【イベントレポート】燦ホールディングス メディア向け「事前相談体験会」を開催
葬儀社比較なし約8割、3時間以内決定約4割という調査結果を受け後悔のないお葬式に向けた事前相談の重要性を発信
全国どこでも安心・安全に、そして後悔のないお葬式やライフエンディングを迎えられる世の中を目指し、トータルサポートを提供する、燦ホールディングス株式会社(東京本社:東京都港区、大阪本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:播島聡、東証プライム:9628)は、2026年7月6日(月)、公益社 高円寺会館にて、メディア向けラウンドテーブル「事前相談体験会」を開催しました。

本イベントでは、同社が発表した「葬儀における意思決定と費用に関する実態調査」の結果をもとに、葬儀社を比較しないまま決定している方が約8割、葬儀社を3時間以内に決定している方が約4割にのぼる現状を紹介。短時間で重要な判断を迫られる葬儀の実態と、後悔のないお別れに向けて事前相談が果たす役割を、トークセッション、質疑応答、事前相談の疑似体験、会館見学を通じて発信しました。
■本イベントの趣旨
本イベントは、燦ホールディングスグループが掲げる「『もしも』の準備は『いま』を大切にするために。」という考えのもと、葬儀への漠然とした不安や悩みを解消する「事前相談」の意義を広く知っていただくことを目的に開催しました。
当日は、葬儀業界の現状や事前相談の実態をテーマとしたトークセッションに加え、「来て・見て・話す」をテーマに、一級葬祭ディレクターによる事前相談の疑似体験や、公益社 高円寺会館の館内ツアーを実施しました。参加メディアの皆さまには、式場や控室などをご覧いただきながら、事前相談や会館の雰囲気を体感いただきました。
■社長からのご挨拶
<燦ホールディングス株式会社 代表取締役社長 播島>
播島は、葬儀やライフエンディングに関する話題がメディアで取り上げられる機会が増える一方、葬儀は日常的に経験するものではないため、消費者がいざという時にどこから情報を得て、何を基準に判断すべきか分かりにくい状況があると説明しました。全国には多くの葬儀事業会社や紹介事業者が存在するものの、葬儀事業を営むうえで国や行政による一律の許認可・資格制度が設けられているわけではなく、説明範囲や料金の見え方にも差が生まれやすいと指摘しました。
そのうえで、事業者側と消費者側の情報の非対称性を埋めるためには、葬儀社側が積極的に正しい情報を発信し、消費者の不安に寄り添う姿勢が重要だと強調。燦ホールディングスグループとして、これまで多くの葬儀に向き合ってきた経験を活かし、安心して葬儀サービスを利用できる関係づくりに取り組んでいくと述べました。
■トークセッション「葬儀の現状と事前相談の実態」
<燦ホールディングス株式会社 代表取締役社長 播島 ×燦ホールディングスグループ 株式会社公益社一級葬祭ディレクター 阪本さおり>
トークセッションでは、「調査結果から見た業界課題」「現場で寄せられる不安」「事前相談が果たす役割」の3つのテーマで、播島と今まで600件以上の葬儀を担当してきた阪本がそれぞれの立場から語りました。
調査結果から見た業界課題
同社が2026年6月に発表した「葬儀における意思決定と費用に関する実態調査」をもとに紹介されました。過去5年以内に葬儀に関与した40代から80代の男女500名を対象にした同調査では、葬儀社を比較せずに決めている人が約8割、また約4割が3時間以内に葬儀社を決定していることが明らかになりました。
さらに、比較検討しなかった理由としては「時間的余裕がなかった」が最も多く、大切なご家族を亡くされた直後の悲しみや混乱の中で、ご遺族が十分に比較検討する時間を持ちづらい実態がうかがえます。病院で亡くなられた場合には、次の患者の受け入れや限られたスペースの確保といった医療機関側の事情もあり、短時間で判断に向き合わざるを得ない状況が背景にあると紹介されました。 参考:燦ホールディングス「葬儀における意思決定と費用に関する実態」に関する意識調査より引用 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000146686.html

