元鹿島アントラーズの青木剛選手が優勝!フットゴルフジャパンツアー 2025 [OVER THE TOP] 第11戦、群馬板倉オープン開催!
灼熱の群馬県邑楽郡板倉町の板倉ゴルフ場に総勢85選手が集結!36ホールでトップを競う。


一般社団法人日本フットゴルフ協会は、同協会が主催するフットゴルフジャパンツアー2025の第11戦『群馬板倉オープン』を7月5日(土)、6日(日)の2日間に渡り群馬県邑楽郡板倉町の板倉ゴルフ場で開催しました。

男子の部では元鹿島アントラーズの青木剛選手がおよそ1年半ぶりに優勝しました。
初日6アンダーの66で3位タイとなった青木選手は、最終日最終組でスタート。この日も6アンダー66と会心のプレーを見せ、初日トップタイの川尻蓮斗選手、高波瀬史人選手(7アンダー65)を逆転し勝利。最終日に7アンダー65で回ったジャパンランキング1位の藤原義晃選手、2024年アジアカップチャンピオンの高田流我選手の猛チャージを抑えました。


シニアの部では、伊藤敦選手がフットゴルフジャパンツアー初優勝を飾りました。初日に2アンダー70でトップタイとすると、最終日も1アンダー71とアンダーパーでラウンドし通算3アンダー。2位に1打差をつけ、悲願の初勝利を挙げました。


女子の部ではジャパンランキングトップの阿久津里奈選手が、『第52回 SHIELDS OPEN』、『栃木オープン』に続き3連勝を果たしました。
阿久津選手は初日に2オーバー74で2位と3打差をつけトップに立つと、最終日も女子で唯一のアンダーパーとなる1アンダー71をマークし、一度も首位の座を譲ることなくホールアウト。2位に7打差をつける圧倒的な強さを見せました。


また、シニア+の部では元横浜フリューゲルスの前田治選手が優勝しました。
前田選手は、初日に4オーバー76で他2選手と並びトップ発進すると、最終日は5アンダー67と男子やシニアの部の選手に負けない好プレーで一気に抜け出し、通算1アンダー。こちらも後続に7打差をつける強さを発揮しました。これで前田選手は今季ツアー6勝目。Jリーグで培った勝負強さをフットゴルフでも見せています。


次回のフットゴルフジャパンツアー2025は、8月5日(火)から8日(金)<5日は指定練習日>まで北海道美唄市の「ゴルフ5カントリー美唄コース」で開催される『FIFG WORLD TOUR JAPAN FOOTGOLF INTERNATIONAL OPEN 2025 supported by SAPPORO』となります。
2年ぶりに日本でフットゴルフのメジャー大会が開催され、現在11カ国の国と地域の選手がエントリーをしています。




フットゴルフとは?
サッカー(フットボール)とゴルフ、この異なるスポーツを融合した新しいスポーツがフットゴルフです。サッカーボールの5号球を使い、ゴルフコースで9ホール、または18ホールをラウンド。「サッカーボールを蹴ってゴルフをする」ことをイメージすると分かり易いでしょう。
フットゴルフは、2009年にオランダでルール化されると、国際フットゴルフ連盟が設立された2012年にはハンガリーで第1回ワールドカップを開催。欧米を中心に既に40カ国以上で楽しまれており、急速に普及している現在最も注目されているスポーツとなっています。2016年1月にはアルゼンチンで26カ国が参加し第2回ワールドカップが開幕。そして、2018年12月には、モロッコで33カ国合計約500名が出場し第3回ワールドカップを実施。2023年5月末から6月上旬にかけては、39カ国約1,000名により第4回大会がフロリダ州オーランドで行われました。(2020年9月末からは第4回ワールドカップが日本で開催されることが決定していましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により2021年9月末に延期され、その後、FIFG総会の決議により2021年1月28日に中止が決定しています)
また、フットゴルフ先進国のアメリカでは、既に600コース近くでフットゴルフがプレーでき、イギリスでもその数は200を越えており、欧米を中心にその認知度もアップ。国内では当協会が2014年2月に創設され、直後からジャパンオープンなど賞金トーナメントも開催。2017年には名門・軽井沢72ゴルフの南コースで国内初の国際大会も行われました。そして2025年3月現在、フットゴルフが楽しめるコースは国内で約30カ所となっています。
そして現在、フットゴルフはGAISF(国際スポーツ連合団体)のオブザーバー会員となっており、将来のオリンピック正式種目化を目指しています。
フットゴルフジャパンツアーとは?
当協会では、協会設立から約2ヶ月後の2014年4月14日に「第1回フットボールゴルフジャパンオープン」を開催。それから2年間は、“第○回”と回数部分を積み重ねる形で「ジャパンオープン」という名称はそのままにトーナメントを実施してきました。
現在のようにツアー化されたのは2016年からで、大会名が開催地や地域などにちなんだ名称、冠スポンサー様名となったのは2019年から。最後に「ジャパンオープン」という名で大会を実施したのは、同年7月26日から3日間行った「第40回ジャパンオープン」となっています。
また当協会主催のジャパンツアーの多くの大会は、世界フットゴルフ連盟が主催するフットゴルフワールドツアーの一部となっており、出場選手は大会の成績に応じてワールドツアーポイントを獲得 (ライセンス登録プレーヤーに限る) 。国内にいながら世界中のフットゴルファーと競い合える環境が整っています。
協会概要
名称:一般社団法人日本フットゴルフ協会
所在地:〒359-0034 埼玉県所沢市東新井町737-3 第3武井ビル3F
会長:松浦 新平
公認アンバサダー:高橋 陽一(キャプテン翼原作者)
特別顧問:林義規(元公益財団法人日本サッカー協会副会長)
育成アドバイザー:高島雄大(元鹿島アントラーズ育成部長)
協会設立:2014年2月
国際フットゴルフ連盟(FIFG)加盟:2014年11月
公式ウェブサイト:https://www.jfga.jp/
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