金勝山“林道クリーン作戦”に参加
~滋賀の森が抱える不法投棄問題~
日本電気硝子株式会社(本社:滋賀県大津市 社長:岸本暁)は、3月8日(土)に開催された「林道クリーン作戦」にボランティアとして参加しました。本活動は、滋賀県栗東市の金勝(こんぜ)生産森林組合が主催する林道環境美化活動で、琵琶湖の水質を守るために欠かせない森林の保全を目的とし、不法投棄されたごみの回収を行うものです。日本電気硝子は昨年に続き参加し、地域社会の環境保全に貢献しました。

■滋賀県の森林で深刻な不法投棄
滋賀県の象徴ともいえる琵琶湖は、県内外の人々にとって貴重な水源です。その水質を守るためには森林の適切な管理が不可欠ですが、一部の山道では不法投棄が後を絶たず、森林が荒れることで琵琶湖への悪影響が懸念されています。
林道クリーン作戦は、このような問題を解決するため、地域の企業や住民が協力して森林の清掃活動を行う取り組みです。
■日本電気硝子の取り組みと林道クリーン作戦への参加
日本電気硝子は、環境保全と地域貢献をCSR活動の重要な柱の一つとしています。その一環として、2018年からJ-クレジット(※)の購入を開始し、適切な森林管理によるCO₂排出削減を支援してきました。J-クレジットとは、省エネルギー設備の導入や森林保全活動を通じて削減されたCO₂の排出量を国が認証し、クレジットとして取り引きできる制度です。企業がこのクレジットを購入することで、温室効果ガスの排出を相殺しながら環境保全に貢献できる仕組みとなっています。
日本電気硝子は、J-クレジットを通じて地元の森林保全を支えるとともに、その協力関係を深める形で、昨年に続き「林道クリーン作戦」にもボランティアとして参加しました。J-クレジットによる支援と現場での清掃活動の両面から、地域の環境保全に貢献しています。
※J-クレジット詳細HP:https://japancredit.go.jp/
■実施概要
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日程:2025年3月8日(土)8:30~12:00
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場所:金勝山林道(滋賀県栗東市)
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作業内容:林道周辺の不法投棄ごみの回収・運搬・分別
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参加者:全66名(うち当社9名)
■参加社員の感想
「ゴミの量に驚いた。毎年清掃活動をしているのにもかかわらず、1年間でこれだけ溜まるということが衝撃だった。」
「この冬は寒かったので今年は去年よりごみが少ないが、引っ越しシーズンを迎えるとまたごみが増えるだろうという、森林組合さんの言葉を聞いて悲しい気持ちになった。」
「ごみ拾いは、環境保全を自分ごととして捉える経験として良いと思った。周囲にも勧めてみたい。」

日本電気硝子は今後も、J-クレジットの活用や地域の環境保全活動を通じて、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進していきます。滋賀県の豊かな自然を守るため、地域と協力しながら活動を継続してまいります。
[会社概要]
日本電気硝子株式会社は、滋賀県大津市に本社を置く、世界トップクラスの特殊ガラスメーカーです。新たな機能を生み出す特殊ガラスは、板や管、糸、粉末などさまざまな製品に姿を変え、半導体やディスプレイ、自動車、電子機器、医療、エネルギーなど多岐にわたる分野で活躍しています。当社が70年以上の歴史の中で磨き上げてきた技術と実績により開発された特殊ガラスは、暮らしのあたりまえから産業の最先端まで、幅広い分野で高い評価を受けています。
会社名 :日本電気硝子株式会社
本社 :〒520-8639 滋賀県大津市晴嵐二丁目7番1号
代表者 :代表取締役 社長 岸本 暁
創立 :1949年12月
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