日本CTO協会が新卒エンジニアを業界全体・企業横断で育てる試み「新卒エンジニア向けの合同研修」を5月29日から実施
日本CTO協会では2022年より協会内にて若手エンジニアのコミュニティのために「エンジニア育成ワーキンググループ」を発足し、年に数回のLT会などの実施を行ってきました。そしてこの度、「エンジニア育成ワーキンググループ」を主軸として、新卒エンジニアの育成コストを抑えつつ、業界全体・企業横断で育てる試み『新卒エンジニア向けの合同研修』を開始します。
『新卒エンジニア向けの合同研修』実施背景
日本CTO協会は「テクノロジーによる自己変革を、日本社会のあたりまえに」というミッションを掲げ、不確実性の大きい現代社会の中で、企業経営における最先端の技術浸透、世界最高水準の技術者育成を図ることにより、日本経済の発展に資することを目的としています。またエンジニアの採用・育成はどの業界・企業においても、経営における重要な役割を担う時代になりました。
・企業が経営・事業を大きくする、新たなチャレンジをする上でもエンジニアが常に足りない状況にある
・スタートアップや中小企業が新卒エンジニアを採用するには、採用コストだけではなく育成のコストも大きくかかる
という2点の大きな問題からエンジニアの採用が重要であると考えつつも、特に新卒における採用活動自体を見送っている企業自体が多いのも事実です。
今後継続的に課題となり続けるエンジニア不足を解決するためにも、採用だけではなく「育成」にも注力する必要があると考えています。
ゆくゆくは社内メンバーとして自走ができる、次にリーダー、そしてそれ以上の職務を務められるような人を増やしたいという狙いから『新卒エンジニア向けの合同研修』を開始する運びとなりました。
2024年度の研修内容
2024年度の研修内容は、日本CTO協会の法人会員企業より研修内容をご提供をいただき、開催いたします。
第1回:キャリア戦略・フォロワーシップとマネジメント(講師:日本CTO協会 / 株式会社LayerX)
第2回:Git基礎ハンズオン(講師:株式会社Progate)
第3回:BtoB SaaS開発基礎(講師:株式会社アンチパターン)
第4回:インテリアコーディネートで学ぶアジャイル開発(講師:株式会社メンバーズ)
第5回:BigQuery で始めるデータ分析入門 & 生成 AI を活用した分析効率化(講師:グーグル・クラウド・ジャパン合同会社)
第6回:AWS研修(講師:アマゾンウェブサービスジャパン合同会社)
第7回:サーバ解体研修(講師:GMOペパボ株式会社)
第8回:生成AIに関する講義(講師: 日本マイクロソフト株式会社)
第9回:日本CTO協会ISUCON新卒研修*1 + 解説(株式会社PR TIMES)
*1 「ISUCON」は、LINEヤフー株式会社の商標または登録商標です。
※2024年度の実施定員は既に締め切っております。
※2025年度以降の実施については日本CTO協会公式サイト、もしくは日本CTO協会会員Slackにてアナウンスをいたします。
【一般社団法人日本CTO協会について】
「テクノロジーによる自己変革を、日本のあたりまえに」
日本CTO協会は、日本を世界最高水準の技術力国家にすることを目標として、2019年9月に設立されました。主な活動は「DX企業の基準作成」「コミュニティ運営」「調査・レポート」」です。絶えず変化する時代に、自己変革を成し遂げ、継続的な進化を体現し続けるCTO達と、その先へと共に向かう人々の知見や経験を社会に還元し、日本の変革を大きく前進させます。そして、デジタルを核としたテクノロジーを活かし、自己変革による価値創造とその継続的な提供を、日本社会のあたりまえにしていきます。
団体名:一般社団法人日本CTO協会
https://cto-a.org/
代表理事:松岡剛志
設立:2019年9月2日
本社:東京都渋谷区渋谷2-19-15 宮益坂ビルディング609
▼本件に関する お問い合わせ先はこちら
一般社団法人日本CTO協会
pr@cto-a.org
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