2025年に訪れるべき「感動地」、ジャパントラベルアワードが発表

2025年2月12日(水)、表彰式を東京アメリカンクラブで開催

グローバル視点でのブランディング、コンテンツ制作、マーケティングを専門とする株式会社しいたけクリエイティブ(東京都品川区、代表取締役:本郷誠哉)は、「ジャパントラベルアワード 2025」の受賞者を発表しました。

◆「ジャパントラベルアワード」とは

2021年に発足した、観光からより良い社会をつくることを目的としたアワードです。 観光における DEI(Diversity, Equity, Inclusion = 多様性、公平性、包括性)、サステナビリティ、インバウンドへの取組みを審査し、 ただの観光地ではない「感動地」に相応しい地域や企業を表彰しています。


4度目の開催となる今年は、過去最多196件のエントリーから16の地域や企業がファイナリストとして選ばれ、審査員による現地審査を経て、グランプリ・部門賞・特別賞を決定しました。

【グランプリ】

酒蔵ホテル® KURABITO STAY(長野県佐久市)

300年の歴史を持つ地元酒蔵との共同事業で、蔵人と同じように、酒造りのプロセスを体験できる「酒蔵ホテル」。女性が働きやすい持続可能な環境を目指し、週末限定の営業で、現在は16歳から84歳の地域の女性が活躍。また地元企業や飲食店にお金が落ちる仕組みづくりにも積極的で、地域社会に貢献する姿勢も評価された。包括性、サステナビリティ、全ての面で素晴らしく、日本人にも訪日外国人にも、心からお勧めしたいデスティネーション。

<審査員からのコメント>

まず、SNSやWebサイトでの英語情報のレベルが高い。伝統的な慣習を守りながら、米農家やその他の関連産業を支援することから持続可能性に強く焦点を当てている。地元の人々、特に女性に適切な給与水準で働く機会を提供し、また、ほとんどの顧客に最低2泊することを奨励。地域経済への貢献度が素晴らしい。— Joy Jarman-Walsh (InboundAmbassador 創設者)

長い伝統を持つ業界において、ビジネスを改革し、このようなユニークで本格的な形で観光客を迎え入れているのは素晴らしい。持続可能性において重要である「地域社会との関わり」は、運営方針から明らか。私自身も訪れて、ぜひ体験をしてみたいです。— Kana Watando (INOW Kamikatsu 共同創設者)

唯一無二の存在。表面的でない、これほど充実した体験に出会うのは簡単なことではない。— Ally Hongo (JAPAN TRAVEL AWARDS 審査委員長) 

【アクセシブル部門】

wildwater(滋賀県大津市)

「自分なら障害のある子どもにもアウトドア体験を提供できる」と考えた元消防士が始めた、琵琶湖唯一のバリアフリーアウトドア体験。サービス自体はまだ荒削りながらも、体験をアクセシブルにする創意工夫と情熱が高く評価された。

【LGBTQ+部門】

エースホテル京都(京都府京都市)

アジア初のエースホテルで、ホテル運営だけでなくイベントを通じLGBTQ+コミュニティを支援。スタッフのレインボーバッジの着用、バリアフリーの客室を複数用意するなど、多様なゲストを受け入れるホスピタリティを高いレベルで実現していることが評価された。

【サステナブル部門】

AiAii(兵庫県洲本市)

日本人とイギリス人の夫婦が経営する天然藍染め工房。古くなった洋服を持ち込み、自分好みに藍色に染めるなど、アップサイクルの実践も可能。藍農園の運営など、持続可能性に対する取り組みや、子どもや障害のある人も楽しめるような設計が評価された。

【インバウンド部門】

SAMURAI TRIP(東京都大田区)

日本の伝統的な武道・剣道を体験できるインバウンド向けツアー。未経験者を想定しているが、表面的な体験というよりも稽古体験のような感覚が斬新だった。剣道具職人への送客もするなど、武道をより持続可能にする努力も評価された。

【ファミリー部門】

伊賀の里モクモク手づくりファーム(三重県伊賀市)

