RRCSの経済産業省「GXリーグ」参画について
一社)生コン・残コンソリューション技術研究会(以下、RRCS)が「GX(グリーントランスフォーメーション)リーグ」の参画企業となりました。
(一社) 生コン・残コンソリューション技術研究会(以下、RRCS)は、脱炭素を目指す「GX(グリーントランスフォーメーション)リーグ」に参画しました。これを機に研究会内に新たな分科会を設立し、国立環境研究所の藤井実氏をリーダーに、コンクリートによるCO2吸収・固定量をクレジット化し、社会に導入するシステムを構築する予定です。
新たな分科会での活動
RRCSは今後、建設業界全体に広まるように、CO2削減量の売買が可能なカーボンクレジット制度を構築し、コンクリートによるCO2固定量を出荷時や竣工時に測定・認定し、段階的にモニタリングする仕組みを作ります。さらに、「WHITE CARBON」という提案を通じて国際的な認知度を高め、国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)インベントリへの登録も目指します。また、セメント・コンクリート業界だけでなく、CO2回収・利用・貯留(CCUS)を担う団体やCO2供給団体、金融機関と協力して、クレジット制度を受けるべき企業やタイミングの体系を構築することも目指します。
代表理事・野口貴文教授のコメント
代表理事である東京大学・野口貴文教授は、「CCUSを活用した製品の発展にはカーボンクレジットが重要であり、CO2吸収固定に関するビジネスモデル特許を申請している。金融機関・セメントメーカー・生コン工場・施工者・施主と協力しながらビジネスモデルを実現していく。」と、意欲を示しました。
GXリーグについて
GXリーグはカーボンニュートラルを目指す企業が同じ目標を持つ企業や官公庁、学術機関と協力しながら、市場やルールに関する議論を行う場です。5月から本格的に開始され、自主的な排出量取引を行うためのカーボンクレジット市場として機能しています。カーボンプライシングの導入により、GX関連の製品や事業と化石燃料由来の製品・事業との価格差が縮小することが予想され、GX関連の製品の需要が増えることが期待されています。
RRCS加盟企業を募集
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