日本初! (※) 医療機関の予約キャンセル対応を一気通貫で支援する「Dr.JOY キャンセルマネジメント」を本日提供開始
— 厚労省2026年6月施行のキャンセル料制度に対応。総合病院・美容医療・歯科・精神科・健診センター・日帰り手術など、枠運用型の医療機関すべてに対応 ──
Dr.JOY株式会社(本社:東京都港区虎ノ門、代表取締役社長:石松宏章、以下「当社」)は、2026年6月1日より施行される厚生労働省通知(保医発0327第7号)に対応した医療機関向け一気通貫支援ソリューション「Dr.JOY キャンセルマネジメント」の提供を、2026年5月28日より開始します。

本サービスは、AI電話によるキャンセルポリシーの事前音声案内、直前キャンセル発生時の空き枠のSMS一斉案内、スマホ決済・コンビニ・クレジットカードなどに対応したキャンセル料決済リンクの発行までを一気通貫で支援する、医療機関特化の日本初(※)ソリューションです。総合病院から美容医療クリニック、歯科、精神科、健診センター、日帰り手術センターまで、予約枠を運用するあらゆる医療機関でご利用いただけます。
※自社調べ。2026年5月時点、AI電話による同意取得・SMSによる空き枠再販・キャンセル料決済の3機能を統合した医療機関向けサービスとして。
サービスの開発背景
2026年3月27日付の厚生労働省通知(保医発0327第7号)により、同年6月1日以降、保険診療においても医療機関が予約のキャンセル料を徴収することが正式に認められました。ただし、徴収には患者への事前説明・同意取得、選定療養としての地方厚生局への届出、社会通念上妥当な金額設定(一般的な目安として3,000〜5,000円)が条件となります。
これまで、無断キャンセルや直前キャンセルによる診療予約枠の空きは、総合病院・クリニックを問わず、医療経営における長年の課題でした。特に、予約枠ごとに準備・人員配置・機器手配が発生する美容医療、歯科、精神科、健診センター、日帰り手術センターなどの自由診療・専門外来では、1件のキャンセルが大きな機会損失につながります。一方で、徴収を実施するためのオペレーション(同意取得、記録保全、徴収、空き枠活用)を一気通貫で支える仕組みは存在していませんでした。
Dr.JOY キャンセルマネジメントの本質:「徴収」ではなく「抑止」と
「空き枠の活用」
本サービスの設計思想は、キャンセル料の徴収そのものを目的にするのではなく、以下の2点に重きを置いています。
第一に、キャンセルの未然抑止です。AI電話と決済リンクが連動して「キャンセル料が発生すること」を患者様に事前にお伝えすることで、キャンセルそのものの抑止につなげます。
第二に、空き枠の活用による収益維持です。キャンセルが発生した際、近い日程の予約者や近隣患者にSMSで一斉案内し、前倒し来院を促すことで、急に空いてしまった診療枠を本来の診療収益に転換します。
実際にキャンセル料を徴収すること自体よりも、「抑止」と「空き枠の活用」の2つの機能が、医療機関の経営を実質的に守ります。

Dr.JOY キャンセルマネジメントの3つの特長
※画像は全てイメージです
(1)AI電話によるキャンセルポリシーの事前音声案内と同意取得
新規・再診予約の電話応対時に、AI電話が自動でキャンセルポリシーを音声案内し、患者様の「同意します」という応答を録音・保存します。
音声による同意記録として保全でき、後日のトラブル回避にも有効です。
また、患者様からキャンセルの連絡が入った際にも、AIが自動でキャンセルポリシーについて案内を行います。

(2)キャンセル発生時の空き枠をSMSで一斉案内
キャンセルが発生すると、近い日程の予約者・
近隣患者に「本日◯時(もしくは、〇月〇日〇時)に空きが出ました。前倒しのご来院をご希望の方はこちらからお申し込みください」というSMSを自動一斉送信します。
SMS送信コストは1通約10円。100通送って1名の前倒し来院が実現すれば、空き枠の診療収益を回収できる構造です。

