動画制作の内製・外注率と課題に関する実態調査|比較ビズとMteamによる共同調査
マーケティング・広報・ブランド戦略で動画コンテンツを活用する企業の担当者を対象に、動画制作の内製・外注率と課題について実態調査
株式会社ワンズマインド(本社:東京都新宿区、代表取締役:尾池 徹哉)が運営する比較ビズと株式会社AtoOne(本社:東京都渋谷区、代表取締役:松下 勇介)が運営するMteam(Mチーム)は、動画マーケティングの内製と外注の課題に関して共同で調査を行いました。

調査概要
調査内容:動画制作の内製・外注率と課題に関する実態調査
調査期間:2025年04月07日~2025年04月14日
調査機関:自社調べ(調査ツール『Fastask』使用)
調査方法:アンケートサイト『Fastask』を利用して調査を実施
調査対象:マーケティング・広報・ブランド戦略の関係者を含む111名
※小数点以下第2位を四捨五入し集計しているため、合計が100%にならない場合があります
調査結果サマリー
Q1.動画コンテンツ制作の進め方(n=111)

完全に内製(自社で企画・撮影・編集をすべて行っている) |
38票(34.2%) |
---|---|
一部内製・外注と併用(企画・撮影・編集の一部を外注している) |
62票(55.9%) |
完全に外注(制作会社や代理店にすべて依頼している) |
11票(9.9%) |

Q2-a.内製を選んだ要因(n=38)※複数選択可能

制作スピードを上げたかった |
24票(63.2%) |
---|---|
社内に専門スキルを持つ人材がいる |
16票(42.1%) |
コストを削減したかった |
13票(34.2%) |
クオリティの高い動画を作る必要があった |
11票(28.9%) |
動画の本数が多く、外注先のリソース確保が課題だった |
6票(15.8%) |
ブランドの一貫性を保ちたかった |
4票(10.5%) |
セキュリティの観点から外注が難しかった |
2票(5.3%) |
特になし |
1票(2.6%) |

Q3-a.内製のメリット(n=38)※複数選択可能

期待していた制作スピードが出せた |
19票(50.0%) |
---|---|
ブランドイメージを統一しやすい |
15票(39.5%) |
制作工程のコントロールがしやすい |
12票(31.6%) |
良いコストパフォーマンスが出せた |
11票(28.9%) |
社内でノウハウが蓄積され、継続的な運用が可能になった |
10票(26.3%) |
社内事情に精通した動画が作れた |
6票(15.8%) |
従業員や社内リソースを活用し、独自のコンテンツを発信できた |
3票(7.9%) |
特になし |
1票(2.6%) |

Q4-a.内製の課題(n=38)※複数選択可能

撮影・編集ツールの導入や運用が難しい |
17票(44.7%) |
---|---|
社員のリソースが不足しており、制作に時間を割けない |
12票(31.6%) |
動画編集スキルを持つ社員が不足している |
10票(26.3%) |
アイデア・企画のノウハウが不足している |
9票(23.7%) |
満足いくクオリティの動画がつくれない |
8票(21.1%) |
他の業務とのバランスを取るのが難しい |
5票(13.2%) |
制作フローやワークフローが確立されていない |
4票(10.5%) |
制作スピードが遅くなりがち |
4票(10.5%) |
社内でノウハウを蓄積するのに時間がかかる |
1票(2.6%) |
費用対効果が見えにくい |
1票(2.6%) |
特になし |
2票(5.3%) |

Q2-b.内製と外注の併用を選んだ要因(n=62)※複数選択可能

制作スピードを上げたかった |
36票(58.1%) |
---|---|
クオリティの高い動画を作る必要があった |
33票(53.2%) |
コストを削減したかった |
28票(45.2%) |
ブランドの一貫性を保ちつつ、外部のアイデアを活用したかった |
17票(27.4%) |
動画の本数が多く、リソース確保が課題だった |
17票(27.4%) |
セキュリティの観点から併用した |
6票(9.7%) |
特になし |
1票(1.6%) |

