元プロ野球選手が教員免許取得を目指して大学入学 ~幸山一大元選手が國學院大學に進学~
セカンドキャリア特別選考で、プロ野球界から初の合格者
國學院大學(東京都渋谷区東4-10-28、学長:針本正行)と一般社団法人日本プロ野球選手会は、2017年11月に引退後のセカンドキャリアに進む元プロ野球選手の支援を目的に「セカンドキャリア特別選考入試に関する協定」を締結しました。この制度を利用した幸山一大(こうやま かずひろ)さんが、本日、本学人間開発学部健康体育学科に入学しました。元プロ野球選手が同制度を利用して入学するのは初めてとなります。
幸山さんは、4月8日(月)から他の学生と共に通常の授業のほかに、高校教員の免許取得を目指して、教職課程にも取り組みます。
■幸山一大(元福岡ソフトバンクホークス所属・外野手)
1996年6月18日生まれ。富山県出身。富山第一高校を経て福岡ソフトバンクホークスへ2014年に育成ドラフト1位で入団。2018年秋に退団後、2019年4月國學院大學入学。
(コメント)
退団後、就職か進学かで迷っていた際に、選手会からの情報提供で今回の受験制度を知った。以前から学びたいという気持ちは強くあったので判断は早かった。同学年になる学生とは3-4歳ほど年上になるが、4年ぶりに学び始める先輩として学部の学びを超えて色々なことにチャレンジし、お互いに刺激しあえる関係を築いていきたいと思う。将来は地元富山県の高校教員、そして野球部指導者として地域に貢献していきたい。
■城所俊哉(國學院大學 総務部長)
プロ野球からセカンドキャリア入試の第1号として國學院大學で新たなキャリアをスタートさせる幸山一大さんの決断と今後の飛躍にエールを送りたい。本学人間開発学部健康体育学科での学びは、人の潜在能力や才能を引き出すもの。キャリアを積み重ねてきた自分自身の可能性を開花させ、次のプロ野球界、スポーツ界で活躍する子どもたちの育成ができる人材に育ってもらいたい。
幸山さんの今後の活躍が、プロ野球選手のセカンドキャリアの道を拓き、球界の発展につながることを期待している。
□セカンドキャリア特別選考入試とは
元プロ野球選手ならびに元サッカー選手を対象にしたキャリア支援を目的とした教育支援制度。國學院大學人間開発学部健康体育学科への特別入試を行い、合格者に入学金と年間学費相当額を奨学金として給付する。
□取材対応について
授業優先となりますが、本人との時間調整がついた場合は個別取材に対応いたします。
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