『フェローシップ・プログラム』が2023年度グッドデザイン賞を受賞!
フェローシップ・プログラムは、教員免許の有無を問わず、教育をより良くしたいと考える多様な人材を募集し、選考と研修を通して資質・能力を育み、学校現場に教師(フェロー)として2年間送り出す取り組みです。
現在も数多くのフェローが日本全国の学校で、子どもたちが可能性を最大限に発揮し、生きる力が育まれるように活動しています。
フェローシップ・プログラムの特徴
フェローシップ・プログラムは、すべての子どもの学習権を保障する公教育を実現するために、教員免許の有無に関わらず、多様なバックグラウンドの人材が教員になれる革新的な教員養成の仕組みです。本プログラムにより多様な教職員集団を実現するだけでなく、教員養成・採用・研修の構造を変革することで教員不足も解決します。
学校現場に赴任する前の研修と、教員として活動する2年間で、フェローのコレクティブ・リーダーシップを育み、プログラム修了後は教員を継続したり、起業したり、民間企業や自治体の要職へ就くなど、教員経験を活かしたキャリア開発が特徴です。
また、修了生になった後はプログラムの2年間を共通言語に、多種多様なプレイヤーが共通のVisionに向かい、それぞれの立場や役割からシステム変革に対するアプローチを行います。フェローシップ・プログラムの2年間だけでなく修了生になった後も、社会課題の本質的な解決に向けて、コミュニティが継続して発展し続ける仕組みが他にはない強みであり、複雑化する公教育の課題を解決するデザインとして期待が高まっています。
フェローシップ・プログラム第12期生を募集中!
現在、2024年4月に学校現場に赴任するフェローシップ・プログラム第12期生第4クールのエントリーを受付中です!
第12期生の受付は第4クールが最後となり、締め切りは【10月30日(月)8:59】です。
▼フェローシップ・プログラムの詳細はこちら
https://teachforjapan.org/recruiting/
グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
教育現場での人手不足対策は、教育格差の解消に繋がる重要な取り組み。従来の教職課程を修了した教員ではなく、7か月のフェローシッププログラムを経た教員が、全国の26都府県87市区町村で採用され、3.2万人を超える子供たちの学習機会を確保する役割を果たしている。このプログラムを通じて多様な経歴を持つ教員が育成されることは、子供たちの教育者や大人像の多様性の向上にも寄与しており、その点が高く評価できる。 通常の公教育では得られない学びや、子供たちの可能性を引き出すプログラムとして、この取り組みは日本の新たな教育の姿につながる可能性もある。是非、多くの人手不足に悩む自治体に、ひとつの解決策として積極的に取り入れてもらいたい。
▼グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ
https://www.g-mark.org/gallery/winners/19434
グッドデザイン賞とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
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