東京都「令和8年度 現場対話型スタートアップ協働プロジェクト」に採択されました
「建設とテクノロジーの架け橋になる」をミッションに、openBIMを中心とした建設分野のソリューションを開発するONESTRUCTION株式会社(本社:鳥取県鳥取市 代表取締役:西岡大穂)は、東京都が実施する「令和8年度 現場対話型スタートアップ協働プロジェクト」に採択されたことをお知らせします。今後は東京都下水道局と協働し、実証プロジェクトに取り組みます。

現場対話型スタートアップ協働プロジェクトとは
東京都は、スタートアップの技術やスキルを活用し、都政現場の課題を対話を通じて解決することを目指して「現場対話型スタートアップ協働プロジェクト」を実施しています。本事業は、東京都の「2050東京戦略」(戦略10 スタートアップ「スタートアップが生まれ、育つフィールドを構築」)及び「Global Innovation Strategy 2.0 STARTUP&SCALEUP」の取組の一環として位置づけられています。
本事業では、都政現場が掲げた課題テーマに対してスタートアップを公募します。現場職員とスタートアップの対話を通じて課題認識を共有し、解決策の提案を経て選定されたスタートアップが、都政現場で実証プロジェクトを行います。実証終了後には、スタートアップの申請に基づいて政策目的随意契約の認定審査が行われ、認定された場合は都政現場との随意契約が可能となります。令和8年度は全20テーマで協働するスタートアップが採択されました。(東京都 報道発表資料より抜粋)
下水道プラント設備の設計積算を、AIで効率化
当社が採択されたのは、東京都下水道局が掲げたテーマ「AIを活用し、下水道プラント設備図面から必要な機材数量を算出し、設計積算および確認業務を効率化したい!」です。
下水道プラント設備工事の設計積算では、膨大な設備図面から機器や配管などの数量を拾い出し、その内容を確認する作業が発生します。こうした業務は熟練者の経験に支えられる部分が大きく、担当者の負担や品質の確保が課題となっています。
本プロジェクトでは、設計積算と確認業務の負担を軽減するため、設計図面から機器や配管などの数量を抽出し、あわせてその根拠箇所を明示するAIシステムの開発・導入に取り組みます。数量の算出結果だけでなく「図面のどこから導いたか」を示すことで、確認作業の効率化と積算品質の確保の両立を目指します。
当社はこれまで、建設データを軸としたプロダクト開発やシステム開発に取り組んできました。その知見を活かし、熟練者の判断に依存してきた設計積算業務を、誰もが担える仕組みへと変えていくことを目指します。
実施内容
東京都の水再生センターやポンプ所などには、膨大な数の下水道プラント設備が設置されています。下水道局では、これらの設備を安定的に運用するため、再構築や改良・補修工事の設計積算を行い発注しています。
下水道プラント設備は一般的な建築設備と異なり、多種多様な機材を用いるのが特徴です。そのため設計積算では、機材の種類ごとに数量を算出・確認する作業に多くの時間と労力を要しており、設計品質の確保と確認業務の効率化の両面で課題となっています。
本プロジェクトでは、過去の工事図面などを基にした発注図書のサンプルデータを活用しながら、図面から機器・配管・ケーブルなどの機材数量を自動で算出する仕組みを構築します。算出した数量とあわせて図面上の根拠箇所を示すことで、設計者とチェック者の双方の負担を減らし、正確で効率的な設計積算業務の実現を目指します。
当社はこれまで、建設データを軸としたプロダクト開発やシステム開発に取り組んできました。その知見を活かし、熟練者の判断に依存してきた設計積算業務を、誰もが担える仕組みへと変えていくことを目指します。
今後は東京都下水道局と協働しながら、本実証プロジェクトを進めてまいります。
関連リンク
東京都 報道発表「現場対話型スタートアップ協働プロジェクト 令和8年度採択決定!スタートアップと職員とが現場にて協働し、実装を開始」:https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2026/10/2026100510
東京都現場対話型スタートアップ協働プロジェクト 特設サイト:https://dialogue-startup.metro.tokyo.lg.jp/
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