Tensor Energy、低圧系統用蓄電池のバルク運用アグリゲーション事業を開始。Universと協業し、分散型電源の収益最大化を支援

3月17日-19日に東京ビッグサイトで開催される「スマートエネルギーWEEK 2026」で発表

Tensor Energy株式会社

Tensor Energy株式会社(本社:福岡市中央区、代表取締役:堀 菜々、フィルター カルロス ヴィンセント/以下、「Tensor Energy」)は、2026年4月より低圧リソースの需給調整市場参加が可能となる制度改正とこれに伴う市場拡大を見据え、低圧系統用蓄電池のバルク運用アグリゲーション事業を開始することをお知らせいたします。また、これに伴って、ソフトウェア開発企業であるUnivers株式会社(以下、「Univers」)がオーナンバ株式会社と提携して提供するローカルEMS(エネルギーマネジメントシステム)とTensor Energyが開発するアグリゲーション運用システムTensor Cloud間のシステム連携を実施いたします。

Tensor Energy、低圧系統用蓄電池のバルク運用アグリゲーション事業を開始

なお、明日3月17日(火)~19日(木)に東京ビッグサイトで開催される「スマートエネルギーWEEK 2026」※1内の「SMART GRID EXPO(第二会場)」では、Tensor Energyのスタッフが、Univers・オーナンバ社ブース(E21-30)にて、本件について詳細をご案内いたします。業界関係者様、メディア関係者様のご来場を心よりお待ちしております。

※1 ご来場の際は事前登録が必要です(https://www.wsew.jp/hub/ja-jp.html

展示会名:SMART GRID EXPO (「SMART ENERGY WEEK」構成展)

会  場:東京ビッグサイト(〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1)

ブ ー ス:東6ホール(E21-30 Univers/オーナンバ)

事業の背景と目的

2026年4月より、低圧電源・低圧蓄電池の需給調整市場への参加が可能となります。これにより、これまで高圧・特高が中心であった調整力市場において、分散型リソースの活用が本格化します。

低圧電源・低圧蓄電池の市場参加解禁により、

  • 新たな調整力供給源の創出

  • 低圧アセットの金融化・アセット価値向上

  • 低圧市場ポテンシャルの顕在化

が現実のものとなり、市場規模・参入プレイヤー数ともに飛躍的な拡大が加速することが想定されます。

資源エネルギー庁によれば2030年に系統用蓄電池は14-24GWhが導入される見込みであり※2、このうち、低圧リソースの占める割合を太陽光同様の市場全体の約25%程度※3と仮定すると、低圧系統用蓄電池は(系統充電ありの太陽光併設型蓄電池も合わせて)3.5-6GWhの市場ポテンシャルが見込まれます。 

※2 第51回 総合資源エネルギー調査会 省エネルギー・新エネルギー分科会 新エネルギー小委員会/電力・ガス事業分科会電力・ガス基本政策小委員会 系統ワーキンググループ 資料3 系統用蓄電池の現状と課題

※3 第91回 調達価格等算定委員会 資料1 太陽光発電について

昨今注目を集める系統用蓄電池についても、これまで主流であった高圧アセットにおいて接続検討から運転開始までのリードタイムが長期化する傾向にある中、接続申込から数ヶ月でのスピーディな接続承諾が得られる低圧アセットへの期待が高まっています。また、低圧の系統用蓄電池は限られた用地でも設置可能であることから、遊休地やこれまでの再エネ開発で取り扱いの難しかった土地等の利活用が出来、低圧・分散型でのポートフォリオ形成が進むことが想定されます。

一方で、低圧リソースの市場参加には、

  • 分散・小規模アセットの個別最適制御

  • 蓄電池の充電対応を含む入札・応札管理

  • 需給計画作成およびインバランス管理

  • OCCTO/一般送配電事業者対応

  • 精算・請求業務

など、高度かつ煩雑な運用を支える運用基盤が求められます。

Tensor Cloudが実現する低圧系統用蓄電池のバルク運用

Tensor Energyが開発するアグリゲーション運用システムTensor Cloudは、低圧リソースにおいても、AIによりアセット毎に運用・制御を個別最適化できる強みを有しています。今回、低圧系統用蓄電池のバルク運用アグリゲーション事業展開として、Tensor Cloudの機能拡充により、以下のサービス提供を予定しております。