Q3-b.内製と外注を併用している人から見たそれぞれのメリット(n=62)
・内製のメリット ※複数選択可能

制作工程のコントロールがしやすい |
28票(45.2%) |
---|---|
期待していた制作スピードが出せた |
26票(41.9%) |
社内でノウハウが蓄積され、継続的な運用が可能になった |
25票(40.3%) |
ブランドイメージを統一しやすい |
21票(33.9%) |
良いコストパフォーマンスが出せた |
16票(25.8%) |
特定の業界や社内事情に精通した動画が作れた |
13票(21.0%) |
従業員や社内リソースを活用し、独自のコンテンツを発信できた |
12票(19.4%) |
特になし |
1票(1.6%) |
・外注のメリット ※複数選択可能

コンセプト設計・シナリオ作成など、専門的なサポートを受けられた |
29票(46.8%) |
---|---|
クオリティの高い動画を制作できた |
27票(43.5%) |
少ない社内リソースで作れた |
26票(41.9%) |
最新の撮影・編集技術や機材を活用できた |
23票(37.1%) |
広告運用やSNS配信まで一括で対応してもらえた |
17票(27.4%) |
動画の効果測定・改善のアドバイスが得られた |
7票(11.3%) |
特になし |
2票(3.2%) |

Q4-b.内製と外注を併用している人から見たそれぞれの課題(n=62)
・内製の課題 ※複数選択可能

撮影・編集ツールの導入や運用が難しい |
25票(40.3%) |
---|---|
社員のリソースが不足しており、制作に時間を割けない |
24票(38.7%) |
アイデア・企画のノウハウが不足している |
22票(35.5%) |
動画編集スキルを持つ社員が不足している |
21票(33.9%) |
満足いくクオリティの動画がつくれない |
19票(30.6%) |
他の業務とのバランスを取るのが難しい |
15票(24.2%) |
制作フローやワークフローが確立されていない |
13票(21.0%) |
制作スピードが遅くなりがち |
11票(17.7%) |
社内でノウハウを蓄積するのに時間がかかる |
6票(9.7%) |
費用対効果が見えにくい |
6票(9.7%) |
特になし |
3票(4.8%) |
・外注の課題 ※複数選択可能

納期が想定よりも長くなる |
25票(40.3%) |
---|---|
企画や構成の意図がうまく伝わらない |
21票(33.9%) |
コストが高く、予算内での調整が難しい |
17票(27.4%) |
小規模な修正や緊急対応がしにくい |
17票(27.4%) |
修正や変更を依頼するのに時間がかかる |
16票(25.8%) |
社内のブランドイメージや業界知識が十分に反映されないことがある |
16票(25.8%) |
一度外注すると、内製に切り替えにくくなる |
7票(11.3%) |
外注業者とのコミュニケーションがスムーズに進まない |
5票(8.1%) |
品質にばらつきがあり、期待通りの仕上がりにならないことがある |
5票(8.1%) |
費用対効果が見えにくい |
2票(3.2%) |
その他 |
1票(1.6%) |
特になし |
10票(16.1%) |

Q2-c.外注を選んだ要因(n=11)※複数選択可能

クオリティの高い動画を作る必要があった |
8票(72.7%) |
---|---|
コストを削減したかった |
4票(36.4%) |
制作スピードを上げたかった |
4票(36.4%) |
社内に専門スキルを持つ人材がいなかった |
3票(27.3%) |
動画の本数が多く、社内リソース確保が課題だった |
1票(9.1%) |
外部のアイデアを活用したかった/ セキュリティの観点から内製が難しかった |
0票(0.0%) |
特になし |
1票(9.1%) |

