ネットワークテスト自動化ツール「NEEDLEWORK」が新プラン“1Dayライセンス”提供開始、NTTデータや丸紅情報システムズなど大手SIer中心に導入数が100社を突破

〜ポリシーテストやネットワーク負荷テスト等を自動化し工程を10分の1に削減〜

株式会社エーピーコミュニケーションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役:内田武志、以下「当社」)は、この度、ネットワークテスト・ポリシーテスト自動化ツール「NEEDLEWORK(ニードルワーク)」の新プラン「1Dayライセンス」の提供を開始しました。さらに、売上や導入数も順調に伸びており、2025年1月時点で導入数は100社を突破しました。

本ツールは、ネットワークエンジニアの経験や課題をもとに、ネットワーク構築時の現地作業の工数を減らすために開発されたツールで、これまで大手SIerを中心に導入されており、大手SIer売上高ランキング(https://r35-se.com/archives/3778)上位30社のうち半数以上の利用実績を持っています。さらに、2024年には従来のプランに加え、10Dayライセンスなどミニマムやスポットで利用できるプランを新たに追加したことから、大手SIerに限らず事業会社など幅広い業種への導入が増加しています。

ー「NEEDLEWORK」サービスページ:https://www.ap-com.co.jp/ja/needlework/

ー 導入事例:https://www.ap-com.co.jp/ja/needlework/#casestudy

ー 導入企業(一部):丸紅情報システムズ、NTTデータ、NEC通信システム、長崎ケーブルメディアなど

■「NEEDLEWORK」開発の背景

ネットワークテストやファイアウォールテストは、パソコンやネットワーク機器を複数台並べ、数時間かけてテスト環境を構築し、テストパターンに合わせて都度環境を組み替えることが必要です。この作業を複数のネットワークエンジニアが行うこともあります。コロナ禍を機に、在宅勤務やテレワークが奨励される昨今の働き方の変化や、IT技術の多様化と急速な進化を背景に、どこでも働ける環境作りと、本質的な業務にリソースを集中させることが業界全体の課題となっています。

こうした課題を現場で直接感じてきた当社のエンジニアは、「エンジニアにとって有意義な時間を作る」というコンセプトのもと、単純作業や時間のかかる作業をできるだけ自動化・見える化することで工数を減らしたいと考え、2016年に自社プロダクト「NEEDLEWORK」を開発・リリースしました。

そして今回は、この「NEEDLEWORK」に1Dayライセンスを追加し、個人のエンジニアが自分の用途で活用することができたり、情報システム部門でも手軽に利用できるようになりました。

■導入好調の理由

NEEDLEWORKは「ハードウェア」から「バーチャルアプライアンス」、そして「ソフトウェア」へと進化し、より軽量で使いやすいツールに成長してきました。さらに、2024年に新たにリリースされたFreeライセンスや10Dayライセンスなどのミニマムな導入プランが加わったことで、事業会社への導入が進み、ユーザー層の拡大につながっています。また、製品はシンプルな操作性を持ち、低価格帯で提供されているため、誰でも直感的に利用できる点も強みとなっています。

■NEEDLEWORK(ニードルワーク)について

「NEEDLEWORK」はUTM/ネットワークテスト自動化ツールです。ダウンロード後すぐに使える.EXE形式のネットワークテストツールで、無料ライセンスと商用ライセンスがあります。商用版では数千件のポリシーにも対応可能です。

NEEDLEWORKを利用することにより、テストに必要な環境構築、手作業での人的ミスを排除することが可能です。また、自動化によりテストにかかる時間を大幅に削減することが可能です。

※手作業で150時間かかっていた1,400ポリシーのテストが数秒で完了(当社調べ)

Interop 2022のBest of Show Awardにて、2018年に続き二度目となるファイナリストに選出され2024年にはInterop Tokyoの主要プロジェクト「ShowNet」へコントリビューターとしても参加しています。

■導入成果について

  • テストに関わる工程が1/10に削減された(丸紅情報システムズ株式会社)

  • 約12日かかっていたテスト工程が1日に短縮(AWS株式会社)

  • 入社1年目のエンジニアでもテストが行えた、10数万から130万行のポリシーテストを自動で実施できるようになり、製品の品質が向上(株式会社インターネットイニシアティブ)

  • 全ポリシーのテスト実施が可能に(株式会社ディ・アイ・システム)

■料金プラン

1Dayライセンス<New!>

すべての機能を1日のみ¥15,000(税別)で使用できるプランです。ライセンス期限内はテクニカルサポートもご利用できます。個人利用や情報システム部門にご利用いただきやすいプランです。

Freeライセンス

基本的な機能を無料で無期限使用できます。本製品の検証や小規模案件で気軽にご利用ください。

10Dayライセンス

すべての機能を10日間¥120,000(税別)で使用できるプランです。スポットでの大規模案件などで利用いただきやすいプランです。

永続ライセンス

テクニカルサポートを含め、すべての機能を無期限で使用できるプランです。恒常的に大規模な案件で使用するユーザーにおすすめです。(※価格はお問い合わせください。)

