ウェブサイトに自動でふりがなを追加する「ルビフルボタン」、「防災まなびサイクル」に導入
社会にふりがな(ルビ)を適切に増やすことで、あらゆる人が学びやすく、多文化が共生する「ルビフル」な社会づくりを目指す一般財団法人 ルビ財団(所在地:東京都港区、代表理事:伊藤 豊、以下ルビ財団)は、「ルビフルボタン」が、防災を通じて生きる力を身につけることを目指す「防災まなびサイクル」のウェブサイトに導入されたことをお知らせします。

ルビ財団は2024年4月より、子どもや外国人などの漢字を読むことが苦手な人に対して、ウェブアクセシビリティを確保・向上することを目的に、自動でルビを追加する「ルビフルボタン」の無償提供を行っています。
防災まなびサイクルは、学習プロセスに情報収集や思考を組み入れることで、これからの時代を生きていくうえで必要となる「生きる力」を育むことを目指す防災教育プログラムです。このたび、情報をより多くの人にわかりやすく届けるために「ルビフルボタン」を導入されました。閲覧者はホームページ上の「ルビON」ボタンを押すことで、文章に自動的にルビを付与することができます。
▼防災まなびサイクル ホームページ
https://bosai-manabi.com/

今後もルビ財団は、ルビの普及・活用の促進を通じて、あらゆる人の暮らしやすい社会づくりに取り組んでまいります。
◆防災まなびサイクルについて
防災まなびサイクルは、総合的な探究の時間での実践研究がきっかけとなり生まれた防災教育プログラムで、現在は個人で運営しています。インストール不要で、どなたでも無償でご利用いただけます。
開発者:中里 咲智(千代田区立九段中等教育学校)
受賞歴等:
5月10日に開催された「第2回防災ピッチコンテスト」で入賞し、5月28日に大阪・関西万博EXPOホールで開催された「防災万博」でステージ発表をしたことを受け、千代田区の樋口区長を表敬訪問。「自由すぎる研究®EXPO2025」で金賞を受賞
開発者コメント
「防災まなびサイクル」は、Webアプリケーション上で動作する防災教育プログラムです。学校などの教育機関での利用も想定しているため、プログラム内でルビを表示したいという思いが強くありましたが、これまでに検討してきたルビを表示するサービスは有料のものがほとんどで、プログラム内でのルビ表示を諦めていました。今回、「ルビフルボタン」を無償提供いただいたことで、プログラム内でルビを表示することができ、小学生や漢字を読むことが苦手な方などにも、防災教育の機会を提供することが可能になったと考えています。
◆ルビフルボタンについて
「ルビフルボタン」は、既存のウェブサイトのHTMLソース上に1行のコードを追加するだけで、漢字へのふりがな表示を切り替えられる機能です。利用者はウェブサイト上のボタンを押すことで、漢字にルビを自動表示させることが可能です。
https://rubizaidan.jp/rubyful-button/
◆一般財団法人 ルビ財団 概要
出版物及びデジタルコンテンツにおけるルビの普及・活用を促進することにより、 国語能力及び知的好奇心・思考力の向上に寄与するとともに、外国人や障害のある人を含むあらゆる人の暮らしやすい多文化共生の社会づくりに寄与することを目指しています。
所在地:東京都港区新橋2-5-2 goodoffice 新橋
設立:2023年5月24日
代表理事:伊藤 豊
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