サステナビリティ： フルラがISO 14001認証取得

ミラノ - 2022年5月26日 – フルラの新しい複合施設であるフルラ プロジェット イタリアが、ISO 14001(環境マネジメントシステム)認証を取得しました。この認証は、環境マネジメントシステムの要件を定め、企業がその影響を分類、管理、監視、制御することを支援するために策定されました。
 

 

この認証取得は、これまで取得した以下の認証に追加されたものです。

- ISO 45001:2018に基づき認証された労働安全衛生マネジメントシステムが、2019年よりイタリアのフルラの全拠点および店舗で実施されています。

- ISO 14067認証は、サービスのカーボンフットプリントの定量化のための原則、要件、ガイドラインを定義したもので、フルラでは特にeコマース出荷を対象としています。

フルラ財団のジョヴァンナ・フルラネット会長は、「この重要な成果は、フルラがいかに環境への影響を減らすことに尽力しているかを証明するものです。プロジェット イタリアは、キャンティ地区への産業活動の影響を最小限に抑えることを目的とし、ホリスティックなアプローチで展開されています。この出来たばかりの施設で、フルラの経営陣は、製品の革新的で持続可能なソリューションを常に探求しています」と述べています。

Sustainability 2030ロードマップの一環として、フルラは、環境や人々への影響がより少ない方法で生産するためのファッション業界の取り組みに貢献することを目的に、毎年特定のプロジェクトと目標を達成するべく戦略的に取り組んでいます。このロードマップは3つの柱で構成され、環境保護、社会貢献、責任ある調達、エコロジー・イノベーションの分野で重要な成果を上げ、私たちや製品、地域社会にプラスとなる影響を与えることを目指すものです。

フルラが実施する最初の具体的なアクションは、グリーンクレジットを購入しeコマース事業から排出されるCO2を相殺し、カーボンオフセットプロジェクトを支援することです。これは、地元コミュニティの25万ヘクタール以上の森林を伐採から守り生物多様性に富んだ盆地の保護することと、タンザニアで最も人里離れた村の雇用機会の創出と持続可能な開発への貢献を主目的としています。


フルラ プロジェット イタリア
創造、生産、研究、実験、教育の拠点となるフルラ プロジェット イタリアは、キャンティ地方の中心部、Tavernelle Val di Pesa（フィレンツェ）に位置するフルラの新しい複合施設です。そこでは、フルラが2018年に買収した製造プラットフォームであるEffeuno S.r.l.が、すでに稼働しています。

43,000平方メートルの敷地に18,200平方メートルの建築物となるフルラ プロジェット イタリア は、2019年と2017年にAmerican Architecture Prize（Architectural Design / Industrial Buildings部門）とArchitizer A+Awards Prize（Glazing Systems & Product部門）を受賞したUdineにあるGeza スタジオが設計したものです。そこでは、産業建築と自然の間に新たな革新的で調和のとれた関係を構築し、ワークスペースにおける個々の社員の幸福度を高める環境を実現しています。

フルラについて
フルラは、1927年にイタリア北部にある都市ボローニャにて創業し、90年以上続く歴史ある　　ブランドです。伝統を継承しながら進化し、素材へのこだわりやクラフトマンシップを貫き、イタリアならではの　美しい色使いと、コンテンポラリーで洗練されたデザインによる様々なコレクションを提案します。グローバルな多様性を尊重するインクルーシブなブランド精神が、フルラ独自の美学、シンプルでシックなスタイルとクオリティに映し出されています。