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株式会社MATCHA
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“新型コロナ”のインバウンドへの影響は?訪日観光メディア「MATCHA」アクセス数から見る訪日観光客の傾向を発表

株式会社MATCHA

株式会社MATCHA(本社:東京都台東区、代表取締役社長:青木優)は、新型コロナウイルスによるインバウンドへの影響をメディアアクセス数から分析・調査しました。


新型コロナウイルスによる、インバウンド市場への影響は一体どんなタイミングで始まったのでしょうか? 日本への旅行を計画していた海外の人たちは今、日本に関するどんな情報を求めているのでしょうか? インバウンドメディア「MATCHA」のサイト分析を行い、明らかになったデータをご紹介します。

※分析対象国:台湾、香港、アメリカ、シンガポール、タイ
1月〜2月の各国からの「サイトアクセス状況」及び「検索流入キーワード」を調査
 
  • 台湾のアクセス状況
 

台湾の衛生当局が日本への渡航警戒レベルを上げたタイミングで顕著に下がっているのが確認できます。特に変化の激しい2月14日前後1週間の流入を比較すると、約40%減少しています。
 
  • 香港のアクセス状況

日本への渡航制限勧告以前に、中国本土でのコロナウイルスの流行、及び1月23日の中国武漢の交通機関閉鎖のタイミングから徐々に下がり続けていました。例年であれば、香港からの弊社メディアへのアクセスは桜シーズン前の2月後半から徐々に上がり始める傾向がありますが、逆に下がっていることが確認できます。
 
  • アメリカのアクセス状況

アメリカ国務省の日本に対する渡航情報発表のタイミングよりも、アメリカCDC=疾病予防管理センターが2月25日に「感染拡大に備えるように」との声明を出し、現地でトイレットペーパーの買い占めが始まった頃からアクセスが落ちていることが見て取れます。

地理的にアジアから離れている事もあり、他の国よりはやや反応が遅く、実際に現地メディアによる報道が高まってから初めて実感・変化が起こったように推測できます。
 
  • シンガポールのアクセス状況

MATCHA英語版へのアクセスが多いシンガポールでは、香港と同様に、例年では、桜シーズン前で2月後半からアクセスの伸びが確認できますが、1月23日にコロナウイルス感染者がシンガポール国内で発見された事もあり、その時点からアクセスが低いまま停滞しています。
 

 

 

  • タイのアクセス状況

台湾と同様、国の渡航自粛情報と同タイミングでアクセスが落ちていることが確認できます。発表があった2月18日前後1週間の流入を比較すると、約37%減少しています。
 
  • 検索キーワードの変化


台湾・香港版のページでは、1月と2月の検索流入キーワードを比較すると「清水寺」「河口湖」「鹿兒島」など、観光地に関するキーワードの表示回数が大幅に減少しています。
一方、「日本のマスク」を意味する「日本口罩」や、「日本武漢肺炎」など関連キーワードが急増しています。興味深いものでは「pitta mask」など具体的な商品名での表示も増えていました。

英語圏では、「asakusa」「hakone」「akihabara」など観光地のキーワード表示回数が減っているものの、表示回数が増えたキーワードの中でコロナウイルス関連のキーワードが急増した様子はありません。
タイについては、台湾・香港版と同じように「osaka」「fukuoka」「tokyo」などの観光地キーワードが減り、マスクに関するキーワードが急増していました。

以上から、訪日旅行へのモチベーションの低下が、そのままキーワードの表示回数にも現れている事がわかります。また一方で、新型肺炎に関する日本の現状や、日本のマスクなど具体的な商品についての情報を求めている様子が分かりました。
 
  • インバウンド対策はどうすべきか?

 

アクセス数の低下、及び訪日外国人の数が減少傾向にある中、インバウンドの対策を行うべきか迷っている事業者の方も多いと思います。
現状を鑑みると、すぐに日本に来てもらう事を宣伝するのは効果的ではないと考えられます。しかし、「こんな素敵な観光地がある」と知ってもらう事や、今興味・関心のある日本製品について知ってもらう事は、意味あるのではないかとメディアとして考えています。


実際に、MATCHAがFacebookに投稿している日本の桜記事や東京のカフェを紹介する記事には、例年よりやや少ないものの、今までと変わらず各国からの「いいね!」やシェアが行われています。このことから、今後日本に旅行に行くことを楽しみにしていたり、引き続き関心は持続している様子が伺えます。
一時的に日本へ旅行したいモチベーションが下がっている状況下でも、状況が落ち着くに従って、日本旅行を再検討することが考えられます。

今のうちに日本の観光地を知ってもらうコンテンツを制作し、認知度を広める活動を引き続き行っていくことは、決して無駄にはならないと今後のインバウンド対策となり得るでしょう。

※noteでも同内容を掲載しています。
https://note.com/a_fukushima/n/n9975d7d10864#B1DYN
 
  • MATCHAとは
 


訪日観光プラットフォーム「MATCHA」は、訪日旅行者へ日本の情報を発信するWebメディアです。
日本全国の観光情報のほか、日本文化や旅行前に知っておきたい便利情報などを発信することで、日本観光を総合的にサポートしています。2020年2月現在、10言語にて展開をしており、月間PV600万以上のアクセスを誇ります。多国籍な社内編集チーム・ライター、外部ライターによる豊富な知見や、綿密な取材に基づき良質な記事を多く提供しております。今後も更に伸び続ける訪日観光客の日本での体験価値を最大化し続けて参ります。

 

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URL
https://matcha-jp.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区東日本橋2丁目24-9 LIT HIGASHI-NIHOMBASHI 2F
電話番号
03-6822-2023
代表者名
青木優
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2013年12月
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