ゼロボードと美容室「NORA」、CO2自動算定とカーボンオフセットアプリの提供開始
〜自分が受けた施術メニューから排出されたCO2をお客様自身でオフセット〜
- ゼロボードとNORAが連携する目的
自身の日常生活から排出されるCO2を見える化することは、いかなる活動もCO2排出を伴うことを意識し、環境配慮の重要性をより身近なものとして感じてもらうことにつながります。
NORAとの連携により、主な顧客層である20〜30代のミレニアル世代・Z世代にリーチし、その世代への発信と彼らからの情報拡散を狙うことで、「環境配慮はカッコいい」という脱炭素カルチャーの浸透を目指します。美容室でのサービスから発生するCO2は僅かなものであっても、施術後のSNSでの発信力を勘案すると、その影響力は大きなものがあると考えています。
NORAは企業としてもGHG排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard」を導入し、企業全体の脱炭素化に向けCO2排出量の算定と可視化を推進し、カーボンニュートラル社会実現に貢献します。
- 「zeroboard me x NORA」を活用したカーボンオフセットソリューション概要
場所:美容室NORA渋谷店(https://www.nora-shibuya.com/)
内容:お客様が受けたサービスメニューをアプリ上で選択することで、その提供過程で発生するCO2排出量を可視化し、その排出量の金額換算分をお客様の代理でNORAがカーボンオフセット*1することで、CO2の排出を実質ゼロにする。
手順:
(1)LINEミニアプリ「zeroboard me x NORA」でお客様が受けた施術メニューを選択する。
(2)そのメニューに係るCO2排出量を可視化し、オフセット金額が自動的に算定される。
(3)オフセットボタンをタップすることで、当社が保有するカーボンクレジットからNORA負担によりカーボンオフセットされる。
(4)お客様はカーボンオフセットを証明するNORAオリジナルSNSフレーム(Twitter、Facebook、Instagram)を取得でき、撮影した写真と合成することでSNSに投稿が可能。
■NORAにおける施術メニューのCO2排出量の一例(実績値)
メニュー | メニューあたりのCO2排出量(kgCO2eq) | メニューあたりのオフセット価格(円) |
【ショート】カット | 1.34 | 4 |
【ショート】カラー/ブリーチ | 4.15 | 12 |
【ロング】カット | 1.72 | 5 |
【ロング】カラー/ブリーチ | 5.45 | 16 |
※J-クレジットを2900円/tonCO2eqとして株式会社ゼロボードにて算出
■LINEミニアプリ「zeroboard me x NORA」
・画面イメージ
・SNSフレームの例
※デザインはイメージです。
今後、アプリユーザ自らカーボンオフセットの金額を負担できるようにするため、「zeroboard me x NORA」にLINEPayでの支払い機能を付加する予定です。消費者が自分の活動によって排出したCO2量を把握するだけでなく、実際に支払いしカーボンオフセットをすることで、“気づき”から脱炭素に向けた行動変容まで促すツールとして提供できるよう、開発を進めてまいります。
また、今回の取り組みは、株式会社博報堂と三井物産株式会社が、生活者を中心としたまちづくり構想「生活者ドリブン・スマートシティ」*2実現のため、渋谷エリア向けに開発したデジタルサービスshibuya good pass*3と連携しています。
*1:カーボンオフセット
人間の経済活動などによって「ある場所」で排出されたCO2を、植林・森林保護・クリーンエネルギー事業(排出権購入)による削減活動によって「他の場所」で直接的、間接的に吸収しようとする考え方や活動の総称。本リリースでは排出量に見合ったカーボン・クレジットを購入し、排出したCO2を実質ゼロにすることを指す。
環境省ホームページ:https://www.env.go.jp/earth/ondanka/mechanism/carbon_offset.html
*2:「生活者ドリブン・スマートシティ」
博報堂と三井物産が共同で進める、生活者を中心としたまちづくり構想。
博報堂の発表:https://www.hakuhodo.co.jp/news/newsrelease/84703/
*3:shibuya good pass
人・まち・地球、みんなにとってのgoodをつくっていく、くらしへのパスポート。
渋谷をもっとよくするアイデアを発信したり、goodだと思うサービスを利用し、応援することで、みんなの力で、渋谷のミライをgoodにしていきます。
特設サイト:https://goodpass.app/
博報堂の発表:https://www.hakuhodo.co.jp/news/newsrelease/86220/(2020.11.30)
https://www.hakuhodo.co.jp/news/newsrelease/92072/(2021.07.19)
- 会社概要
所在地:東京都渋谷区神宮前4-3-21 NODERA BLDG. 2F
代表者:代表取締役 広江 一也
発足日:2007年4月27日
事業内容:表参道・青山のヘアサロンを中心に国8店舗、海外2店舗、アイラッシュ・ネイルサロンと合計11店舗を運営。
・株式会社ゼロボード(https://zeroboard.jp)
所在地:東京都港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟22階 SPROUND
代表者:代表取締役 渡慶次 道隆
設立:2021年8月24日
事業内容:温室効果ガス排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard」の開発・提供/電力・環境価値に関するコンサルティング/ブランディング・キャンペーン支援
【採用について】
当社では、脱炭素社会に向けたサービス構築を一緒に進めていくメンバーを募集しています。ビジネス、エンジニア、コーポレートなど募集ポジションは多岐にわたります。私たちのビジネスやプロダクト、チームにご興味をお持ちの方はぜひお問い合わせください。
採用に関するお問い合せ先:recruit@zeroboard.jp
導入に関するお問合せ先:info@zeroboard.jp
報道やご取材についてのお問合せ先:pr@zeroboard.jp
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