(3)患者様の生活圏で完結するキャンセル料決済リンク発行
徴収対象となるキャンセルが発生した場合、
患者様のスマートフォンにSMSで決済リンクを送付。スマホ決済・コンビニ・クレジットカードなど、患者様が普段お使いの決済手段で支払いが完結できます。
決済基盤には日本電算システム株式会社のサービスを採用しています。

想定される導入効果
導入効果の目安として、施設タイプ別の参考値を以下に示します。

|
施設タイプ |
キャンセル件数 |
空き枠の活用売上 |
キャンセル料徴収 |
合計年間効果 |
|---|---|---|---|---|
|
総合病院(300〜500床、外来1,000人/日) |
年200〜400件 |
年400〜800万円 |
年100〜200万円 |
年500〜1,000万円 |
|
美容医療クリニック(40枠/日、平均単価3万円) |
年100〜200件 |
年300〜600万円 |
年50〜100万円 |
年350〜700万円 |
|
歯科クリニック(30枠/日、保険+自由診療) |
年150〜300件 |
年100〜200万円 |
年30〜60万円 |
年130〜260万円 |
|
精神科クリニック(25枠/日、再診中心) |
年100〜200件 |
年150〜300万円 |
年40〜80万円 |
年190〜380万円 |
|
健診センター(20~30枠/日、日帰り人間ドックなど標準的な規模) |
年250〜500件 |
年200〜400万円 |
年50〜100万円 |
年250〜500万円 |
|
日帰り手術センター(内視鏡・白内障等15件/日) |
年30〜60件 |
年200〜400万円 |
年20〜40万円 |
年220〜440万円 |
※上記は当社試算です。各施設タイプの平均的なキャンセル率・診療単価をもとに、中央値より控えめに置いた保守的な数値を示しています。実際の損失額は施設規模・診療科構成・患者層・キャンセル率により変動し、特に直前キャンセル率が高い専門外来ではこれを大きく上回るケースが想定されます。
対象となる医療機関
予約枠を運用するすべての医療機関にご利用いただけます。具体的には以下のような施設で特に高い効果が期待されます。
-
総合病院 / 大学病院 / 地域中核病院などの大規模医療機関
-
美容医療クリニック(美容皮膚科 / 美容外科)
-
歯科クリニック(一般歯科 / 矯正歯科 / 自由診療メニュー)
-
精神科 / 心療内科クリニック
-
健診センター(人間ドック / 特定健診など)
-
日帰り手術センター(内視鏡 / 白内障 / 整形外科など)
-
専門外来 / 予約制クリニック全般
「予約枠ごとに準備が発生し、空転が損失に直結する」医療機関であれば、規模を問わず本サービスの導入効果があります。
今後の展開
2026年6月の制度施行に合わせ、総合病院向け・クリニック向けの両プランの同時提供を開始し、初年度500施設の導入を目標としています。
当社は、今後も「すべての医療従事者に、次の一手を」を理念に、医療現場の業務負担軽減と医療サービス向上を実現するソリューションを提供してまいります。
<関連リンク>
・AI電話
Dr.JOY株式会社 代表取締役社長・医師| 石松 宏章 コメント
予約のキャンセルが起きると、その時間に備えていた医師・看護師・検査技師が待機することになり、用意していた機器や薬剤も使われないまま終わってしまいます。本来であれば、別の患者様を診療できた時間でもありました。これは、多くの医療機関が長年抱えてきた課題です。
今回の厚生労働省通知は、この課題に改めて向き合う契機になると考えています。私たちが大切にしたかったのは「キャンセル料をいかに徴収するか」ではなく、「そもそもキャンセルを減らし、空いてしまった枠を必要としている別の患者様にお届けできないか」という考え方です。
本サービスは、医療機関と患者様の双方にとって無理のない運用を支える仕組みを目指しました。医師として現場を経験してきた立場からも、現場の負担が少しでも軽くなり、必要な医療が必要な方に届く一助となれば幸いです。

会社概要

●社名:Dr.JOY株式会社
●本社所在地:東京都港区虎ノ門2丁目6番1号 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー17F
●設立:2013年11月
●事業内容:医療分野におけるソフトウェア開発・運用 / 医療機関への医療・医薬品情報の提供
●公式ウェブサイト:https://drjoy.co.jp/
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