NECプラットフォームズ、製造業の原点に立ち返る全社イベント「ものづくりの日」を開催

技能継承や人財育成を推進、NECグループ全体でものづくり力の底上げ

NECプラットフォームズ株式会社

2024年8月8日 10時00分

NECプラットフォームズは、製造業の原点に立ち返り、ものづくりを通じて当社の目指す姿や人財育成について考える全社イベント「ものづくりの日」を7月１０日から１１日まで開催しました。ものづくりの日は毎年開催しており、今回で10年目を迎えています。

本イベントは、はんだ付け・装置組立の匠の技を競う競技セッションと、卓越した技能を保有する技能者及び次世代を担う若手技能者がプレゼンテーションを行う共有セッションで構成されます。生産現場で活躍する社員のモチベーションを高めながら、当社のものづくり力を支える技能・スキル・経験の継承と、ものづくりに携わる人・組織の成長に繋げます。また、衛星やロケットに搭載する機器を開発・製造するNECスペーステクノロジー株式会社（注1）と通信・電子機器などの開発・製造するNECネットワーク・センサ株式会社（注2）も参加しており、NECグループ全体でものづくり力の底上げを図っています。

【ものづくりの日を開催する目的】

当社は、長年培ってきた「ものづくり」や、ソリューションとして価値提供する「コトづくり」の活動を進化させ、製品・サービスによるお客さまの価値実現を通じて、その先にある安全・安心・公平・効率という社会価値を創造し持続可能な社会の実現を目指しています。そのためには、事業を支える一人ひとりが成長し、最大限に力を発揮できることが重要であり、本イベントはものづくりにおける人財育成の一環で実施しています。

【ものづくりの日の概要】

■競技セッション

各拠点から選出された代表者が、製品製造の核となるはんだ付けと電子機器組立て作業の技能を競います。はんだ付け競技は、一般社団法人日本溶接協会が認定するマニュアルソルダリングオペレータ（注3）実技試験相当の課題を設定して、挿入実装と表面実装を実施します。電子機器組立ては、国家資格の電子機器組立て技能士2級（注4）相当の課題を設定して、省エネコントローラの製作を実施します。

当社では本イベント参加とともに資格取得を推奨しており、これまでマニュアルソルダリングオペレータ5名、電子機器組立て技能士2級194名、1級25名、特級1名が合格しています。