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一般社団法人南三陸町観光協会
会社概要

東日本大震災時の支援から生まれた絆、南三陸と台湾の交流イベントをコロナ禍でも開催

南三陸町の公立病院再建に多額の支援を頂き、支援で終わらない交流が始まり現在まで続いています

一般社団法人南三陸町観光協会

世界的な新型コロナウイルスの感染拡大により実際の人の行き来ができない状況が続く中、台湾からの教育旅行やインターンシップの受入の中止が余儀なくされました。このような状況でもオンラインを活用したイベントや交流事業やプログラムを実施し、交流を継続しています。

南三陸町長がオンラインで参加南三陸町長がオンラインで参加

台湾からの東日本大震災における支援に対する感謝の気持ちを伝えるイベントが台湾にて開催されました。

□第11回謝謝台湾
日時:2022年3月6日(日)
場所:台北市淡水老街広場
主催:謝謝台湾活動実行委員会
URL:https://www.facebook.com/arigatoutaiwan
台湾からの東日本大震災の支援に対して感謝を伝え、日本と台湾の絆を深めることを目的にしたイベントで東日本大震災後から継続しています。今年は、南三陸町がメインテーマで、佐藤仁南三陸町長、南三陸病院の後藤正博事務長がオンラインにて病院再建支援への感謝、現在の南三陸町の様子についてイベント会場に声を届けました。佐藤町長からは新型コロナウイルスの感染が収束したのちには交流を再開して、台湾の皆さんをお迎えしたいとのメッセージもありました。

 

□東北PRイベント「日本東北遊楽日」
日時:2022年3月5日(土)~6日(日)
会場:花博公園(台北市中山区)
2014年からはじまった本イベントでしたが、昨年度から新型コロナウイルスの感染拡大により現地に赴いてのブース出展が叶わなくなりました。直接的な交流が制限される中ですが、現地に常駐している南三陸に縁のある事業者と協力し、南三陸町のキャラクターであるオクトパス君の色塗り体験を通じて、観光情報のPRを実施しました。

オクトパス君の制作体験オクトパス君の制作体験

  •   台湾と南三陸のつながりが生まれた背景
南三陸町と台湾とのそもそもの交流のきっかけは東日本大震災にさかのぼります。南三陸町は、市街地を襲った津波により、町内唯一の総合病院である公立志津川病院を失いました。町内に病院がない状態が続くことにより多くの町民が町外に移り住むこととなりました。
地域の暮らしを支える医療・福祉体制の早期復旧は、多くの町民が待ち望む最優先事項でしたが、病院再建は費用面を含め、大きなハードル、課題を抱えていました。そのような中で手を差し伸べてくれたのが台湾の方々です。
台湾赤十字(紅十字會)を通じて、病院再建の総事業費費用56億円のうち、約4割にあたる約22億2千万円の義援金が寄せられ、2015年12月に医療と福祉機能を備えた「南三陸病院・総合ケアセンター南三陸」を再建することができました。
再建された南三陸病院の敷地内には台湾への感謝の気持ちを表す記念碑が建てられています。
 

教育旅行では台湾感謝の石碑前で記念撮影教育旅行では台湾感謝の石碑前で記念撮影

 
  • 今までの南三陸町と台湾の多岐に渡る交流
□台湾の学生と南三陸町の家庭との温かいつながり
南三陸町では、台湾からの支援を一時的なものに終わらせず、将来に渡る相互交流に繋げるため、台湾からの教育旅行やインターンシップの受け入れ、町内学生の台湾訪問など「学びの交流」を継続してきました。
台湾からの教育旅行は、2015年から31校1,048名の学生が南三陸町へ訪れています。滞在中は、東日本大震災から得た経験や教訓、そして台湾と南三陸の関係を学び、相互理解・交流に大きな役割を果たしています。
民泊体験(ホームステイ)では、1泊だけの交流にも関わらず、お別れの時には双方が別れを惜しみ、涙を流し、抱き合います。帰国後も、本当の家族の様に互いに気遣う連絡を取り合うことも多くあります。自然災害発生時なども、すぐに安否の確認も連絡を取り合っていることも多いようです。学生を民泊体験で受け入れた家庭の中には、台湾を訪問して生徒さんと再開する家族もいます。
このような深い繋がりをつくっていくことが、長く深く続く交流となることを願っています。

 

 

民泊家庭とのお別れ民泊家庭とのお別れ

□台湾からのインターンシップ生の受け入れを通したPR
台湾からの学生が、南三陸町内の宿泊施設や団体に2か月従事し、日本のサービス業や地方の暮らし、文化の理解が深まりました。インターン終了後は「南三陸交流大使」に任命し、台湾に戻ってからも大学等でのPR活動で
活躍しています(2016~2019年の期間で78名の学生が参加)。インターンシップ事業では、学生の再訪や南三陸町でも台湾人学生の就職にもつながりました。
 

インターンシップ一期生インターンシップ一期生

 
  • コロナ禍でも続く交流として、オンライン民泊体験
今年度は教育旅行の受け入れも出来なかったため、オンライン交流も実施しました。
台湾中部に位置する嘉義縣にある国立嘉義高級中学(日本の高校に相当)と南三陸町の民泊受け入れ家庭がオンラインを通じてホームステイ体験を実施。嘉義高校生からは学校や嘉義の紹介を行い、民泊家庭からは南三陸町の文化や家庭料理が紹介されました。また、事前に地域のお土産品を送り合うなど、リアルな交流も取り入れました。
参加した学生からは「コロナが収束した際には南三陸に必ず行く」、民泊家庭からは「早く台湾の学生と会える日が来ることを願っている」との感想が聞かれました。

オンライン民泊交流オンライン民泊交流

南三陸町では、新型コロナウイルスの収束後に向けて、今できる方法を模索しながら交流を継続しています。 

台湾向けの南三陸町の情報サイトについて
南三陸町観光協会WEBサイト繁体字版
https://www.m-kankou.jp/tw/
南三陸町観光協会Facebookページ
「宮城・南三陸情報指南」
https://www.facebook.com/minamisanriku.tw/

一般社団法人南三陸町観光協会について
https://www.m-kankou.jp/
一般社団法人南三陸町観光協会は、2009年に設立。南三陸町及びその周辺地域の有する文化的、社会的、経済的特性を活かし、観光客の誘致促進を図ると共に、観光地及び観光物産の紹介宣伝、 観光施設の整備促進、観光関係者の資質の向上を図り、もって地域の生活文化の向上及び産業経済の発展に寄与することを目的とし、その目的を達成するために事業を行っています。

プレスリリースに関するお問合せ
一般社団法人南三陸町観光協会
0226-47-2550( 9:00~18:00)
post@m-kankou.jp

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宮城県南三陸町自治体
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業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
宮城県本吉郡南三陸町志津川五日町200番地5
電話番号
0226-47-2550
代表者名
及川吉則
上場
未上場
資本金
-
設立
2009年06月
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