FANCLの新制服の製作と使用済みとなった旧制服をアップサイクル「足を運びたくなるお店」づくりをサポート

～新制服は、67通りのコーディネートから１人ひとりが選択可能～

株式会社オンワードコーポレートデザイン

2024年5月13日 10時00分

株式会社オンワードコーポレートデザイン（本社：東京都千代田区代表取締役社長：村上哲）は、株式会社ファンケル（本社：神奈川県横浜市代表取締役社長：島田和幸、以下「ファンケル」）の全直営店舗のスタッフが2024年5月16日から着用を開始する、４年ぶりに刷新される新制服を製作しました。また、使用済みとなった旧制服の一部は、回収して店舗什器にアップサイクルしていきます。さらに、店舗キャンペーンのプレゼント品の製作も行い、商品を販売するだけの場ではなく、ブランドを知ってもらうメディアとしての機能を担うファンケルの目指す「足を運びたくなるお店」づくりをサポートしています。

■背景

コロナ禍でのEC市場の拡大などによって、店舗は「モノを売る」だけの場から、ブランドの世界観に触れ、体験を提供する「わざわざ訪れる価値のある」場に変遷しています。あわせて、制服も決められたデザインを画一的に着用するだけのものではなく、「ダイバーシティ」や「サステナビリティ」など、様々なメッセージをステークホルダーに伝達する役割を担うようになってきています。また、顧客とのコミュニケーションの敷居を下げるため、よりカジュアルなデザインが増加しています。

ファンケルの新制服も、ブランドイメージを体現し、親しみやすい印象を演出しながらも年代や性別を問わずに取り入れやすく、67通りのコーディネートが可能なスタッフ一人ひとりの“私らしさ”が際立つデザインとしました。

■新制服について

① 一人ひとりがブランドパーソナリティを目指すファンケルらしいデザイン

ファンケルは、2022年6月に初めて「店舗ブランドガイドライン」を策定し、ファンケルの世界観やブランドイメージを伝える新しい店舗づくりを進めています。

新制服は、新しい店舗づくりに合わせてブランドイメージを体現し、親しみやすい印象を演出しながらも年代や性別を問わずに取り入れやすいデザインです。カラーは、落ち着きと穏やかな印象があるライトグレーと、リラックス感や清潔感のあるライトブルーを採用しています。顧客とスタッフの距離を縮め、店舗が”ファンづくり“ができる新たな価値提供の場になることを目指しています。

② 漂着ペットボトル由来の再生素材を一部に使用

ファンケルは、資材調達や研究開発、生産、販売に至る活動のあらゆる過程において環境保全と環境負荷低減に取り組んでいます。新制服においても、カットソーの生地素材の一部に漂着ペットボトル由来の素材である「UpDRIFT®」*１を採用するなど、環境に配慮した素材を使用しています。
*１「UpDRIFT®️(アップドリフト)」…豊島株式会社が展開する再生繊維。海・川・森に廃棄され散乱する漂着ペットボトルごみ等を、地方自治体及び、企業と連携して行うクリーンアップ活動「Green and Blue Challenge®」で回収し、アパレル製品原料となる資源(糸)に生まれ変わらせます。様々な方や企業と連携をしながら、海洋/漂着ペットボトルから生まれた繊維がアイテムへと生まれ変わっていくことを通して、環境問題を考えるきっかけに、そして循環の輪が未来に拡がっていくことを願っています。

③ スタッフ一人ひとりの“私らしさ”が際立つ制服へ。67通りのコーディネートが可能

百貨店やビューティ＆ヘルス、New meなど業態別で分けていた制服を統一し、全12アイテムの中から一人ひとりが好きなアイテムを選び、67通りのコーディネートに自身の私服を組み合わせることができます。

また、靴は、ヒールだけでなくフラットシューズやスニーカーも着用可能としました。

■旧制服を店舗什器へアップサイクル

ファンケルは、業界に先駆けて2002年より継続して使用済みになった制服のリサイクルに取り組んでいます。今回、制服のリニューアルにともない、使用済みとなった旧制服の一部について、初めてアップサイクルにも取り組みます。

■株式会社ファンケル概要

代表者：代表取締役社長執行役員 CEO　島田和幸

所在地：〒231-8528 神奈川県横浜市中区山下町89-1

設立：1981年8月18日

事業内容：化粧品・健康食品の研究開発、製造および販売

URL: https://www.fancl.jp/index.html

■株式会社オンワードコーポレートデザイン概要

オンワードコーポレートデザインは、法人向けのユニフォームやセールスプロモーション、空間づくりを通じて『企業や社会の課題に寄り添い、笑顔をデザインする』会社です。

創業から60年以上、1,600社を超える企業の課題と向き合ってきたノウハウやオンワードグループのモノづくりの知見を武器に、あらゆる業界・業種の企業文化や取り巻く環境を捉え、「デザイン」の力で課題を解決してまいります。