インドネシア総合研究所、ウノサワエンジニアリング・インドネシア合板協会と連携し木材関連産業の国際シンポジウムをジャカルタで開催
木材加工能力と原材料供給のギャップ解消へ、日本とインドネシアの産学官が技術連携を強化

インドネシア・日本間の産業、研究、技術分野における協力促進を専門とする調査・ビジネスコンサルティング機関 株式会社インドネシア総合研究所は、ウノサワエンジニアリング株式会社、インドネシア合板協会(APKINDO)と共同で、2026年7月23日、ジャカルタのミレニアム・ホテル・シリにて「Material Handling Innovation for Wood-Based Industries Symposium 2026」を開催しました。
株式会社インドネシア総合研究所(本社:東京都、代表:アルベルトゥス・プラセティオ・ヘル・ヌグロホ)は、ウノサワエンジニアリング株式会社(代表取締役社長:水野聡彦)、インドネシア合板協会(APKINDO)と共同で、「Engineering and Innovation for Sustainable Industrial Growth(持続可能な産業成長に向けたエンジニアリングとイノベーション)」をテーマとするシンポジウム「Material Handling Innovation for Wood-Based Industries Symposium 2026」を、2026年7月23日(木)、ジャカルタのミレニアム・ホテル・シリにて開催しました。
本シンポジウムにおいて、ウノサワエンジニアリング株式会社からは、インドネシアの木材関連産業における効率性および競争力の向上に向けて、マテリアルハンドリングに関する経験、技術革新、最新技術などが共有されました。また、インドネシアと日本の政府機関、学術機関、業界団体、企業関係者が一堂に会し、知識・技術革新・経験の共有を通じてインドネシアの木材関連産業の強化を図る、戦略的な意見交換の場となりました。持続可能な森林管理、マテリアルハンドリングシステムの近代化、製造業の変革、そしてインドネシアと日本の研究・技術協力の強化に重点を置き、同産業の効率性と競争力を高める重要な機会となりました。
プログラム内容
本シンポジウムは、インドネシア総研代表のアルベルトゥス・プラセティオ・ヘル・ヌグロホの開会挨拶により幕を開けました。
開会挨拶に続き、まずインドネシア林業省 森林産品加工・販売局長のAde Mukadi氏(S.Hut., M.Si.)が特別講演を行い、インドネシアの木材関連産業の発展を支える基盤として持続可能な森林管理の重要性について見解を述べました。
続いて、インドネシア工業省 機械・農業機械産業局長のSolehan氏(S.P., M.M.)が基調講演を行い、産業政策の方向性、国内産業の競争力強化、持続可能な木材関連製造業への転換に向けた取り組みについて説明しました。
さらに、インドネシア国家研究イノベーション庁(BRIN)生産機械製造技術研究センター長のDr. Mahfudz Al Huda氏(B.Eng., M.Eng.)が、持続可能な産業システムおよびマテリアルハンドリングの強化における研究とイノベーションの役割について講演しました。
その後、「エンジニアリングとイノベーションを通じた木材関連産業の効率性および競争力の向上」をテーマに、業界横断型のパネルディスカッションを実施。APKINDO理事会総務・研究開発部門長のHariyanto Wu氏、インドネシア紙パルプ協会(APKI)研究・協力・能力開発委員でありインドネシア紙パルプ専門家協会(INA-TAPPI)会長のDr. Edwin Kristianto Sijabat氏(S.T., M.T.)、バンドン工科大学機械工学学士・修士課程長のIr. Satrio Wicaksono氏(S.T., M.Eng., Ph.D.)、PLN Energi Primer Indonesia(PLN EPI)バイオマス部門ディレクターのHokkop Situngkir氏(S.T., Ir.)がパネリストとして登壇し、バイオマス、エネルギー供給網、持続可能性などについて意見を交わしました。
一連のセッションの締めくくりとして、ウノサワエンジニアリング株式会社の外舘秀一取締役が「日本のエンジニアリングから学ぶ―木材関連産業における信頼性の高いマテリアルハンドリングシステムの構築」と題したエンジニアリング・ダイアログを実施し、信頼性の高いシステムを構築するための日本のエンジニアリング手法を紹介しました。
なお、本シンポジウムには関係省庁・政府機関・学術機関・業界団体・企業などから約100名が参加したほか、じゃかるた新聞、Media Indonesia、TribunNewsをはじめとする日本およびインドネシアのメディアが取材しました。
今後の展望
本シンポジウムの開催を通じ、インドネシア総研はAPKINDO、BRIN、インドネシア林業省、工業省、ウノサワエンジニアリング株式会社を一つの戦略的な場に結集し、インドネシアと日本の協力をつなぐ架け橋としての役割と決意を改めて示しました。今回構築された連携が、新たなイノベーションの創出、技術開発、研究基盤の強化、産業能力の向上、革新的技術の実用化を促し、より効率的で信頼性が高く、競争力と持続可能性を備えた木材関連製造システムの実現につながることが期待されます。
インドネシア総合研究所は、今後も日本企業のインドネシア進出支援および両国間の技術協力を推進してまいります。本テーマにご関心をお持ちの企業・団体様は、ぜひお問い合わせください。
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