電動アシスト自転車の管理DX化に向け NORUDE×TTSが協業 GPS端末の稼働を実証、実験により管理効果を確認
現場課題の可視化と効率化に挑む、電動アシスト自転車管理の新たな一歩

サイクループ株式会社(本社:東京都板橋区、代表取締役:綿谷 泰宏)はTTS株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:小海 悟士)と協業し、サイクループ株式会社が展開する電動アシスト自転車のサブスクリプションサービス「NORUDE(ノルーデ)」における、GPS端末を活用した実証実験を実施しました。
■実証実験の概要
本実証実験は、TTS株式会社のGPS端末「TTA-01A」を電動アシスト自転車に取り付け、車両管理の効率化と安全性の向上を図ることを目的としたものです。
実証にあたり、TTS株式会社が専用開発した取り付け用ハーネスにより、長期運用における安定稼働と走行データのリアルタイム取得を実現。
盗難対策や保守管理のDX化にも寄与する成果が得られました。
※本実証は、運用に向けた技術検証を目的として実施しており、現在レンタル中のNORUDE車両にはGPS端末を設置しておりません。(2025年8月現在)
■実証の背景
都市部を中心に電動アシスト自転車のサブスクリプションサービスの需要が急増する中、多くの台数を管理する事業者では、稼働状況の把握や盗難対策、点検作業の負担など、さまざまな課題が顕在化しています。

こうした課題を踏まえ、リアルタイムの位置情報取得と安定した運用を両立できるGPS端末の実装可能性について検証を行うため、本実証実験を実施しました。
■実証のポイント
TTS株式会社製のGPS端末「TTA-01A」を電動アシスト自転車に設置し、以下の観点から性能および実用性の検証を行いました。
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取り付け用ハーネスを用いた短時間での取り付けと安定的な動作
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管理ソフトによるリアルタイム走行ルートの可視化
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雨天走行も考慮した耐候性・耐振動性
■走行データの可視化で運用効率が大幅に向上
実証実験の結果、GPS端末は走行中・駐停車中を問わず正常に動作し、リアルタイムで位置情報を取得できることが確認されました。
この結果、電動アシスト自転車へのGPS端末の設置は、技術面・運用面の両面において十分に実用可能であることが実証されました。
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安定した給電による端末の稼働
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正確な走行ルート・稼働状況のクラウド上での可視化
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取得データを活用した盗難対策や保守整備の最適化
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取り付け工数の削減と安全性の確保
本実証実験を経て、今後は盗難対策の強化や利用状況に基づいた車両管理や新たな付加価値サービスの展開を検討してまいります。
■NORUDE(ノルーデ)とは?

「電動アシスト自転車の人気モデルを買わずに"借りて"乗る」
お手頃な価格で用途にあわせて車体が選べる電動アシスト自転車のサブスクリプションサービスです。
ライフスタイルに合わせ、PanasonicやYAMAHAの人気モデルを必要な期間利用できます。
◆こんな方におすすめ
✔ 通勤、通学、子どもの送迎等での利用を検討している方
✔ 電動アシスト自転車をお試しで利用したい方
✔ 初期投資を抑えたい方
◆NORUDEが選ばれる理由
✔ 月額1,990円~無理なく利用できる
✔ 用途にあわせて豊富なラインナップから自転車を選ぶことができる
✔ 自社整備スタッフによる点検・整備が無料
■会社概要
TTS株式会社
公式サイト:https://tts-tech.co.jp/
所在地:東京都台東区秋葉原1-1 10階
事業内容:GPS機器の開発・販売、位置情報ソリューションの提供
お問い合わせ:info@tts-tech.co.jp / TEL: 03-3518-5910
サイクループ株式会社
サービスサイト:https://cycloop.jp/
コーポレートサイト:https://cycloop.co.jp/
所在地:東京都板橋区大谷口北町36-1
事業内容:電動アシスト自転車のサブスクリプションサービス「NORUDE」の運営
お問い合わせ:contact@cycloop.jp / TEL: 03-5946-8521
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