空気からつくった日本酒「Air」発売― 東京23区唯一の酒蔵・東京港醸造が挑む、サステナブルな酒づくり ―
「東京港醸造」は、世界初となる“空気から生まれた水”で仕込んだ純米吟醸酒「Sustainable Sake Project Air(以下、Air)」を「SAKEクラファン」にて限定120本で発売開始。
■ 世界初、“空気から生まれた水”で仕込む日本酒

東京港醸造は、この度「Sustainable Sake Project」の第二弾として、空気製水器で製水された水で仕込んだ純米吟醸酒「Sustainable Sake Project Air」を新発売しました。
兵庫県産山田錦を使用し、株式会社アクアムが開発・製造・販売を行う空気製水器(Air Drip Water AQ-20XR))により製水した水で仕込んだお酒は、旨味が口の中で広がる芳醇でふくよかな味わいに。
空気製水器は、空気中の水分を効率よく吸着し、高性能浄水フィルターで浄水した後にバイオミネラルフィルターでミネラルを添加するので安全で美味しい飲料水が製水されます。
水道法51項目の基準をクリアした水質でつくった日本酒「Sustainable Sake Project Air」は水資源に配慮した環境にやさしいお酒です。
販売ページ: https://sake-kurafan.com/products/tokyominatojozo_air
■ 「Sustainable Sake Project」第二弾として展開

「Air」は、東京港醸造が展開するサステナブル酒造りシリーズ「Sustainable Sake Project」の第二弾にあたります。
第一弾では、洗米工程をなくして水使用量を従来の14分の1に削減する「無洗米醸造法」に挑戦。今回はさらに“水そのもの”の在り方を見直し、空気由来の水で酒を仕込むという世界的にも前例のない試みを実現しました。
「水資源に配慮した環境にやさしい酒づくりを通じて、未来につながる新しい価値を発信したい」と、杜氏・寺澤善実氏は語ります。
■ 寺澤杜氏が提唱する“小さく造る”という新しい酒蔵のかたち

東京港醸造の杜氏・寺澤善実氏は、都心52㎡の小規模スペースで金賞を受賞する酒を生み出すなど、“マイクロブリュワリー”の先駆者として知られます。
「小さく造るからこそ、品質を守り、自由な発想を持ち込める」という信念のもと、年間約150石の少量生産を貫き、量より質・持続性を重視した酒造りを続けています。
■ 商品概要

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種類:純米吟醸
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原料米:兵庫県産 山田錦100%
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精米歩合:60%
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アルコール度数:15%
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内容量:290ml
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販売価格:単品 ¥1,600(税別)/飲み比べセット ¥2,830(税別)
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保存方法:要冷蔵
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販売期間:2025年11月30日(日)まで(数量限定120本)
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発送ハンズオンSAKE(福岡)よりクール便発送
限定特典

先着100名には、東京港醸造「江戸開城」オリジナル缶バッジ(非売品)をプレゼント。
販売ページ: https://sake-kurafan.com/products/tokyominatojozo_air
■ 東京港醸造について

創業1812年(文化9年)。 直近で起きた信州信濃の「紙問屋騒動」をきっかけに、創業者は江戸の地に流れ、芝の地で酒屋を開業。
桜田門外の変以降、若松屋は二代目の代となり、近所に屋敷を構えていた薩摩藩の出入り商人として認められ、芋焼酎や濁り酒を製造し藩屋敷に収めていました。
当時の若松屋には奥座敷があり、多くの要人たちの密談の場となり、西郷隆盛、勝海舟、山岡鉄舟、高橋泥舟と言った歴史に名を残す偉人が頻繁に訪れていたと言われています。
そして、この若松屋の奥座敷が開国と江戸城無血開城という文明開化を目指した藩士たちの密談場でもありました。
この幕末の動乱を生き抜いた藩士たちへ敬意を込め「江戸開城」の銘柄が誕生したのです。
やがて明治時代になり、後継者問題、日露戦争勃発、酒税法の変化に伴い、若松屋は約100年間続いた酒造業を1909年(明治42年)に廃業する事に。
その後、業態を変え、現代まで芝の地で根付いてきた株式会社若松ですが、七代目「齊藤俊一」社長が次の世代に繋げていくためもう一度つくり酒屋を復活させたいと立ち上がり、2011年「東京港醸造」を設立しました。
■ 本件に関するお問い合わせ先
ハンズオンSAKE(運営:合同会社IW)
担当:SAKEクラファン広報チーム
E-mail:cs@handsonsake.com
公式サイト:https://sake-kurafan.com/products/tokyominatojozo_air
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