播島は、葬儀は人生の大きな節目に関わる大切な時間である一方、病院で亡くなられた場合には、次の患者の受け入れや限られたスペースの確保といった医療機関側の事情もあり、ご遺族が短時間で葬儀社選びに向き合わざるを得ない場面があると説明しました。そのうえで、調査結果で示された「比較なし」「3時間以内の決定」という実態について、各社のサービス内容や料金の違いを限られた時間で把握することは容易ではなく、平時から葬儀に関する情報に触れ、選択肢を持っておくことが、納得できる葬儀社選びにつながると指摘しました。
また、スマートフォン検索やAIを使って地域の葬儀社を調べる方が増えていることにも触れました。AIによって、ホームページの情報、料金体系、口コミ、会社や経営者の発信などを簡単に確認できるようになったことは消費者にとって前向きな変化である一方、ネット上の情報だけでは実際の流れや費用に何が含まれるのか、ご家族ごとの事情にどう当てはまるのかまでは分かりきらないと説明。だからこそ、葬儀社側には正確な情報を継続的に発信し、相談時に誠実に説明できる体制が求められていると述べました。


現場で寄せられる不安
続いて阪本は、現場で日々お客様と向き合う立場から、最も多く寄せられる不安の一つが費用であると紹介しました。葬儀には、搬送や式場、火葬、安置、遺影写真など必ず必要になる項目と、料理や返礼品など人数や希望によって変わる項目があり、見積の中に何が含まれているのかを確認することが重要だと説明しました。さらに、金額だけでなく、安心してお別れができるか、安置中に面会できるか、故人のお身体のケアをきちんとしてもらえるかなども、葬儀社を比較する際の大切な観点だと語りました。
事前相談の場では、好きな歌を皆で合唱したい、棺にメッセージを書きたいといった希望を伺うこともあると紹介しました。相談を通じて「こんなこともしていいのか」と気づく方も多く、費用や形式だけでなく、故人らしいお別れや家族の思いを形にするための選択肢を知ることが、後悔のない葬儀につながると説明しました。
事前相談が果たす役割
事前相談の意味について、播島は、葬儀の内容や費用をその場で決めるためだけのものではなく、ご本人やご家族がどのような選択肢があるのかを知り、自分たちにとって大切にしたいことを整理する場であると説明しました。元気なうちから家族で考えを共有しておくことで、いざという時にも落ち着いて対応でき、遺された家族の安心にもつながると述べました。
続いて阪本は、実際の事前相談では、まず相談者が何に不安を感じているのかを丁寧に伺うことから始めると説明しました。ご本人の葬儀なのか、ご家族の葬儀なのか、すでに希望があるのか、まだ何も分からないので一度聞いてみたい段階なのかによって入口はさまざまであり、そのうえで、一般的な葬儀の流れ、参列者の範囲、式場、宗教・宗派、予算、見積などを順番に確認していくと紹介しました。その場ですべてを決める必要はなく、持ち帰って家族で話し合うことも大切にしているとしました。
さらに近年はご自身の葬儀について相談される方が増えていると述べました。約20年前、終活という言葉がまだ一般的ではなかった頃は、エンディングノートの書き方などのセミナーへの参加者は多くなかったものの、現在は葬儀のイベントに100名、200名規模で来場されることもあり、葬儀や終活への関心が高まっていると紹介。80代女性が自分の葬儀で流すメッセージや曲まで相談し、具体的なイメージを持てたことで「安心した」と話したエピソードも共有されました。
最後には、播島から普段から抱えている不安や分からないことを言葉にし、専門家と一緒に整理していくプロセスそのものに意味があると説明しました。阪本も、本人や家族の思いを事前に相談し共有しておくことで、ご遺族が故人とのお別れに集中しやすくなるとし、現場の経験から事前相談の意義を伝えました。
■葬儀の事前相談会
葬儀の流れ、見積、事前に確認すべき項目を具体的に紹介
後半では、参加メディアが葬祭ディレクターによる事前相談を疑似体験しました。通常約1時間かけて行う事前相談を、今回は約20分に短縮して実施。葬儀の流れや事前に準備しておくとよい項目を説明したうえで、参加メディアからの質問に応じる個別相談形式で進行しました。
事前相談では、契約を前提とした場ではなく、葬儀の流れや必要な準備、費用の考え方などを理解し、自身や家族に合った葬儀の形を考える機会であることを体験いただきました。また、見積書やカタログを用いながら、棺や寝台車など葬儀を構成する各項目にはさまざまな選択肢があり、それぞれ価格帯が異なることや、葬儀費用がどのような項目で構成されているのかをご確認いただきました。さらに、希望者にお渡ししているエンディングノートを紹介し、家族で葬儀や人生の最後について話し合うきっかけづくりや、事前に備えることの大切さなど、事前相談が持つさまざまなメリットを実際に体験いただきました。

