三田 史也

会社概要

●社名:Dr.JOY株式会社

●本社所在地:東京都港区虎ノ門2丁目6番1号 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー17F

●設立:2013年11月

●事業内容:医療分野におけるソフトウェア開発・運用 / 医療機関への医療・医薬品情報の提供

●公式ウェブサイト:https://drjoy.co.jp/

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会社概要

Dr.JOY株式会社

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URL
https://www.drjoy.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門2丁目6番1号 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー17F
電話番号
-
代表者名
石松宏章
上場
未上場
資本金
38億円
設立
2013年11月