SAP品質保証サービスの提供を本格開始
2025年に迫るSAP ERPの保守サポート終了に向けて、高まる市場ニーズに対応
■取り組み開始の背景
企業向けの基幹システムとして25年以上にわたり市場を席捲してきたSAP ERPの保守サポートが2025年で終了します。それまでに、多くのユーザー企業が新製品である「S/4HANA」への移行か、新たに基幹システムを再構築するか決断を迫られている状況にあります。日本でも、SAP ERPの業界における導入シェアは大きく、ゆえに、今回の移行には膨大な時間とリソース、コストがかかることが予想されます。
さらに、移行に際した支援ニーズが重なることから、SAP専門コンサルタントが不足し、移行プロジェクトにおける“品質の低下”や “スケジュール遅延”などが危惧されています。
通常、基幹システムに関わる業務は、部署・人材・データが複雑に連携しており、「S/4HANA」へのスムーズな移行には、SAP領域だけでなくSAP領域外の周辺システムまで可視化・管理できる横断的視点と、それらに付随する“品質保証”の幅広い知見を欠かすことができません。
このような課題を抱える業界において、これまで10年以上にわたり業種、製品を問わずお客様のプロジェクトに携わり、品質保証の知見を蓄積してきたSHIFTだからこそできる役割があると考え、この度のサービス提供を開始することとなりました。
■SAP品質保証サービスの概要
SHIFTは、テスト・移行検証業務・ユーザートレーニングに適した品質保証ノウハウを提供し、SAPのマイグレーションで発生する「品質」「コスト」「リソース」に関連した課題の解決に取り組みます。
サービスは、大きく以下の3つの要素で構成します。
●品質保証PMO
第三者的な立場でSAPと周辺システムを横断的かつ上流から下流までの一貫した品質管理を実現
●テストアウトソーシング
SAP標準シナリオや標準観点を熟知したSAPテスト専門部隊が無駄なくテストを実施し、プロジェクトコストの低減を実現
●ユーザー運用サポート
ユーザートレーニング・稼働後の運用支援にテスト参画者を起用し、ユーザー負荷の低減を実現
日々進む技術革新と競争環境の激化のなか、たとえ多くのユーザーに長く活用されたツールやシステムでも、次世代へ向け、新技術を搭載した新たな製品へその役割を引き継ぎ、サポートが終了することは避けることができません。しかし、業界シェアが大きければ大きいほど、移行にかかるユーザーの負荷と起こる不具合の影響範囲は計り知れないものです。SHIFTは、ソフトウェアシステムのライフサイクルのなかで多くの製品が直面するマイグレーションに対して、導入過程で発生する開発業務に追従したソフトウェアテストのみならず、システム移行プロジェクト全体をスムーズに遂行するためのマネジメント業務、移行完了後の実業務への導入支援、トレーニングを一貫したサービスとして展開し、移行における必要コスト、リソース、また移行後における業務の生産性低下を最低限に抑えるための取り組みを追求していきます。
これからもSHIFTは、業界環境の変化に対し、ソフトウェアの品質を守ることにより、企業価値の向上と人々が日々をより安心・安全・快適に過ごせる社会の実現を目指してまいります。
「SHIFT SAP品質保証サービス」の詳細はこちらから:
https://topics.shiftinc.jp/service-sap/
【株式会社SHIFTについて】
株式会社SHIFTは「すべてのソフトウェアにMade in Japanの品質を」をコーポレートビジョンとする、ソフトウェアの品質保証・テストの専門企業です。国内5兆円の市場規模をもちながら、同業他社はわずか数社というブルーオーシャン市場において、金融機関などのエンタープライズ領域におけるミッションクリティカルな基幹システムから、ECサイト、スマートフォン向けのアプリ・ゲーム検証まで幅広い分野のお客様に対する品質保証サービスを主力事業としています。
名称 :株式会社SHIFT
代表 :代表取締役社長 丹下 大
住所 :東京都港区麻布台2-4-5 メソニック39MTビル
事業内容:ソフトウェアのテスト・品質保証
URL :(コーポレートサイト)https://www.shiftinc.jp/
(サービスサイト)http://softwaretest.jp/
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