GW後半(5/4〜5/10)の飲食店の予約件数、13特定警戒都道府県では対前年比で−90%となり深刻な状況が続く一方で若干の回復の兆しも

〜エビソル、自粛営業を余儀なくされている飲食店の状況を正しく知ってもらうことを目的に、飲食店予約数の推移を週次で公開〜

エビソル

飲食店向け予約管理システム「ebica」を運営する株式会社エビソル(本社:東京都渋谷区、代表取締役:田中 宏彰、以下、エビソル)は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策に伴い大幅に自粛営業を余儀なくされている飲食店の厳しい状況を知っていただくことを目的に、飲食店の前年対比の予約状況を毎週お知らせいたします(公開は一定期間)。
まず、新型コロナウイルス感染拡大前〜GW明け(5月10日)までの調査データを公開します。本データは、予約管理システム「ebica」および「グルメサイトコントローラー」で全ての予約を一元管理している、全国約4,000店舗の予約情報をもとに作成しております。
■調査サマリ
  1. 全国的に、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が発出された2020年4月7日以降から予約件数が激減し、外出自粛が加速
  2. 東京、大阪では「緊急事態宣言」が発出以降、1カ月以上に渡り、対前年増減率−90%以上となる深刻な状況が続く
  3. 13特定警戒都道府県以外の34県では、社会経済の維持へと段階を移行する5月4日以降で若干、回復の兆しが見えるが、依然として非常に厳しい状況

表1:全国における1店舗あたりの平均予約件数の推移表1:全国における1店舗あたりの平均予約件数の推移

 

■エビソル飲食店予約推移・全国

 国内で初めて新型コロナウイルスの感染が認められた2020年1月16日前後では、飲食店の予約件数は前年比124%と好調でした。全国の小中高に臨時休校要請がなされた3月2日から前年比70%と新型コロナウイルス感染症による影響が大きく見られるものの、3月最後の三連休があった週では前年比75%と前週比で増加したことから外出自粛に多少の緩みがあったことが推測されます。

 国内の1日ごとの感染者数(クルーズ船・横浜港を除く)が100人を超えた3月27日以降、飲食店の予約件数が大きく減少しはじめ、政府より新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が発出された2020年4月7日前後で予約件数が前年比14%に激減。GWが始まる4月最終週では前年比5%、増減率−95%となり、更に激減したことからGW期間中の外出自粛の様子が伺えます。
 GW真っ只中となる、5月第1週は引き続き厳しいものの、5月7日に連休が明け一部の地域で自粛が解除されたことから約1カ月ぶりに前年比が10%台に戻りました。

 

■エビソル飲食店予約推移・13特定警戒都道府県

 重点的に感染拡大防止の取り組みが必要とされる、13の特定警戒都道府県のうち、東京、大阪など繁華街や人口の多い地域では2020年4月7日に発出された「緊急事態宣言」以降、1カ月以上に渡り、対前年増減率−90%以上となる深刻な状況が続いていることがわかりました。

 

■エビソル飲食店予約推移・13特定警戒都道府県以外の34県

 13の特定警戒都道府県以外の34県においても、4月中旬以降は2週連続で対前年増減率−90%であったことがわかりました。5月4日に、対象地域を全国としたまま「緊急事態宣言」を5月31日まで延期されることが正式決定される一方、重点的に感染拡大防止の取り組みが必要な13の特定警戒都道府県でない34県においては、感染拡大の防止と社会経済活動の維持の両立に配慮した取り組みに段階的に移行するよう求められたことを受け、前年比18%と若干の回復の兆しが伺えます。しかしながら、飲食店にとっては依然として非常に厳しい状況が続いています。
 

表2:各地域における1店舗あたりの平均予約件数の推移表2:各地域における1店舗あたりの平均予約件数の推移


 エビソルでは、「“体験”をアップデートして 社会に貢献する」というミッションのもと、1日も早い新型コロナウイルス感染症の終息を願うと共に、苦境に立たされる全国の飲食店の現実を多くの方に知っていただきたいとの思いから今後、週次で飲食店予約推移を調査し、以下公式HPにて公開して参ります。
https://www.ebisol.co.jp/news

【調査概要・結果をご覧いただく際の注意事項】
調査期間:2019年12月30日〜2020年5月10日
調査対象:「ebica」および「グルメサイトコントローラー」をご利用の全国約4,000店舗
実施機関:株式会社エビソル
※本データは、予約管理システム「ebica」および「グルメサイトコントローラー」で全ての予約を一元管理している全国約4,000店舗を対象に抽出しています。
※契約店舗1店舗あたり、1週間における平均予約数を算出。
※ISO WEEKカレンダーの定義に沿って、前年同週対比となります。
※本報道発表資料に記載されている内容、製品、仕様、問い合わせ先およびその他の情報は、発表日時点のものです。これらの情報は予告なしに変更される場合があります。

ebica(エビカ)予約台帳
「ebica(エビカ)予約台帳」は、飲食店向けに開発されたクラウド型の予約/顧客台帳システムです。各飲食店の予約管理ニーズに応じた設定ができ、グルメサイト経由予約の一元管理機能やオウンドメディア向け予約フォームのご提供等、Web予約を主軸とした様々な集客ソリューションをご提供しています。特に最近では中国最大級の生活情報メディア「大衆点評」等との連携により、訪日中国人をはじめとしたインバウンド集客にもご好評をいただいております。

株式会社エビソル 会社概要
所在地: 東京都渋谷区恵比寿4-5-27 パティオクアトロ3F
代表者: 代表取締役 田中 宏彰
設立日: 2011年10月20日
資本金: 59,746,500円(資本準備金含む302619,500円)
事業内容 : 飲食OMO事業、インバウンド事業、グローバル事業
※記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。

 

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会社概要

株式会社エビソル

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URL
http://www.ebisol.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区 恵比寿4-5-27 パティオクアトロ3F
電話番号
03-4405-4041
代表者名
田中 宏彰
上場
未上場
資本金
3億261万円
設立
2011年10月