Scene株式会社、製造業に特化したAIアシスタント機能「Scene AI」のベータ版をローンチ
製造業に特化したScene AIで、組織の知見や過去トラを活用可能に
『革新者を力づけ、物理世界の変革 を加速する』をミッションに、ものづくりのAIワークスペース「Scene Workspace」を開発・提供するScene株式会社(代表取締役 ビジャヤン・スワティナト 本社:東京都渋谷区)は、製造業におけるAIアシスタント機能「Scene AI」のベータ版をローンチしました。
Scene AI とは

Scene AI は社内に散在する情報を幅広く検索し、あらゆる質問へ回答できるソリューションです。
例えば、過去のトラブル情報を膨大なファイルから確認するのは非常に困難です。そこで、膨大な資料を理解したScene AIが、わかりやすく情報をまとめて教えてくれます。
Scene AI の価値
過去トラ情報や設計の討議内容など、様々な知見を誰もが瞬時に把握し、活用できるようになります。
主な価値
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流用設計を促進(過去の対応済み設計を適切に再利用)
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流用設計に伴う調達コストの削減
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設計業務のスピードアップと短納期化
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品質の向上
ケース1 : 設計者が類似仕様の部品やユニットを検索
Scene AIはワードやPDF、エクセルで書かれた仕様書や設計書を検索して、内容を把握することができます。新規設計の際に、関連した過去情報を参照することで、設計工数やコストを下げることができます。
ケース2 : トラブル発生時に設計者が迅速に対応
過去に各拠点で発生したトラブル事例や類似案件を探し出し、問題の把握や対処の方法の理解を促進することができます。迅速な対応が求められるトラブル時において、問題解決に至るスピードアップを実現し、顧客満足度低下を防ぎます。また設計者の工数を下げることで本来の業務へすぐに戻ることもできます。
Scene のIssuesと連携することで、設計レビュー業務にも再利用が可能
Scene Workspaceにある業務アプリケーション『Issues』は、デザインレビューや設計レビューを支援するソリューションです。この『Issues』と連携することで設計レビュー業務で蓄積した知見を再度利用することも可能です。(https://www.scene.space/issues)
Issues とは
設計部門以外の部門でも誰もが簡単に任意の時間に3Dモデルを閲覧でき、指摘事項の書き込みができます。書き込まれた指摘事項は一覧化され、進捗管理も可能です。設計レビュー会議の前から関係者で議論を行うことができ、早期に課題発見・解決するフロントローディング化を促進します。討議内容が3Dモデル上に可視化されることで、いつ誰がどんな指摘をし、どんな討議が起きているか文言化することができ、課題への対応漏れも防ぐことができます。
『Issues』導入で、レビュー業務の工数を50%削減、後工程の手戻りを10%防止したセイコーエプソン様の活用事例はこちら
Issues x Scene AIによる効果
蓄積された過去の設計レビューの記録を再利用することで、同じ問題の繰り返しが防止できます。また、設計内容が確定していく経緯やその議論が残るため、設計意図を迅速に確認することも可能です。設計レビューで活用したワードやエクセルで書かれた資料も、AIでの検索対象となるため、レビュー業務を行えば行うほど、Scene AIが支援できる領域や業務を拡大することができます。
展示会のお知らせとお問い合わせ
ご興味のある方は是非sales@scene.spaceまでご連絡下さい。
また今後出展予定の展示会は以下となります。是非、お立ち寄りいただき、デモなどをお見せできれば幸いです。
[関西] スマート工場EXPO
会期: 2025年 5月14日(水)~5月16日(金)
会場: インテックス大阪
第37回 設計・製造ソリューション展 [東京]
会期: 2025年 7月9日(水)~7月11日(金)
会場: 幕張メッセ
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