約5割が管理職研修の効果測定に「改善の余地がある」と回答。運営課題で最も多いのは「効果測定の難しさ」。

〜ZaPASS JAPANが管理職研修に関するアンケートを実施〜

ZaPASS JAPAN 株式会社

ZaPASS JAPAN 株式会社(本社:東京都千代田区、 代表取締役社長:足立愛樹)は、「管理職研修に関するアンケート」を実施し、ビジネスパーソン150名から回答を得ました。



【調査結果 概要】

  • 約7割が管理職研修を実施

  • 研修の効果測定について、約5割が「実施しているが、改善の余地がある」と回答

  • 管理職研修の効果が出ていると回答した人ほど、効果測定を十分に実施

  • 効果測定を実施しない理由は「測定方法がわからない」「手間がかかる」など

  • 特に研修記録を活用したいのは、研修効果のデータ分析やROIの試算

  • 運営上の最大の課題は、「効果測定の難しさ」


【調査結果 詳細】
■約7割が管理職研修を実施
管理職研修の実施について尋ねたところ、「研修を実施している」が70.7%、「実施していない」が29.3%と、約7割が管理職研修を実施していることがわかりました(n=150)。

■約5割が管理職研修の効果測定に改善の余地があると回答
管理職研修の効果測定実施について尋ねたところ、「十分に実施できている」が40.6%、「実施しているが改善の余地がある」が50.9%、「実施していない」が8.5%でした。管理職研修の効果測定を実施していると回答した人がほとんどなものの、約5割は改善の余地があると考えていることがわかりました(n=106)。


■管理職研修の効果が出ているほど、効果測定を十分に実施
管理職研修の効果について尋ねたところ、「とても(研修の)効果が出ている」と回答した人のうち9割以上が効果測定を「十分に実施できている」と回答したのに対し、研修について「やや効果が出ている」「あまり効果が見られない」「全く効果は見られない」と回答した人たちは、効果測定について「実施しているが改善の余地がある」と回答する割合が最も大きくなりました。さらに、「あまり効果が見られない」と回答した人たちのうち37.5%は「(効果測定を)実施していない」と回答しました(n=106)。


《効果測定を実施しない理由/自由記述/一部抜粋》
・ノウハウがない
・測定方法がわからない
・定量的な効果確認ができない
・手間がかかる
・マンパワー不足

■定性・定量それぞれの効果測定を強化したいと回答する人が5割以上
効果測定でもっと強化したいことについて尋ねたところ、「定性的な効果測定」は65.9%、「定量的な効果測定」は56.7%となり、定性・定量それぞれの効果測定をもっと強化したい人が多いことがわかりました。(n=97)


■約半数が研修記録の活用に改善の余地あり
研修記録の活用方法について、それぞれの現状を尋ねたところ、「研修効果のデータ分析」「ROIの試算」「研修や組織施策への活用」について「十分に実施できている」と回答した人はいずれも20%台にとどまりました。また、いずれかに「実施しているが改善の余地がある」と回答した人が7割以上にのぼり、課題を感じている企業が多いことが明らかになりました(n=103)。


《研修の記録を活用できていない理由/自由記述/一部抜粋》
・時間が取れない
・データが活用しにくい煩雑な状態になっている
・記録がどこにあるかわからない、一元化できていない
・定量的な効果が見えない
・見返す機会がなく、データの保存のみをしている

■研修後、行動変化まで至らない受講者が約4割
研修後の受講者の変化について尋ねたところ、「意識・行動ともに変化した」が56.6%で、残りの43.4%は、行動変化までは至っていないことが明らかになりました(n=106)。


■研修運営上の課題は「効果測定の難しさ」が最多
研修運営上の課題について尋ねたところ、「効果測定の難しさ」が50.0%で最も多く、「受講者のモチベーション維持」が44.3%、「研修効果の出にくさ」が41.5%と続きました。(n=106)。


《運営上の課題の詳細/自由記述/一部抜粋》
・効果測定のやり方がわからない、難しい
・効果の確認ができないこと
・評価基準が曖昧
・PDCAを回す仕組みがない
・受講者が受身な姿勢

《リモートワークでの管理職研修の課題/自由記述/一部抜粋》
・効果測定がさらに難しい
・研修対象者の感想がわかりづらい
・受講者と講師、受講者同士のコミュニケーション不足
・参加者が研修に身が入っていない

■約7割が外部の研修会社を利用して管理職研修を実施
管理職研修の実施方法について尋ねたところ、「外部の研修会社を利用」が71.7%と最も多く、「社内研修の実施(研修の内製化)」が63.2%という結果になりました。(n=106)


■管理職研修の具体的な内容
管理職研修の具体的な内容で最も多かったのは「マネジメント」の63.2%、続いて「リーダーシップ」が49.1%、「ハラスメント」が36.8%、「コーチング」が35.9%でした(n=106)。


■本調査結果を受けて
今回は、社員向け研修の検討・実施に携わる人事・総務・経営関連職のビジネスパーソンを対象に、管理職研修についての調査を実施しました。

調査対象者の7割以上が管理職研修を実施している一方で、十分に効果測定を実施できているのは4割のみと、効果測定に課題のある企業が多いことがわかりました。実際に、研修運営上の最大の課題としても「効果測定の難しさ」が挙げられ、効果測定ノウハウの不足や、手間がかかることに関するコメントも寄せられました。

一方、クロス集計結果からは研修の効果が出ている企業ほど効果測定を十分に実施していることが明らかになり、改めて効果測定の重要性が分かる結果となりました。

管理職向けの法人コーチングサービス「ZaPASS for Enterprise」(https://zapass.co/business-coaching )では、管理職を対象としたプロコーチによる1on1コーチングの実施から、効果測定までを一気通貫で伴走支援。マネージャーの自発的な成長をサポートいたします。
※事例記事はこちらから:https://zapass.co/blog/tag/case-business

今後もZaPASSは、コーチングを通じた管理職の皆様のサポート、そしてコーチングの効果測定までをワンストップで支援してまいります。

【調査概要】
調査対象:社員向け研修の検討・実施に携わる人事・総務・経営関連職のビジネスパーソン
調査機関:自社調査
調査方法:Web
実施時期:2024年3月26日〜3月29日
有効回答数:150件

■調査結果の引用時のお願い
※本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、出典元の表記をお願いします。
例:「『ZaPASS JAPAN』の調査によると」「『ZaPASS JAPAN』調べ」など

【ZaPASS JAPANについて】
ZaPASS JAPAN 株式会社は、「自分らしく笑える大人と、未来が楽しみな子どものために。」というビジョンを掲げ、現在は、コーチマッチングプラットフォーム、プロコーチ養成講座、法人向けコーチングサービスを展開しています。すべてを諦めない大人をサポートする事業を通し、次世代社会の可能性の最大化を目指しています。

【会社概要】
会社名  :ZaPASS JAPAN 株式会社
代表取締役:足立 愛樹
設立   :2019年2月
事業内容 :コーチマッチングプラットフォーム事業、コーチ養成講座事業、法人向けコーチングサービス
本店   :東京都千代田区平河町2-5-3 midori.so Nagatacho
URL   :https://zapass.co/

【本件に関する問い合わせ先】
ZaPASS JAPAN 株式会社 広報担当
Mail:info.zapass@zapass.co

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

ZaPASS JAPAN株式会社

9フォロワー

RSS
URL
https://zapass.co/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRiD
電話番号
080-8416-8456
代表者名
足立愛樹
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2019年02月