学生137名調査。新卒採用減少を知る学生の困惑と、実際の行動に見られるギャップとは?

大手企業を中心に新卒採用数を見直す動きが続き、本調査に回答した137名中94%の学生は「採用が減る」というニュースを認識していた。

株式会社Strobolights

株式会社Strobolights(東京都町田市 代表取締役 羽田啓一郎)は2026年4月、現役大学生137名(大学2,3年生のみ)に対し昨今の新卒採用減少報道内容の認識を調査。「知らなかった」8名を除外した有効回答129名を対象に、この報道が学生の意識・行動・価値観にどう影響しているかを調査しました。見えてきたのは、学生の焦りと戸惑いです。

大学2,3年生137名のうち、94%の学生が一連の報道を認識していた

■ 集計結果①:危機感は高く、早く動かなければと考える学生が多い

報道を知った学生のうち、就活への影響度スコア平均は5段階中4.30。「非常に影響する(5)」と答えた学生が54.7%と過半数を超えました。88.3%が「準備行動を早める必要がある」と回答しており、「早く行動しなくては」という焦りが見えてきます。

すでに報道を自分ごと化して捉えている学生が多いようだ

■ 集計結果②:焦る準備の内容がズレている?

しかし今後力を入れようとしていることを見ると、「業界研究を進める」(61.3%)、「志望業界・職種を広げる」(49.6%)、「ビジネススキルを磨く」(41.6%)、「資格を取得する」(33.6%)、「自己分析を強化する」(32.1%)が上位に並んでいます。いずれも、いわゆる一般的な就職活動準備でしかなく、その時期を早めるだけになってしまっているのです。

企業が新卒採用を減らす構造的な要因は「AIによる求める人物像の変化」であり、本来学生が力を入れないといけないのはヒューマンスキル。与えられた課題を即座に把握し、初対面の他者とチームを組んで議論し、時間内にアウトプットをまとめ、人の前で発表する——。こうした、人材としての本質的な成長に意識が向いている学生は少ないようです。学生は危機感を持ち、動こうとしています。しかし、その準備の中身は、企業に求められるものとズレているようです。

企業の変化の本質が理解できていない学生が多そうだ

■ 問題の核心:知識ではなく「体験」が不足している

この状況で大学が提供できる最も価値ある支援は、情報でも正解でもありません。自分の頭で考え、他者と動き、実際に評価を受けるという体験そのものです。ただそれは大学の教室では普通の授業として届けにくく、意欲があり、主体的に活動する学生だけが自発的に得ています。

こうした格差を埋めるためには、大学の学内で実施し、学生の意識やヒューマンスキルを成長させる取り組みの必要性が増しているのです。

■ 効果の実証:1日のワークショップがキャリアレジリエンスを変えた

このような課題認識のもと、株式会社Strobolightsは2026年3月、都内私立大学の1・2年生30名を対象に、学内ワークショップの参加前後でキャリアレジリエンスの自己認知スコアを測定しました(5段階評価)。*レジリエンス:不確実な時代において、状況に合わせて自らをアップデートし、キャリアを維持・発展させる能力

ビジネス体験型ワークショップでレジリエンスの自己評価が向上。次のアクションに繋げる下地を作る

結果、参加者の83%がスコアを向上させ、全体平均は3.79から3.98へ上昇。特に変化が大きかったのは以下の項目です。

  • 「将来やりたいことが見つけられる」 +0.77pt(全項目最大)

  • 「チャンスだと思ってやってみる」 +0.57pt

  • 「うまくいかなくてもまたやってみる」 +0.47pt

  • 「将来の目標に向かって努力できる」 +0.43pt

「将来展望」と「挑戦・行動力」のカテゴリに集中した変化は示唆的です。ビジネスワークショップが学生に与えたのは知識でも就活テクニックでもなく、「自分はやれるかもしれない」という自己認識の更新。

当日のプログラムは、事前知識もチーム編成も不要で、同じ学内とはいえ初対面同士の学生でチームを結成し、あるビジネス課題に取り組んでもらいました。審査員は学生時代にビジコンを経験した現役プロボノ社会人が協力。勝敗という結果が明確につくことで、悔しさも達成感も発生する。それがキャリアレジリエンスの向上につながったのです。

■ 学内で実施できるビジネスワークショップを無償提供

調査結果が示す学生の状況をまとめると、次の構造が見えてきます。

採用環境の変化は学生に認知され、危機感も動く意欲もあります。しかし必要な体験——他者と競い、アウトプットし、評価を受けること——への接続が、大学生活の中で起きていません。

この接続を担えるのは大学ですが、現実的な障壁として、外部講師の調達、コンテンツ設計、運営工数、予算といった課題が立ちはだかります。意義はわかっていても動けない、という大学関係者様は少なくないでしょう。

株式会社Strobolightsが運営する全国学生ビジネスコンテスト「CAREER ROOKIES GP」(後援:日本取引所グループ・東京証券取引所・大阪取引所)は、この障壁を取り除くために、大学キャンパス内での1日完結型ビジネスワークショップを無償で提供開始いたします。大学側に必要なのは教室の提供と学内での告知協力のみ。学内告知用LP・チラシ・紹介動画・コンテンツ一式の提供と講師派遣を含む運営全体を費用負担なく実施することができます。

東証Arrowsで開催するCAREER ROOKIES GP(写真は昨年度の様子です)

低学年向けキャリア支援、夏季インターンシップ落選者へのフォロー、就活直前学年のウォームアップ——活用の形は大学のニーズに合わせて柔軟に対応。優勝チームには大学代表として全国大会の準決勝シード権が付与され、決勝の舞台は東京証券取引所のArrows。2025年度までに、弊社でプログラムを担当していた昭和女子大学・武蔵野大学・東洋大学・大東文化大学・立命館大学などでの実施実績がありますが、今後、この取り組みを広く無償で実施していく運びとなりました。

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昨年度ご実施いただいた、昭和女子大学 キャリア支援センター様コメント

「就活への漠然とした期待」から参加した学生も少なくありませんでしたが、CAREER ROOKIES への参加を通して驚くほどの変貌を遂げる姿を目の当たりにしました。プログラムの過程で直面した悔しさや、それを乗り越えた達成感は、学生たちに単なる知識以上の成功体験をもたらし、就職活動やその後の学生生活における「主体的な行動」として表れていました。一皮むけた学生達の逞しさは、教室の講義だけでは決して引き出せないものでした。

<本プレスリリースに関するお問い合わせ先>

株式会社Strobolights 広報担当:info@strobolights.net

なお本取り組みは、学生発案のアイデアを企業プロモーションとして実装した事例として、今後も継続的に検証・発信を予定しています。

【調査概要】 調査名:新卒採用減少に関する学生意識調査
調査期間:2026年4月
有効回答:129名(Q1「知らなかった」8名を除外)
対象:28卒50名・29卒79名、女性65名・男性59名・その他5名
所属大学:早稲田大学・慶應義塾大学・MARCH・東京大学等を含む79大学
実施主体:株式会社Strobolights


【会社概要】 社名:株式会社Strobolights(法人番号:5012301012123)
 代表:羽田啓一郎(立命館大学産業社会学部客員教授・武蔵野大学非常勤講師)
事業内容:企業の新卒採用支援及び教育機関向けキャリア支援講座の受託運営
CAREER ROOKIES GP(全国学生ビジネスコンテスト)の企画・運営

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会社概要

株式会社Strobolights

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URL
https://strobolights.net/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都町田市鶴間4-15-28
電話番号
-
代表者名
羽田啓一郎
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2020年05月