Q3-c.外注のメリット(n=11)※複数選択可能

クオリティの高い動画を制作できた |
7票(63.6%) |
---|---|
コンセプト設計・シナリオ作成など、専門的なサポートを受けられた |
5票(45.5%) |
少ない社内リソースで作れた |
4票(36.4%) |
最新の撮影・編集技術や機材を活用できた |
2票(18.2%) |
広告運用やSNS配信まで一括で対応してもらえた |
1票(9.1%) |
動画の効果測定・改善のアドバイスが得られた |
0票(0.0%) |
特になし |
1票(9.1%) |

Q4-c.外注の課題(n=11)※複数選択可能

コストが高く、予算内での調整が難しい |
5票(45.5%) |
---|---|
企画や構成の意図がうまく伝わらない |
2票(18.2%) |
修正や変更を依頼するのに時間がかかる |
2票(18.2%) |
小規模な修正や緊急対応がしにくい |
2票(18.2%) |
納期が想定よりも長くなる |
1票(9.1%) |
社内のブランドイメージや業界知識が十分に反映されないことがある |
1票(9.1%) |
外注業者とのコミュニケーションがスムーズに進まない |
1票(9.1%) |
一度外注すると、内製に切り替えにくくなる |
1票(9.1%) |
品質にばらつきがあり、期待通りの仕上がりにならないことがある |
0票(0.0%) |
費用対効果が見えにくい |
0票(0.0%) |
特になし |
5票(45.5%) |

Q5.外注先選びのポイント(n=73)※複数選択可能
※Q1で「内製+外注:62人」と「外注:11人」を対象にした設問

提案力・企画力 |
22票(30.1%) |
---|---|
コスト(料金) |
15票(20.5%) |
コミュニケーションのスムーズさ |
11票(15.1%) |
納期のスピード |
10票(13.7%) |
制作実績・ポートフォリオ |
9票(12.3%) |
自社の業界やブランドに関する理解度 |
3票(4.1%) |
過去の成功事例 |
1票(1.4%) |
特になし |
2票(2.7%) |

Q6.今後の動画制作に関して、取り組みたいこと ※自由回答
60代:SNSを活用した動画をより多く制作していきたい
50代:ブランドの確立、多数派のPR
50代:ユーザーにわかりやすい動画を作りたい
30代:AIを活用した新たな動画制作
40代:不定期の動画配信を定期的なものにしたい
40代:新しいものを作りたい
Q7.今後の動画制作に関して、期待したいこと ※自由回答
50代:内製で行う事による商品への理解度アップ
60代:社内でノウハウが蓄積できる
20代:内製化を活かしたスピード感を実現したい
50代:売上に直結する成果がほしい
40代:低コストでよいクオリティーのものができるとよい
60代:より具体的に内容が伝わる事と沢山の視聴者が獲得できる事
60代:コストパフォーマンスにおいて満足できる結果が欲しい
本アンケートの詳細な解説について
本調査の結果をもとに、後日詳細な解説記事を作成予定です。調査を通じて明らかになった傾向やポイントを詳しく掘り下げ、より実践的な知見をお届けします。公開時には改めてご案内いたしますので、ぜひご期待ください。
<記事等での引用にあたって>
・引用元が「比較ビズとMteam」である旨の記載
・比較ビズ(https://www.biz.ne.jp/)およびMteam(https://mteam.jp/)へのリンク設置
比較ビズについて

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日本最大級のビジネスマッチングサイト『比較ビズ』
企業へのお仕事の依頼ノウハウを発信『比較ビズまとめ』
質の高い発注習慣を身に着けてもらうためのメディア『比較ビズの発注アイデア帳』
Mteam(Mチーム)について

株式会社AtoOneが運営している動画制作を総合的に支援するサービスです。「どの工程でも実績がある」プロフェッショナルが集結し、戦略設計から企画、制作、運用、効果分析まで一貫して代行しています。YouTubeやTikTok運用、TVCM制作、インフルエンサーキャスティングにも対応します。
Mteam:関連情報
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本件に関する問い合わせ先
株式会社ワンズマインド
比較ビズ編集部 PR担当
seisaku@onesmind.co.jp
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