アルプ株式会社、株式会社ネットプロテクションズとの業務提携を開始

「Scalebase」と「NP掛け払い」の販売協力により、BtoB継続課金ビジネスのさらなる発展を支援

アルプ株式会社

2023年12月18日 11時00分

サブスク・従量課金を成功に導く販売・請求管理SaaS「Scalebase」を提供するアルプ株式会社（所在地：東京都港区、代表取締役：伊藤浩樹）は、企業間取引向けの後払い決済サービス「NP掛け払い」を提供する株式会社ネットプロテクションズ（所在地：東京都千代田区、代表取締役社長：柴田紳）との業務提携を開始いたします。

背景・概要

今回の業務提携は、BtoB事業者に対する両社の提供価値が一致していることに基づいています。

特にBtoBの継続課金ビジネスでは、顧客との関係性に応じて、利用料の値引き、契約期間の調整、請求サイクルなど個別の契約条件が多く発生しており、さらに顧客数が毎月積み上がるモデルのため、件数を処理するための業務効率化が求められています。

「Scalebase」は、BtoB継続課金ビジネスを対象にした販売・請求管理システムとして、各顧客との間に発生する契約開始から終了までの契約履歴、毎月の請求における自動データ生成などを通して、販売・請求管理オペレーションの効率化に対応しています。

また「NP掛け払い」は、企業間取引向けの後払い決済サービスとして、与信審査、請求書発行、入金管理、督促といった請求業務の代行と債権保証により、BtoB取引の請求業務と未回収リスクを削減し、事業者がコア業務に集中できる状態の構築に貢献しています。

販売・請求管理の「Scalebase」、企業間決済の代行サービス「NP掛け払い」と組み合わせることで、一連のオペレーションの効率化を実現し、コア業務に集中できる環境を構築します。今回は、販売協力という形で営業面での連携から開始し、今後より協業体制を構築していくことで、BtoB継続課金ビジネスのさらなる発展を支援してまいります。

各サービス概要

・「Scalebase」について（https://scalebase.com/）

「Scalebase」はサブスク・従量課金を成功に導く販売・請求管理システムです。
商品マスタや契約管理における柔軟性を強みに、販売モデル・プライシングの継続的な見直しや、販売状況の可視化を支援し、LTV向上に貢献します。

また、通常の販売管理システムや表計算ソフトでは困難な、顧客ごと適用される契約条件の履歴の管理、従量課金や日割りといった料金計算の自動化を通し、複雑化しやすい販売・請求オペレーションをスムーズにします。直近では、請求・決済領域との接続を重視しており、請求書発行システム「Scalebase ペイメント」（https://scalebase.com/function/payment）を提供するほか、様々な請求書発行・決済サービスとの連携を強化しています。

・「NP掛け払い」について（https://np-kakebarai.com/）

「NP掛け払い」は、企業間取引向けの後払い決済サービスです。当社が企業（売り手）と企業の顧客（買い手）の間に入り、買い手への与信から請求書発行、代金回収までの決済・請求業務全てを請け負い、未回収リスクを保証します。「NP掛け払い」の導入により、売り手は決済・請求業務をまるごとDX化し、かつコア業務に集中できます。また未回収リスクを保証することで経営基盤の安定化を図れます。加えて、従来の信用機関に依存しない独自の与信審査によって個人事業主に対しても与信通過率99%（※1）と柔軟に掛け売りが提供できるため、販路拡大・売上向上が見込めます。買い手は掛け払いを利用することでキャッシュフローの改善を期待できます。2023年現在、NP掛け払いの年間取扱高は1369億円、年間利用社数57万社と「日本で６社に１社が使っている決済（※2）」となりました。今後も「NP掛け払い」はサービス提供を通じて、あらゆるステークホルダーがより自由に挑戦や成長ができる環境づくりに貢献できるよう努めてまいります。

※1）2023年3月31日時点。

※2）日本企業数約367万社（総務省・経済産業省「令和３年経済センサス‐活動調査結果」）÷2023年3月期の年間ユニーク購入企業57万社により算出。