オープンイノベーションプログラムNeyeS(エヌアイズ)公募開始に関するお知らせ
ご関係者 各位
島津ダイアグノスティクス株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:小野徳哉)は、新たな成長分野への積極的投資の一環として、将来有望と考えられる研究プロジェクトや独創的かつ萌芽的なアイデアなどを早期に発掘し、当社の経営方針及び研究開発方針に沿って、共同研究また実用化に通じる創製を目指す「オープンイノベーションプログラムNeyeS(エヌアイズ)」の公募を開始いたします。
オープンイノベーションプログラムNeyeSは、社会と人々の持続的発展に向けて、医療に求められる変革を実現させるために、再生医療関連技術、細胞培養関連シーズおよび検査・検出技術などを研究テーマとして、アカデミックな基礎研究から、臨床研究および検査・情報処理まで斬新でユニークなアイデアやノウハウを広く募集し、将来的な医療に役立つ芽を探索し支援いたします。また、今年度は既存技術を改善・発展・向上させる研究や、新規技術に関する研究の募集に加え、「早期実用化を目指す研究」として弊社保有技術を用いて早期に社会実装できる可能性がある検査に関する研究テーマを募集いたします。
【NeyeS コンセプトについて】
Charles Robert Darwinは自身の進化論の中で、“生物は不変のものではなく、長い時間をかけてゆっくりと次第に変化してきたが、5億4300万年前のカンブリア紀に生物は突如、爆発的に進化した(カンブリア爆発)。”という急激な生物の進化に対して疑問を呈していました。近年の研究により、その理由の一つとして眼の誕生により、生物が急速に繁栄し進化した事が挙げられています。当社の再生医療の関連技術をはじめ検査・検出・技術までを研究テーマとして、「眼(Eye)= 芽(Seeds)」を探求することにより、医療分野の将来を加速的に躍進したいという思いを込めて名付けました。
An English Naturalist, Geologist and Biologist
Charles Robert Darwin
【オープンイノベーションプログラムNeyeS(エヌアイズ) Webサイト】
WebサイトURL:https://corp.sdc.shimadzu.co.jp/rd/neyes01.html
【趣旨】
新事業領域への取り組みの発端として、将来有望と考えられる研究プロジェクト、独創的かつ萌芽的なアイデアなどを早期に発掘すること、当社の経営方針、研究開発方針に沿って実用化に通じる再生医療関連技術、細胞培養関連シーズ、検査・検出技術など共同研究を通じて創製するオープンイノベーションを展開することを趣旨としています。
【対象者】
国内の公的研究機関・大学等に所属している研究者または研究の代表者
(企業所属の研究者、個人からの応募はご遠慮頂きます。)
【選考基準】
弊社研究課題とのマッチング、研究内容の独創性や有用性、研究計画の実現性等を判断し採択案件を決定いたします。
【選考スケジュール】
応募期間:
2023年9月1日~2023年10月31日
一次選考:
応募書類に基づく選考
※一次選考結果は2023年12月下旬までにすべての応募者の方に通知いたします。
二次選考:
一次選考を通過した研究テーマに対し、応募者によるプレゼンテーション、質疑応答を行っていただきます。
※2024年1月中旬からを予定しております。
※二次選考結果は、2024年3月上旬までに通知いたします。
※二次選考では、必要に応じて弊社より秘密保持誓約書を提出させて頂きます。
【対象研究テーマ】
◎新規技術に関する研究
下記3つの分野において検査技術などに関する研究テーマを募集します。既存技術を改善・発展・向上させる研究や、新規技術を用いた検査に関する研究を対象とします。
領域 番号 | 分野 | 詳細 |
1-A | 検査・検出 | ・感度・侵襲性・迅速性・操作性などを向上させる検出技術に関する研究 ・現行検査法の代替技術に関する研究 ・分析技術を検査技術へ転換する応用研究 ・在宅医療における検査系に関する研究 |
1-B | 細胞培養・ 再生医療関連 | ・細胞の生育・分化・保存等に関連する技術開発に関する研究 ・再生医療等製品の品質評価・管理に関する研究 |
1-C | 検査に関する 次世代技術 | ・新規素材、代替素材、環境に配慮した素材に関する研究 ・DX技術に関する研究 |
◎早期実用化を目指す研究
弊社保有技術で早期に社会実装できる可能性がある下記3領域の研究テーマを募集します。弊社既存技術を利用することで、技術的な問題を短期間に克服し、社会に有用な製品・サービスを早期に提供することを目的とした研究を対象とします。
領域 番号 | 分野 | 詳細 |
2-A | 検査・検出 | ELISA法、イムノクロマト法、リムルス反応、簡易培地、微生物培養培地、遺伝子検査法、同定・薬剤感受性試験試薬/機器、精度管理試薬 |
2-B | 細胞培養・ 再生医療関連 | 細胞培養培地 |
2-C | 検査に関する次世代技術 | AIアプリ |
※弊社技術に関しましては、NeyeS専用Webサイトをご確認ください。
【研究期間】
原則として、2024年4月1日から1年間。
【研究費・件数】
1件あたり200~500万円で、年間5件程度を予定しています。
【 応募方法 】
〇応募期間内に弊社Webサイト内から応募書類一式をダウンロードし、
必要事項を記載した応募書類(申請書類・添付資料)を専用のメールアドレス(neyes@sdc.shimadzu.co.jp)に送信してください。件名は下記形式で送信をお願いいたします。
【NeyeS応募】_ご所属機関_応募者名(例. 【NeyeS応募】_島田大学_島田一郎)」
〇応募書類の名称は下記形式で提出をお願いいたします。
・「申請書類_ご所属機関_応募者名(例.申請書類_島田大学_島田一郎)」
・「添付資料_ご所属機関_応募者名(例.添付資料_島田大学_島田一郎)」
〇応募書類の中は、非秘密情報のみの記載でお願いいたします。
未公知情報が含まれていた場合、弊社はその内容にかかわる機密保持や知的財産権の保護については責任を負いませんことをご了承ください。
〇応募にあたり、応募者は弊社の「プライバシーポリシー」、応募内容について了承し、また応募に関する所属研究機関の了解を得ていることを前提といたします。 ご提供いただいた個人データは、本オープンイノベーションプログラムに関わる連絡以外の用途に使用することはありません。弊社の個人データの取り扱いにつきましては、弊社Webサイト内の「プライバシーポリシー」を参照ください。
〇弊社親会社である株式会社島津製作所(京都市中京区西ノ京桑原町1番地)に対して、応募書類の開示をする場合がございます。また、テーマによっては、選考に株式会社島津製作所が参加する場合がございます。
その他詳細については、弊社Webサイト(https://corp.sdc.shimadzu.co.jp/rd/neyes01.html)よりご確認ください。
【オープンイノベーションプログラムNeyeSに関するお問い合わせ】
島津ダイアグノスティクス株式会社
NeyeS選考委員会事務局
e-mail:neyes@sdc.shimadzu.co.jp
NeyeS専用Webサイト:https://corp.sdc.shimadzu.co.jp/rd/neyes01.html
〒110-8736 東京都台東区上野3-24-6 上野フロンティアタワー20F
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