エイエムオー・ジャパン 非球面着色眼内レンズ搭載デリバリーシステムを新発売
-テクニス オプティブルー iTec プリロードデリバリー システムを3月から出荷開始-
2014年2月27日 エイエムオー・ジャパン株式会社 (AMOジャパン;本社:東京都港区、代表取締役社長:天野総太郎)は、白内障治療用の非球面着色眼内レンズを搭載したテクニス オプティブルー iTec プリロードデリバリーシステムを3月3日より販売を開始いたします。
テクニス オプティブルー iTec プリロード デリバリー システムは、昨年3月に発表した白内障治療用非球面着色眼内レンズ、テクニス オプティブルー ワンピース(販売名:テクニス ワンピース VB)を挿入する際に、直接レンズに触れることなく、手術が可能になっています。従来は眼科医が自らIOLを挿入器に装填し、眼内に挿入するという方法を取る必要がありました。新製品は、IOLが既に搭載されているため、白内障手術の関連工程を簡素化します。新製品は白内障手術の予見性を高め、手術中の安全性リスクの低減をもたらすよう設計されています。わずか2.2~2.4mmの切開創によるIOL挿入が可能であり、IOLの取扱いと挿入における患者のリスクを最小限にすることができます。
本デリバリーシステムに搭載されているテクニス オプティブルー ワンピース の非球面のデザインは、球面収差による焦点のあいまいさを最小限にし、より高いコントラスト感度を得られ、シャープな見え方を提供します。また、レンズの光学部は疎水性アクリル素材を独自のクライオレースカット製法で製造しており、グリスニングの発生を抑えることができます。
「テクニス オプティブルー ワンピースは元々、眼内レンズとしての質の高さで知られていましたが、今回のテクニス オプティブルー iTec プリロードデリバリーシステムが加わることにより、眼内に挿入する際の安全性と操作性が向上し、製品としての完成度がさらに高まったと考えられます」と、筑波大学 医学医療系眼科 教授 大鹿哲郎氏は述べています。
アボットは、全般的な白内障の治療領域における世界的なリーダーであり、国内では、超音波水晶体乳化吸引システムであるホワイトスター シグネチャー® システムをはじめ、単焦点、多焦点、トーリックなどの様々な眼内レンズを提供しております。
エイエムオー・ジャパン株式会社 代表取締役 天野総太郎は、「エイエムオー・ジャパン株式会社は日本の眼科医の皆さまの業務の効率化と、患者さまの高い視機能を実現させ活動的なライフスタイルを取り戻させるための新しい製品を追求し続けます」と述べています。
【米国アボット メディカル オプティクス社(Abbott Medical Optics, Inc.)について】
アボット メディカル オプティクス社(米国)は、年齢層を問わず、人々の生活を向上させるヴィジョンテクノロジーの提供に取り組んでいます。白内障手術領域、屈折矯正手術領域の眼科医療機器、コンタクトレンズケア用品において総合的なポートフォリオを提供しています。白内障の製品ラインには、単焦点および多焦点眼内レンズ、水晶体乳化吸引システム、眼粘弾剤、ならびに眼科手術で使用する関連製品があります。屈折矯正の製品ラインには、ウェーブフロント測定器、フェムトセカンドレーザーおよびエキシマレーザー屈折矯正システムがあります。コンタクトレンズケアの製品ラインには、消毒液、洗浄液、レンズ湿潤点眼薬、涙液型点眼薬があります。詳細はhttp://www.abbottmedicaloptics.comをご覧ください。
【エイエムオー・ジャパン株式会社について】
エイエムオー・ジャパン株式会社はアボット・グループの一員で米国アボット メディカル オプティクス社の日本法人です。白内障手術領域、屈折矯正手術領域の眼科医療機器、コンタクトレンズケア用品の三事業分野において製品とサービスの提供を行っています。詳細はエイエムオー・ジャパン株式会社のホームページhttp://www.amo-inc.co.jp/をご参照ください。
【アボットについて】
アボット社は、広範囲のヘルスケアに基盤を置くグローバルヘルスケア企業であり、人々の生活を向上させるために製品や技術を開発しています。主要な事業内容は、科学的知見に基づいた診断薬・機器、医療機器、栄養剤そしてブランドジェネリック医薬品を提供しています。グループ総従業員数約69,000人を擁し、世界150カ国以上で営業活動を行っています。
【アボット ジャパンについて】
日本国内では、従業員約2,200人が栄養剤、医療機器、診断薬・機器そしてビジョンケア製品を含む医薬品と医療機器に関する製造、研究、開発、流通および販売とマーケティングに従事しています。東京、福井、千葉に主要拠点を置いています。
アボット社(http://www.abbott.com)、アボット ジャパン(http://www.abbott.co.jp)、ツイッター(@AbbottNews)も合わせてご参照ください。
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