【医療現場で動物介在療法を行うDI犬&ハンドラー認定】全国2例目、コロナ禍で一層必要となる心のサポートを(日本介助犬協会)
●楓の丘こどもと女性のクリニック(愛知県大府市、診療科目:児童精神科、心療内科、精神科)にて、医療現場での動物介在療法・動物介在活動を行うハンドラーとDI(Dog Intervention)犬の認定が行われた。
●ハンドラーとDI犬のペアで認定を受けたケースとしては、聖マリアンナ医科大学で活躍する「勤務犬」に続いて全国で2例目。コロナ禍で一層必要となるこどもや女性の心のサポートを行っていく。
●ハンドラーとDI犬のペアで認定を受けたケースとしては、聖マリアンナ医科大学で活躍する「勤務犬」に続いて全国で2例目。コロナ禍で一層必要となるこどもや女性の心のサポートを行っていく。
手や足に障がいがある方の日常生活動作をサポートする介助犬を育成する(社福)日本介助犬協会。(以下、協会)新たに力を入れているのが、Dog Intervention (DI)活動である。医療現場にて、PR犬を連れて訪問(動物介在活動)する他、特定の患者さんに対して医師からの指示の元行われるのが「動物介在療法」だ。協会が医療従事者に対してハンドラー研修・認定を行い、この動物介在療法に取り組むのはこれまで聖マリアンナ医科大学(神奈川県)で活躍する「勤務犬」のみであったが、この度「楓の丘こどもと女性のクリニック(愛知県大府市)」向野看護師、そしてラブラドールレトリバーのハチが、DI犬ハンドラーとその活動を行う犬としてペアで認定を受けた。
協会はクリニックから、患者さんに寄り添う犬について相談を受けており、適性ある候補犬の検討を行っていた。その当時おっとりマイペースな性格を活かし介助犬として活躍していたハチが、早期引退となった。人に対してとても友好的で、触れ合いを得意としていたこともあり、DI活動の可能性を探ることになった。同クリニック開院前から児童精神科を専門分野として活躍してこられた向野看護師は、ハチのハンドラーとなるために、2019年12月に協会の介助犬総合訓練センター(愛知県長久手市)で研修を受け、その後クリニックで実地研修を行ってきた。
コロナ禍で一旦ハンドラー研修及び活動を見合わせていた時期を経て、6月以降クリニックでの活動を少しずつ再開、この度10/2(金)~3(土)に協会が行ったハンドラー試験を経て正式に認定となった。
こどもと女性の心をケアする同クリニックで、ストレスや心の傷(トラウマ)を和らげるために、ハチは診察や心理治療への同席を行う他、触れ合いを通じて患者さんとご家族の心のサポートを行う。これまでの活動から「ハチのおかげで、通院中も一旦落ち着いて考えることができるようになった」「癒しの時間はとても大切。ハチのようなファシリティドッグがもっと増えてほしい」「子どもが喜んで通院できるようになった」と早くも向野看護師とハチの活動についてはポジティブな声が数多く寄せられている。そして「患者さんの辛いお話を聞くスタッフの負担をハチが軽減してくれる」というように、ハチに関わる関係者誰もが笑顔になっていることが分かる。
楓の丘こどもと女性のクリニックの病院長 児童精神科医 新井康祥医師は「付添犬*」を日本に導入させるために尽力されてきた一人であり、ハチの付添犬としての活躍も今後期待できる。
*付添犬=被害を受けた子どもが、安心して自分の受けた出来事について、司法関係者や医療従事者などに伝えられるよう手助けをする犬
【問い合わせ先】
社会福祉法人日本介助犬協会
0561-64-1277 info@s-dog.jp
協会はクリニックから、患者さんに寄り添う犬について相談を受けており、適性ある候補犬の検討を行っていた。その当時おっとりマイペースな性格を活かし介助犬として活躍していたハチが、早期引退となった。人に対してとても友好的で、触れ合いを得意としていたこともあり、DI活動の可能性を探ることになった。同クリニック開院前から児童精神科を専門分野として活躍してこられた向野看護師は、ハチのハンドラーとなるために、2019年12月に協会の介助犬総合訓練センター(愛知県長久手市)で研修を受け、その後クリニックで実地研修を行ってきた。
コロナ禍で一旦ハンドラー研修及び活動を見合わせていた時期を経て、6月以降クリニックでの活動を少しずつ再開、この度10/2(金)~3(土)に協会が行ったハンドラー試験を経て正式に認定となった。
こどもと女性の心をケアする同クリニックで、ストレスや心の傷(トラウマ)を和らげるために、ハチは診察や心理治療への同席を行う他、触れ合いを通じて患者さんとご家族の心のサポートを行う。これまでの活動から「ハチのおかげで、通院中も一旦落ち着いて考えることができるようになった」「癒しの時間はとても大切。ハチのようなファシリティドッグがもっと増えてほしい」「子どもが喜んで通院できるようになった」と早くも向野看護師とハチの活動についてはポジティブな声が数多く寄せられている。そして「患者さんの辛いお話を聞くスタッフの負担をハチが軽減してくれる」というように、ハチに関わる関係者誰もが笑顔になっていることが分かる。
10/2(金)~3(土)に行われたハンドラー試験では「come(おいで)」などの基本動作の他、「visit(患者さんの膝にアゴを乗せる)」といった普 段クリニックで患者さんと行う触れ合いや遊びに必要な項目の確認を行った。審査を行った水上センター長(協会)は「以前からクリニックから患者さんへの犬の介入について相談がある中で、ハチの介助犬早期引退があり、良き縁で今回のハンドラー認定に至った。コロナ禍では心のサポートを必要とする女性や子どもがさらに増える、また悩みが深刻化していく可能性がある。ハチがもたらす癒しと笑顔の力には言葉では言い表せない力があり、今後も協会としてこうした活動を広げていきたい」と話す。
楓の丘こどもと女性のクリニックの病院長 児童精神科医 新井康祥医師は「付添犬*」を日本に導入させるために尽力されてきた一人であり、ハチの付添犬としての活躍も今後期待できる。
*付添犬=被害を受けた子どもが、安心して自分の受けた出来事について、司法関係者や医療従事者などに伝えられるよう手助けをする犬
【問い合わせ先】
社会福祉法人日本介助犬協会
0561-64-1277 info@s-dog.jp
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