トラフィック解析ツール「NetFlow Analyzer」がクラウドサービスマッピング機能を強化した新ビルドをリリース

クラウドサービスのIPアドレスを自動取得して、クラウドサービス別のトラフィック量を可視化

ゾーホージャパン株式会社

ゾーホージャパン株式会社(代表取締役:マニカンダン タンガラジ、本社:横浜市、以下、ゾーホージャパン)は、トラフィック解析ツール「NetFlow Analyzer」の新ビルド(12.8.407)を提供開始したことをお知らせいたします。この新ビルドではクラウドサービスマッピング機能を強化し、自動的にクラウドサービスのIPアドレスを最新の情報に更新して、クラウドサービス別のトラフィック量を把握できるようになりました。

クラウドサービスマッピング機能を強化した新ビルドをリリース

クラウドサービスマッピング機能の概要   

NetFlow Analyzerのクラウドサービスマッピング機能では、リスト上のクラウドサービスに関連するIPアドレスを表示できます。2025年6月より本機能が強化され、製品開発元のZoho Corporation がクラウドサービスのリストを作成し、リストの情報が最新のデータに自動で更新されるようになりました。これにより、Zoom(zoom.us)やMicrosoft 365(office.com)、ChatGPT(chatgpt.com)などのクラウドサービス別のトラフィック量を把握し、さらにIPアドレス情報をクラウドサービス名へ名前解決することが可能となります。

クラウドサービスマッピングの画面


今回のアップデートにより、インターネット接続がある環境では、24時間ごとに自動的にIPアドレスなどが更新され、最新の情報を取得できるようになりました。さらに、手動でのリストのインポートによる更新も可能です。加えて、本社開発元へリストに新たなクラウドサービスを追加するようにリクエストすることもできます。また、クラウドサービスに紐づいているIPアドレスにおいて、どれだけの通信が発生しているかを可視化します。

これにより、アプリケーションプロトコルを分類する技術「NBAR2」に対応していないネットワーク機器に関しても、クラウドサービス別のトラフィック量を把握できるようになります。

クラウドサービス別のトラフィック量の表示画面

クラウドサービス別のトラフィック量の円グラフ表示画面

その他の 主な機能拡張

■NetFlow Generatorの強化

NetFlow GeneratorはNetFlow Analyzerの無料オプション機能です。NetFlow Analyzerでは、対応しているフロープロトコルのネットワーク機器に関してトラフィックを解析できますが、NetFlow Generatorを用いると、フロープロトコル非対応の機器であっても、フロー監視と同等のトラフィック監視を可能にします。

NetFlow Generatorにおける通信量は従来1Gbpsまででしたが、今回のアップデートにより最大10Gbpsに対応できるようになり、以前よりも大量のフロー解析を実現します。

NetFlow Analyzerとは 

ManageEngine NetFlow Analyzerは、ネットワークトラフィックを可視化し、トラブルシューティングを支援するトラフィック解析ソフトです。ネットワークを流れるデータのパケットを詳細に分析し、帯域幅の使用状況やアプリケーションごとのトラフィック量などをリアルタイムに監視します。これによりネットワークのボトルネックを把握し、パフォーマンスの低下防止や、問題が発生時の迅速な原因特定を実現します。

これまで国内で5000ダウンロードを超え、さまざまな組織・企業のネットワーク管理に活用されています。

ManageEngineについて

ManageEngineは、ゾーホージャパン株式会社が提供するネットワークやITサービス、セキュリティ、デスクトップ・ノートPC、ビジネスアプリケーションなどを管理する製品・サービス群です。必要十分な機能に限定、かつ、直感的な操作が可能な画面設計により、短期間での導入が可能であり、その後の運用フェーズにおいても手間がかからず、よりシンプルなIT運用管理を実現します。また、中堅・中小企業でも導入しやすいリーズナブルな価格で、これまで大手ITベンダーが提供する複雑で高額なツールを利用していた企業や、ツールを自社開発していた組織にも採用されてきました。現在では、日本国内の一般企業、官公庁や自治体などへ、9,000ライセンスを超える販売実績があり、安心して使える製品・サービスです。最大で37言語に対応する製品・サービスは、北米、欧州をはじめ、南米、中東、アジアなど世界で28万社以上の企業や組織が導入し、企業・組織のIT運用管理のシンプル化、グローバル化に貢献しています。

ゾーホージャパン株式会社について

ゾーホージャパン株式会社は、ワールドワイドで事業を展開するZoho Corporation Pvt. Ltd.(本社:インド タミル・ナドゥ州チェンナイ CEO:Shailesh Kumar Davey)が開発/製造したネットワーク管理開発ツールや企業向けIT運用管理ソフトウェア、企業向けクラウドサービスを日本市場に提供すると同時に関連するサポート、コンサルティングなども提供しています。企業向けIT運用管理ツール群「ManageEngine」は、世界28万社を超える顧客実績を誇り、国内でも販売本数を伸ばしています。「ManageEngine」は、ネットワーク管理のOEM市場でスタンダードとして認知されてきたネットワーク管理開発ツール「WebNMS」のノウハウや経験を生かして開発されたものです。また、業務改善/生産性向上を支援する企業向けクラウドサービス群「Zoho」は、世界で1億人を超えるユーザーに利用されています。国内では「Zoho CRM」や、45種類以上の業務アプリケーションを利用できる「Zoho One」を中心にユーザー数を増やしています。

お問い合わせ先

本ニュースリリースに関するお問い合わせ:

ゾーホージャパン株式会社 ManageEngine マーケティング部

TEL: 045-319-4613 E-mail: jp-memarketing@zohocorp.com

※本資料に掲載されている製品、会社などの固有名詞は各社の商号、商標または登録商標です。®マーク、TMマークは省略しています。

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会社概要

ゾーホージャパン株式会社

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URL
https://www.zoho.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目6−1 みなとみらいセンタービル 13F
電話番号
045-319-4611
代表者名
Manikandan Thangaraj
上場
未上場
資本金
4億円
設立
2001年09月