【LINEヤフー】未経験者からITエンジニアへの転職を支援するリスキリングプログラム「LINEヤフーテックアカデミー」、本日から受講生の募集を開始
~ 前身の「Yahoo!テックアカデミー」をアップデートし、「メタバース」を本格活用。一定の条件を満たすことで受講料の最大70%(35万円分)が補助対象に ~
~ 新たに、同サービスとして5年間で1万5千人のリスキリングを支援する目標を掲げ、日本のIT人材不足という課題解決を加速 ~
「LINEヤフーテックアカデミー」: https://ly-academy.yahoo.co.jp/tech
LINEヤフー株式会社(以下、LINEヤフー)は、本日、未経験者からITエンジニアへの転職を支援するリスキリングプログラム「LINEヤフーテックアカデミー」を開設し、受講生を募集開始しました。
「LINEヤフーテックアカデミー」は、前身となる「Yahoo!テックアカデミー」の内容をベースに、「メタバース」(バーチャル空間)の本格活用や、応募上限・期間の撤廃などのアップデートを行うことで、受講生の継続学習や転職活動をより強力に支援します。
また、本サービスは経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」(※1)に採択されており、一定の条件を満たすことで、受講料である50万円(税抜き)の最大70%(35万円分)が補助(※2)されます。
LINEヤフーは、同サービスを通じて、5年間で1万5千人のリスキリングを支援する目標を新たに掲げ、日本のIT人材不足という課題解決をより一層加速していきます。
経済産業省の調査によると、2030年には最大で79万人のIT人材が不足する可能性がある(※3)とされており、IT人材の育成が急務となっています。そのような中、2022年10月には首相の所信表明演説で「リスキリング」の支援に5年で1兆円を投じると表明され、また、2023年6月の「経済財政運営と改革の基本方針」(「骨太の方針2023」)にて、学びなおしの支援や労働移動の円滑化などといった「三位一体の労働市場改革」が掲げられました。さらに、経済産業省は、民間企業と連携し、社会人の学びなおしから転職までを支援する「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」(※1)を開始しており、3年間で33万人の支援を目指すとしています。
当社は2022年11月に、IT人材不足の課題解決に寄与すべく、デジタル教育事業を展開するキラメックス株式会社(以下、キラメックス)と業務提携し、「Yahoo!テックアカデミー」を開設しました(※4)。初回の受講生のうち、プログラミング未経験者は約9割にのぼりましたが、「非正規雇用からエンジニアの正社員に転職」「コロナ禍でキャリアを再考し、エンジニアに転職して年収約150万円増加」などさまざまな転職事例が生まれています。
今回、サービス名称を「LINEヤフーテックアカデミー」に変更し、これまで設けていた応募条件や応募期限を撤廃したことで、受講希望者は本日からいつでも申し込み可能になります。
また、新たに「メタバース」(バーチャル空間)を本格活用することを決定しました。キラメックスが自社で運営するサービスで行った検証では、メタバースを活用した人は、活用していない人と比べて、最終課題の合格までの日数が約23%減少し、期限内に最終課題に合格した人の割合も17%増加するといった効果があることがわかりました。
さらに、「Yahoo!テックアカデミー」の一部カリキュラムにおいても、メタバースを試験導入した結果、8割の受講生が「メタバースを用いた学習がプラスに働いた」と回答しており、「ほかの受講生からノウハウを教えてもらった」「ほかの受講生とコミュニケーションを取ることで励みになった」などといった声があったことなどを踏まえ、本決定に至りました。
ユーザーは、メタバース上で自身のアバターを自由に動かして、「自習室」(図1)や「メンター相談室」(図2)などの各空間を移動でき、音声やチャットを通じた受講生同士のコミュニケーションや、キラメックスと契約しているメンターへの質問・相談が可能です。LINEヤフーで働く現役エンジニアによる講義などといったイベントへもメタバース上で参加(図3)できます。
これらの取り組みに加え、プログラミング未経験者向けのエンジニア求人を1,000社以上保有するキラメックスのノウハウを通じて多数の企業への転職活動を支援します(※5)。
(図1)自習室
(図2)メンター相談室
(図3)イベントブース
『「WOW」なライフプラットフォームを創り、日常に「!」を届ける。』をミッションに掲げるLINEヤフーは、今後も「LINEヤフーテックアカデミー」を通じて、5年間で1万5千人のリスキリングを支援することで、日本のIT人材不足という課題の解決に努めていきます。
■「LINEヤフーテックアカデミー」について