■2024年の機能アップデートや主な取り組み

  • 2月13日:料金プランを拡充し、無期限・無料で使用できる「Freeライセンス」の提供を開始
    【プレスリリース:https://www.ap-com.co.jp/pressrelease/post-10712

  • 3月14日:Windowsアプリケーション版(EXE版)のFreeライセンスで、「ネットワークテスト機能」に加えて「UTM/FWポリシーテスト機能」を追加

  • 4月4日:Freeライセンスに「ネットワーク負荷テスト(スループットテスト)機能」を追加、スループットやQoS動作の確認が可能に

  • 5月14日:Windowsアプリ版の「セッションテスト機能(負荷テスト)」をリリース、TCPセッションを50万セッションまで張ることが可能
    【プレスリリース:https://www.ap-com.co.jp/pressrelease/post-10926

  • 6月12日:Interop Tokyo 2024 ShownNet コントリビューターに
    ※ShowNet:単なる展示会場のネットワークを超えた、未来志向の大規模インターネット接続環境
    ※コントリビューション / コントリビューター:「コントリビューション」は、ShowNet構築のための製品・サービスに加え、関連する人材や技術を企業が無償で提供するプログラムで、それらを提供する企業を「コントリビューター」と呼びます。
    参考:https://www.ap-com.co.jp/blog/archives/10644

  • 10月9日:テストシナリオを自動生成するツール(ScenarioWriter)の新バージョンをリリース
    今まではFortiGateコンフィグからの生成のみ対応だったが今回のバージョンからPalo Alto次世代ファイアウォールにも対応

■2025年に予定している取り組みや今後の展望

NEEDLEWORKは、これまでより軽量で使いやすいツールとして進化を遂げ、多くのユーザーに支持される存在となり、様々なニーズに応えることができるようになりました。当初は大手SIerを主な対象としていましたが、10Dayライセンスや無料版をリリースしたことで、事業会社による導入が進み、ユーザー層が拡大しています。

さらに、この度の1Dayライセンスのリリースにより、個人のエンジニアも自分の用途に合わせて活用できるだけでなく、情報システム部門でも手軽に利用できることが期待されています。今後は、1Dayライセンスを含むサービスのさらなる拡充を目指し、情報システム部門や個人ユーザーの獲得に向けた拡大戦略を立てています。

また、2025年には、負荷テスト機能の性能向上や無線LANテスト機能のリリースといった既存機能の強化と新機能の追加を計画しています。このような取り組みにより、さらに多くのユーザーに利用されることを目指しています。

当社は引き続き製品の軽量化と利便性の向上に努め、新しいユーザー層にも利用されるよう尽力してまいります。

■導入企業(一部)

株式会社NTTデータ

NTTコム ソリューションズ株式会社

株式会社インターネットイニシアティブ

アライドテレシス株式会社

NEC通信システム

丸紅情報システムズ株式会社

株式会社TOKAIコミュニケーションズ

安積電気通信興業株式会社

株式会社松阪電子計算センター 

北陸コンピュータ・サービス株式会社 

日本テレマティーク株式会社 

株式会社ディ・アイ・システム 

株式会社エルテックス

株式会社プランナーズランド

株式会社JNW 

AWS株式会社

■導入事例の紹介

■カプセルトイ「手のひらPC&サプライ」のモニターシールにNEEDLEWORKを再現

Zabbix Japan LLCと当社共同で、株式会社ターリン・インターナショナルが2024年10月26日に発売したカプセルトイ「Zabbix・AP Communications監修 手のひらPC&サプライ」の「モニターシール」を監修しました。ミニチュアのモニターとノートPCの画面に貼るシールとして、NEEDLEWORKのソフトウェア画面を模したデザインのシールを製作しました。

株式会社エーピーコミュニケーションズ 会社概要

株式会社エーピーコミュニケーションズは、ITインフラのプロフェッショナルとして、ITインフラの自動化や生成AI・データAI基盤の導入・運用支援、ネットワークやクラウドのセキュリティ対策、DX開発支援など、幅広いサービスを提供しています。「エンジニアとお客様を笑顔にする」というVisionのもと、お客様の課題解決と事業成長を支援するNeoSIerです。

会社名:株式会社エーピーコミュニケーションズ

代表者:代表取締役社長 内田 武志

所在地:東京都千代田区鍛冶町2-9-12 神田徳力ビル 3F

設立:平成7年11月

事業内容:システムインテグレーション事業、技術者派遣事業、研究開発事業、サービス開発事業

URL:https://www.ap-com.co.jp/

【商標名称等に関する表示】

*Zabbixはラトビア共和国にあるZabbix LLCの登録商標です。

*エーピーコミュニケーションズ、APCommunications、NeoSIer および、NEEDLEWORK は株式会社エーピーコミュニケーションズ の登録商標です。

*記載されている会社名及び商品名/サービス名は、各社の商標または登録商標です。

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会社概要

URL
https://www.ap-com.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区鍛冶町2-9-12 神田徳力ビル 3階
電話番号
03-5297-8011
代表者名
内田武志
上場
未上場
資本金
9250万円
設立
1995年11月