「設計」の本質は「リスク」と向き合うこと! 当社の機械プラント設計職のトップが、4月16日(木)兵庫県立大学工学部機械・材料工学科さまにおいて「インターンシップ授業」を実施しました
機械や電気などのハード系エンジニアを志望する学生が減る中で、機械・電気の設計の仕事のおもしろさを知ってもらおうと、当社の設計職のトップが兵庫県立大学さまにて「インターンシップ授業」をいたしました。
環境保全プラントや絶縁体製造プラントの設計・施工を手がける当社・三和エンジニアリング株式会社(本部:兵庫県明石市、代表取締役社長:佐田 和正)は、4年ほど前から新卒や第2新卒およびキャリア人材の採用に注力してきて着実に成果に繋げてきました。
今回の兵庫県立大学工学部機械・材料工学科さまの「インターンシップ授業」はその一環として実施したのはもちろんのこと、広く地元・播磨エリアの1人でも多くの機械・電気系の学生の方々に「ものづくりの楽しさや喜び」を体感してもらいたいという強い想いもその実施を後押ししました。
実施の背景
兵庫県立大学工学部機械・材料工学科さまは、「実際の仕事をもとにした体験型プログラムを提供することで、学生がものづくりの現場を身近に感じながら学ぶこと」「地域企業との連携を通じて地元産業の魅力や役割への理解を促し、地域に根ざしたキャリア形成を促すこと」を目的として、当「インターンシップ授業」を企画されました。
そして、播磨エリアで働くことを希望する学生向けの就職情報サイト「はりまっち」を運用してる株式会社ダイネンヒューマンplusさま(本社:姫路市)さんから当社へ依頼がありました。
当社では数億円規模を超える大型の環境保全プラントや絶縁体製造プラントを設計・施工しており、大学の研究室内や実習室内では当社業務を体感していただくことにかなり難しさを感じてはいたものの、上記の兵庫県立大学工学部機械・材料工学科さまの企画目的に強く共感し、知恵を絞ってその目的に沿うプログラムを検討し、実施に踏み切りました。
「インターンシップ授業」の全体像
兵庫県立大学工学部機械・材料工学科さまの「インターンシップ授業」は、兵庫県内に拠点を置く中堅・中小メーカー11社が、毎週木曜日14:40~16:10の1時間半で、3年生を対象に13週間で実施します。
そして7月16日(木)には全体を通した成果発表会が開催されます。
「インターンシップ授業」当日の様子
4/16段階では、まだ新年度の履修届も完了していないこともあって、参加した学生は7名でした。
・挨拶&レクチャー
当社社長からの挨拶ののち、まず兵庫県立大学工学部生命工学科出身の当社の設計部長が「設計とは何か?」というタイトルでレクチャーしました。
内容としては、設計職の「現場のリアル」として、「設計」の本質は「リスク」と向き合うことであり、「リスク」に対して設計者は「何を捨てるのか」を「決断」しなければならないことなどを伝えました。

・グループディスカッション
レクチャー後は当社が世界的にトップシェアを握る総工費10億円超の絶縁体製造プラントが稼働する短い動画を見てもらい、その実際の設計図と共に「どこにリスクがあり、どんな改善案が考えられるか?」をグループごとでディスカッションしてもらいました。
「インターンシップ授業」の担当教授の方からも積極的に質問をが出て、参加学生たちの間でも少しずつディスカッションが生まれていきます。そして社長や設計職トップが当プラントについて語る「熱」もどんどん上がっていき、学生の皆さんも少ない残り時間の中で熱心にそれぞれの結論を導いていきました。



・プレゼンテーション&総括
ディスカッションの後には、2つのグループの代表の学生それぞれからプレゼンテーションしてもらいました。
すると、実際にリスクとして検討して対策を打った課題がプレゼンされるなどなかなか鋭い内容に驚きながら、プレゼン内容1つひとつに対して現場ではどのように判断して手を打ったのかを説明していきました。
そして社長からの「すべてが検討の価値のあるプレゼンでした。実は安全性の一方で、作業する人の操作性やコストなどなどのジレンマを抱えながら設計する必要があり、これがまた1つの醍醐味なんです」という総括で授業を終了しました。


授業後のアンケートでは…
当「インターンシップ授業」に関する事後アンケートでは、ほとんどの項目で5段階の「5」「4」の評価点を学生の皆さんからいただきました。
また自由記述欄には下記のような感想が寄せられました。
「設計はただCADなどを使って制作図面を描くだけではなく、安全面やコスト、納期などさまざまな制約を満たす必要があることが分かった」
「安全性、コスト、納期、規格などさまざまな制約がある中で、妥協点を見つけ、どれを満たすか、あきらめるかを考え決めるのが設計の仕事だと学んだ」
「今回学んだことを活かして、日ごろから機械を見るたびに、どんなリスク対策が行われているか想定して、リスクアセスメントに対する意識をつけていきたいと思う」
「実際に機械を操作する人のあらゆる可能性を考慮する必要があるのだと学べたが、これも設計者を苦しめる要素だが、これこそが設計者という仕事の魅力でもあるなと感じられた」
「社長が設計について深く把握されていることが印象的で、実際に設計する際に親身に対応してもらえることは非常に心強いと感じました」
今後の展開について
当社が設計・施工する各種プラントは小さなものでも数メートル四方もあり、その技術を体感してもらうことを断念していましたが、今回の「インターンシップ授業」を通じてその手法に1つの目途が立ちました。
兵庫県立大学工学部機械・材料工学科さまの企画目的に近いことを実現されたい大学を始めとした教育機関さまにおいて、もし必要がありましたら同様の手法にて喜んで提供させていただきますのでぜひご一報いただければと思っています。
三和エンジニアリング㈱について
● 社名: 三和エンジニアリング株式会社 (SANWA ENGINEERING CO., LTD)
● 本部所在地: 〒674-0093 兵庫県明石市二見町南二見1番27号
● 設立: 昭和53年11月21日
● 代表者: 代表取締役社長 佐田 和正
● 資本金: 8000万円
● 従業員数: 84名
● 事業内容:兵庫県明石市に本部を置き、環境保全のためのプラントや半導体に不可欠な絶縁体製造プラントの設計・施工で国内ならびに世界で高いシェアを誇っています。
将来的に、環境分野も半導体分野もマーケットとして飛躍的に拡大することが確実な中、創業から48年目を迎える当社では「NEXT STAGE!」をスローガンに中堅企業への飛躍の歩みを進めており、若手人材採用や育成、新しい組織づくりに大きな力を注いでいます。
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