LINEヤフーで新卒エンジニアの育成を行っている社員とキラメックスが協業し、プログラミング未経験者が事業会社でWebエンジニアとして働くために必要なスキルを習得できるカリキュラムを用意したリスキリングプログラム。
約16週間で、未経験者からエンジニアになるためのスキルとノウハウを学ぶことができ、転職支援まで幅広く支援します。
https://ly-academy.yahoo.co.jp/tech
・応募条件:期間内に320時間の学習時間を確保でき、インターネット環境に接続できる一定スペック以上のPC(※6)を保有している方
・募集人数:上限なし(前回は140名)
・選考方法:選考なし(前回は抽選)
・募集時期:いつでも申し込み可能(前回は募集期間あり)
・受講期間:16週間(総学習時間約320時間)
・転職支援期間:学習期間終了後、最大24週間
・受講費用:500,000円(税抜き)
※一定の条件を満たすことで、受講料である50万円(税抜き)の最大70%(35万円分)が補助(※2)されます。
・受講形式:完全オンライン
・講義内容:Java、Linux、Spring Boot、個人開発課題など
・学習支援:ビデオ会議システムでの専属メンター相談(週2回)、Slackでのチャットサポート(毎日15時~23時)
・メタバース:受講生同士の音声やチャットでのコミュニケーションが可能な「自習室」(24時間)、専属メンター以外にも音声で相談可能な「メンター相談室」(19時~23時)、オンラインイベントへの参加(月1~2回)
・転職支援:専属キャリアカウンセラーとの面談(自己分析サポートや面談対策、求人紹介など)(※5)
■一期生の振り返り
<応募者>
2022年11月30日(水)より100名を上限に募集を開始。3日間で100名以上から応募があったことを踏まえ、定員上限を140名に増枠。(※7)。
<年齢>
20代 46%
30代 22%
40代 24%
50代 8%
<居住地>
23の都道府県(東京都、神奈川県、埼玉県、大阪府、愛知県、兵庫県、宮城県、北海道、沖縄県など)
<プログラミング経験>
未経験 87%
入門レベル 11%
実務レベル 2%
<応募理由>
「就職・転職をするため」38%
「自身のスキルアップ」36%
「開発したいアプリなどがあるため」8%
「起業のため」7%
「副業をできるようにするため」6%
<受講生の事例>
・非正規雇用(営業職の派遣社員)からエンジニアの正社員に転職済み
・美容師などの異業種からエンジニアに転職済み
・コロナ禍で働き方やキャリアを再考し、エンジニアに転職済み
・エンジニアに転職して年収約150万円増加
・育児と仕事の両立を考え、ITスキルを習得すべく受講
など、昨今の労働市場の変化を体現する事例が多数あり、その一部を以下HPにて掲載しています。
https://ly-academy.yahoo.co.jp/articles/graduate
※1:経済産業省 リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業
https://careerup.reskilling.go.jp/ (外部サイト)
※2:受講の修了条件を満たした場合に1人当たり25万円、受講を修了後転職が完了し、1年間継続就業した場合に1人当たり追加で10万円が補助されます。採択に関する詳細は以下プレスリリースをご覧ください。
https://about.yahoo.co.jp/pr/release/2023/06/26b/ (2023年6月26日 プレスリリース)
※3:経済産業省 IT人材育成の状況等について
https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/daiyoji_sangyo_skill/pdf/001_s03_00.pdf (外部サイト)
※4:Yahoo! JAPAN、人材教育事業に新規参入し、IT人材不足の課題解決へ。プログラミング未経験者からエンジニアへのリスキリングを支援する 「Yahoo!テックアカデミー」を開設し、本日から受講生を募集開始(2022年11月30日 プレスリリース)
https://about.yahoo.co.jp/pr/release/2022/11/30a/
※5:転職支援や求人紹介などの職業紹介事業はキラメックスが行います。
※6:Windows 10以上もしくはMac OSX以上でメモリ8GB以上。ウェブカメラやマイクを利用できるPC。
※7:プログラミング未経験者からエンジニアへのリスキリングを支援する「Yahoo!テックアカデミー」、受講生の定員上限を100名から140名に増枠(2022年12月9日 プレスリリース)
https://about.yahoo.co.jp/pr/release/2022/12/09a/
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