■公益社 高円寺会館の施設見学
疑似体験後には、公益社 高円寺会館内の安置室や式場の見学も行われました。地下には個室の安置室が3部屋あり、葬儀が執り行われるまでの期間、故人にお休みいただく場所として利用できることや、日中の面会、故人とのお別れの時をゆっくりと過ごせる環境づくりについて紹介しました。会館によって設備は異なるものの、実際の空間を確認しておくことで、家族がどのような場所で故人と過ごせるのかを具体的にイメージしやすくなると説明しました。続いて式場では、祭壇の位置、寺院の席、遺影写真、供花や受付の配置などをご紹介。高円寺会館は一日一組の式場として利用でき、故人の好みの物を飾る、映像を流すなど、ご希望に合わせた演出も相談できることが紹介されました。

■会社概要
燦ホールディングス株式会社について
燦ホールディングスグループは、東証プライム市場に上場する全国展開の専業葬儀事業者であり、葬祭業界のリーディングカンパニーとして、90年以上にわたり人の「最後」と真正面から向き合ってきました。
私たちは“まごころ”をもって故人をお見送りする時間を大切にし、シニア世代とそのご家族の一人ひとりの人生に寄り添いながら、葬儀は人生の最終章を締めくくるかけがえのない儀式であることを伝えたいと考えます 。
また、ライフエンディングに対する啓蒙にも積極的に取り組み、ご本人とご家族が安心して最後を迎えるため、社会全体でその準備を支えられる未来を目指しています。
これからも、人生100年時代を生きるすべての人にとって、「最後の時間が愛と敬意に包まれる社会」の実現に貢献してまいります。
企業名 :燦ホールディングス株式会社
東京本社 :東京都港区南青山1-1-1 新青山ビル西館14F
TEL:03-5770-3301(代表)FAX:03-5770-3302
大阪本社 :大阪市北区天神橋4-6-39
TEL:06-6208-3331(代表)FAX:06-6208-3332
設立 :1944年(昭和19年)10月2日(創業1932年8月)
資本金 :25億6,815万円
従業員数 :54名(単体)、1,153名(連結)(2025年3月末現
在)
事業内容 :持株会社事業、不動産事業、管理業務受託事業
主要取引銀行:三井住友銀行、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、
みずほ銀行

【燦ホールディングスグループ】
持株会社事業、不動産事業、管理業務受託事業
・燦ホールディングス株式会社
葬儀事業
・株式会社公益社 ・株式会社葬仙 ・株式会社タルイ
・株式会社家族葬のファミーユ・株式会社花駒 ・株式会社備前屋 ・株式会社たまのや
・株式会社北関東互助センター ・株式会社喜月堂セレオ ・株式会社グランセレモ東京
その他事業
・株式会社きずなホールディングス ・こころネット株式会社
・エクセル・サポート・サービス株式会社 ・ライフフォワード株式会社
・株式会社クニカネクスト ・カンノ・トレーディング株式会社
・株式会社フルール ・株式会社ハートライン
https://www.san-hd.co.jp/about/group.html
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