芸術学部教授 武蔵篤彦の退職記念展覧会「武蔵篤彦展 1988 ‒ 2022」開催
在職中の1988年から2022年までに制作した、版画15点とペーパーワーク5点の合計20作品を展示(入場無料/予約不要)
芸術学部版画専攻教員の武蔵篤彦の退職を記念して展覧会「武蔵篤彦展 1988 ‒ 2022」を開催いたします。
武蔵は、京都精華大学が1987年に版画専攻を開設した翌年1988年に着任し、33年間の長きに渡り、芸術学部版画専攻で教鞭をとってきました。またその傍ら、版画家として自身の作品制作も精力的に行っています。
武蔵は長年、絵画(直接表現)と版画(間接表現)の領域を横断した作品制作に取り組んできました。本展覧会では、在職中の1988年から2022年までに制作した、版画15点とペーパーワーク5点の合計20点を展示いたします。リトグラフ、ポリマー凹版、コラグラフにアクリルや油彩など、多様な技法で制作されたもので、33年間に渡る研究成果をご覧いただけます。
「絵画には、さまざまな役割が考えられるが、『何かを伝える器』であることには間違いがないと思う。人々を不安にさせる情報や画像が飛び交う中、できることならば、風そよぐ木漏れ日の中にいるような『何かを伝える』ために、筆致をレイヤーのように画面に重ねながら描ければと願っている。」という作家の言葉をヒントに、鑑賞してみてください。そこには、作家が版画専攻で33年間に渡り実践してこられた「教育研究へのメッセージ」も伝えられている筈です。
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武蔵篤彦展 1988 ‒ 2022
日程:2022年 2月14日[月]— 2月26日[土]
時間:12:00 ‒ 19:00 (最終日は16 : 00まで)
会場:京都精華大学 サテライトスペース Demachi
〒606-8205 京都市左京区田中上柳町25-3 京阪出町柳ビル2F
主 催:京都精華大学 学長室グループ Demachi
活用プロジェクトチーム
出展者:武蔵 篤彦 | Musashi Atsuhiko
京都精華大学芸術学部造形学科版画専攻 教授
1952年 京都府生まれ、同地在住。
1979年 サンフランシスコ・アート・インスティテュートM.F.A.
主な展覧会に、インターグラフィック ‘90 (ドイツ、1990)、芸術祭典・京 (京都、1993)、京都市芸術新人賞受賞作家展‘95 (京都、 1995)、スコットランド・アニュアル (アートクラブ賞、スコットランド、1999)、現代版画の潮流展( 東京、2004) 、G loba l Vision (アメリカ、2010)、超京都 (京都、2012)、日中現代版画交流展- 2016 深圳展(中国、2016)、P/CAS Paris Contemporary Art Show (フランス、2018)。
東京、名古屋 、一宮、京都 、大阪、福岡、大分、サンフランシスコ、ボーズマン、ニューヨーク、イーストン、エディンバラ、キャンベラで個展を45回開催。
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