農業、畜産、宿泊など、家族で楽しめる農業テーマパーク。早朝の乳牛お世話体験から1杯の牛乳ができる過程の学びや、ウインナーづくり体験などの食育体験が評価された。8棟あるキッズコテージにも、持続可能性を学べる工夫がたくさん。

【観光開発部門】

HAKKO HOUSE Nagaoka(新潟県長岡市)

雪国の暮らしの中で育まれてきた保存食と発酵文化を伝えるシェフが運営する、プライベートレストラン兼宿泊施設。地域の企業や農家と連携し、地域特有の食文化を軸にした観光づくりが大きく評価された。

【ソーシャルインパクト部門】

ume,yamazoe(奈良県山添村)

村の集落の頂上にある「ちょっと不便な宿」。美しい山里の日常を、食やサウナと共に堪能できる。障害や病気がある人とその家族を対象にした「HAJIMARI」プロジェクトを発足し、毎年12組の家族を無料招待。全国の宿泊施設にも参画を働きかけ、大きな社会的インパクトが評価された。

【宿泊施設部門】

箱根本箱(神奈川県箱根町)

出版業界の再興のために設立された、図書館と一体化した静かなホテル。地元住民の本屋としての役割も。旧東海道がテーマの料理体験も魅力的で、地域農家や歴史にまつわるストーリーが詰め込まれている。年に4回、普段は宿泊できない子どもに向けたキッズデーを設けている。

【文化部門】

TEMPLESTAY ZENSŌ(群馬県千代田町)

ホスピタリティ業界での“修行経験”を持つ僧侶が始めた宿坊で、町内唯一の宿泊施設。伝統と現代的な快適さのバランスが評価された。僧侶と1対1で会話しながら、仏教について学べる時間はユニークで、好奇心が掻き立てられる宿泊体験。

【ラグジュアリー体験部門】

ツリーフルツリーハウス サステイナブルリゾート(沖縄県名護市)

大自然の中、ツリーハウスでリラックスした時間を過ごせる。モダンな建築と設備、地元の新鮮な食材を使った料理、持続可能な取り組みを通して、自然とのつながりを称えている。遊び心にあふれた、大人たちが非日常を楽しむ最高なデスティネーション。

◆ 2月12日(水)、「東京アメリカンクラブ」で表彰式を開催

本年度のアワード受賞者はもちろん、素晴らしい取り組みを行う地域や企業をむかえ、パネルディスカッションやネットワーキングの時間を設ける予定です。また、審査員、メディア、旅行会社、OTA、航空会社、そして観光有識者と繋がることができる貴重な機会となっております。

「もっといい観光を作りたい」と考える人たちが集まり、刺激を与え合えるような時間にできればと思いますので、ぜひご参加ください。

【開催概要】

日時:2025年2月12日 (水) 16:00 - 20:00 (開場: 15:45)

場所:東京アメリカンクラブ (東京都港区麻布台2-1-2)

申込:事前申込必須 ▶︎ 参加のお申し込みはこちらから(一般)


*報道関係者、メディアの方は以下リンクからお申し込みください

▶︎ https://forms.gle/gBG25TnUAKcqsZdh9

<スケジュール>

16:00 - 17:15 表彰式

17:30 - 18:15 パネルディスカッション:「観光の未来」

18:30 - 20:00 交流会

◆ 運営会社: 株式会社しいたけクリエイティブ

世界専門の広告制作会社。主に英語の記事執筆やコピーライティング、デザイン、ウェブサイトや動画を含む広告制作などを行っています。国内企業や自治体などの海外向けプロモーション支援を軸に、DEI視点での観光を促進する「ジャパントラベルアワード」の運営をしています。

企業名  :株式会社しいたけクリエイティブ

代表取締役:本郷 誠哉

事業内容 :グローバル向け広告デザインや記事制作、ジャパントラベルアワードの運営

設立   :2021年1月

所在地  :東京都品川区東五反田2-5-2 THE CASK GOTANDA 904

公式サイト:https://shiitakecreative.jp

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ビジネスカテゴリ
旅行・観光ホテル・旅館
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会社概要

URL
https://shiitakecreative.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区東五反田2-5-2 THE CASK GOTANDA 904
電話番号
03-4362-6074
代表者名
本郷誠哉
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2021年01月