  • アグリゲーター向けの低圧系統用蓄電池のバルク運用アグリゲーションシステムのSaaS提供

  • Tensor Energyがアグリゲーターとしてアグリゲーション業務を受託

Tensor Cloudが、最先端のAIとデジタル技術の力で低圧・分散型リソースの運用計画を自動最適化し、需給調整市場の各種商品やJEPX市場での売り買い(アービトラージ)などの複数の取引機会の中から、利益を最大化します。

Universとの連携の目的

Tensor Energyは、低圧電源・低圧蓄電池市場の立ち上がりを見据えて、低圧アセット運用において重要となる制御面でもEMS事業者との対話を進めてまいりました。今回、 Universが提供するローカルEMSとの連携を通じて、価格競争力と個別制御能力を兼ね備えたEMSとの連携対応を早期に実現いたします。これにより、低圧系統用蓄電池等の新たな事業を検討されている事業者様への、制度改正に合わせたスピーディな事業展開機会提供を目指します。

UniversローカルEMSの特徴

Universが提供するローカルEMSは、分散型電源および蓄電池の運用最適化を目的としたエネルギーマネジメントシステムです。クラウド(Univers Cloud)と現地EMSを組み合わせたアーキテクチャにより、アグリゲーターの指令をリアルタイムで設備に伝達し、蓄電池や再生可能エネルギー設備の制御・監視を高信頼かつ安全に実行します。

主な特徴は以下の通りです。

  1. 異なるメーカー機器を統合するマルチベンダー対応
    蓄電池やPCSなどメーカーや機種が異なる設備が混在する環境でも統合制御が可能であり、アグリゲーション事業における機器選定の自由度を確保します。

  2. 多様なエネルギーアセットに対応する拡張性
    系統用蓄電池に限らず、太陽光併設型蓄電池や需要家側設備など、多様な分散型エネルギーリソースの制御・監視に対応可能です。

今後の展望

Tensor Energyは、Tensor Cloudの需給調整力市場対応の機能拡充及びUniversとの協業を通じて、低圧リソースの市場統合を加速させ、持続可能なエネルギーを必要なときに必要なところへ届ける社会の実現へ向けて、分散型エネルギーの価値最大化および電力系統の安定化に貢献してまいります。

なお、Tensor Energyは、低圧電源・低圧系統用蓄電池事業におけるパートナー事業者を募集しております。下記連絡先までお問い合わせください。

Tensor Cloudについて

再エネ発電所及び蓄電池の計画段階から30年にもおよぶ運転期間、発電事業の財務と電力の管理を支えるクラウドプラットフォームです。最先端のAIとデジタル技術を駆使したサービスをSaaSで提供します。再エネ事業のビジネスモデルそのものを変革し、持続可能な成長事業の構築に不可欠なソリューションです。

Tensor Energyについて

会社名:Tensor Energy株式会社

所在地:福岡県福岡市中央区天神1-11-1

設立:2021年11月

代表者:堀 菜々、フィルター カルロス ヴィンセント

事業内容:発電システム、蓄電システム、及びその他の分散型エネルギーシステムの資産運用、制御、並びに電力取引に関するソフトウェアの開発、販売、サービス提供

お問い合わせ:hello@tensorenergy.jp(担当:堀)

Universについて

Univers株式会社は、IoTを基盤とするグローバルプラットフォーム企業として、再生可能エネルギーや蓄電池を含む分散型エネルギーリソースの管理・制御を支えるソフトウェアを提供しています。世界の再生可能エネルギー設備の2割以上、IoTデバイスの2%以上がUniversのプラットフォームにつながっており、グローバルで培った大規模IoT運用基盤を強みに、エネルギー領域における高度なEMSソリューションを展開しています。さらに、2025年のGartner® Magic Quadrant™ for Global Industrial IoT Platformsにおいてリーダーに位置づけられるなど、IoTプラットフォーム分野でも高い評価を受けています。

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会社概要

Tensor Energy株式会社

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URL
https://tensorenergy.jp
業種
サービス業
本社所在地
福岡県福岡市中央区天神1-11-1 ONE FUKUOKA BLDG. 7F
電話番号
080-4292-7385
代表者名
堀 菜々、フィルター カルロス ヴィンセント
上場
未上場
資本金
7000万円
設立
2021年11月