北斎館(長野・小布施)と美術展ナビがグッズを共同開発!


信州・小布施町の「北斎館」と美術展ナビが共同開発したグッズを、9月8日に開催する「美術展ナビフェス2025」当日から、美術展ナビオンラインストアで販売開始します。
小布施は、葛飾北斎(1760~1849)が晩年に逗留し、画業の集大成をはかった特別な地です。なかでも祭屋台の天井画は、晩年の最高傑作として小布施で大切に守り伝えられてきました。
北斎館は2026年に開館50周年を迎えます。北斎館の上町祭屋台天井絵(かんまちまつりやたいてんじょうえ)の「男浪(おなみ)」は「富嶽三十六景・神奈川沖浪裏」の10年後に描かれた北斎の波の最終形であり、「小布施の北斎」を広く認知を高めたい、という同館の熱い思いのもとにグッズ開発が始まりました。今年3月末にスタートし、構想から完成まで約5か月をかけて、「男浪」や50周年記念ロゴを取り入れたグッズ4種が完成しました。
◆50周年記念ジェットストリーム4&1 ピュアモルト・バンブー 各3,300円
三菱鉛筆の大人気多機能ペン・ジェットストリーム4&1に、「北斎館」の50周年記念ロゴマークを入れました。グリップ部分は、ピュアモルトには何十年にもわたりウイスキー樽として使用されていたオーク材、バンブーには天然竹材を採用しています。高級感や上品な風合いに、耐久性も兼ね備えた高級感のある仕上がりです。軸の色だけでなく、ボールペンの線の太さが異なるので、お好みでお選びいただけます。



◆50周年記念ベロアハンカチ ネイビー・ワイン 各2,200円
日本製の高級タオルブランド「Hotman」とのコラボレーションで、肌触りの良いハンカチサイズのベロアタオルに、50周年記念ロゴマークを刺しゅうしました。タオル地と刺しゅうを同系色でシックにまとめながら、ロゴマークにデザインされた落款の赤色が映える記念の一枚です。


【担当者からひと言!】50周年ロゴに注目!
北斎館の50周年記念ロゴマークは、北斎が晩年に毎日の日課として描き続けた「日新除魔」の唐獅子の目がメインモチーフとなっています。皆さんに広く知っていただくため、ジェットストリーム4&1のパッケージには、唐獅子の姿をデザインに取り入れました。ぜひ商品を手に取って「この目がロゴに!」と確認してみてください!
記念ロゴマークについてはこちら

◆北斎館の名品竹うちわ「男浪」「菊図」「富士越龍」 各770円
北斎館が所蔵する北斎の肉筆画の代表作3点を、小判型の竹うちわにしました。
「男浪」は、表面に「男浪」、裏面に「女浪」を入れた竹うちわにぴったりの涼やかなデザインです。「菊図」は、画面いっぱいに絢爛豪華に咲き誇る菊の花と、北斎の署名と落款を入れて華やかに仕上げました。「富士越龍」は北斎が生涯で繰り返し描いた富士と天に昇る龍が、北斎最晩年の画力を感じさせる一本です。いずれもA4ファイルに収まり、コンパクトで持ち歩きにも最適なサイズです。残暑厳しい毎日にまだまだ活躍しそうです。






【担当者からひと言!】「菊図」のうちわ中央の真紅の菊に注目!
菊図は双幅の作品です。北斎館担当者の発案で、今回のうちわには左幅を採用しました。その理由は、うちわ表面中央の真紅の菊にあり!外側が黄金色で内側が真紅の菊は、江戸中期に加賀藩主が命名し、小布施に生育するという「巴錦(ともえにしき)」です。豪華な色合いが特徴の古典菊で、北斎が描いたことで「北斎巴錦」とも呼ばれています。北斎と小布施を象徴するこの菊を中央にデザインしました。

◆「男浪図」両面ミラー 1,100円
北斎館が誇る、晩年の最高傑作「男浪図」のコンパクトミラーです。等倍鏡と拡大鏡つきで、北斎の浪の青色が映えるおしゃれで実用的なアイテムです。


【担当者からひと言!】あなたのそばに「男浪図」を
『「男浪図」を北斎の顔に!』との熱い思いが込もった企画の打ち合わせで、最後に商品化が決定したのがミラーでした。うちわもミラーも日常に寄り添うアイテムで、「男浪図」の奥深い魅力を使う人に感じてほしい、との思いを込めています。浪図の美しい青色のグラデーションも緻密に再現しました。細かなこだわりですが、2枚のミラーの内、北斎館のロゴと波の絵を拡大した側が拡大鏡になっているという感覚的にもわかりやすい仕様になっています。
掲載商品は、北斎館と同館のオンラインショップに加えて、9月8日に東京・大手町のよみうり大手町小ホールで開催する「美術展ナビフェス」に合わせて同日から「美術展ナビオンラインストア」で販売します。
イベント当日は、ご紹介した実際の商品を手に取って見ていただけるだけでなく、北斎館の安村敏信館長に「北斎と小布施、北斎館とミュージアムグッズ」と題して、講演・トークショーを行います。輪島塗箸一膳がついたイベントのチケット(1,000円)を販売中ですので、ご興味のある方はぜひご参加ください。
【北斎館 概要】
開館時間:午前9時~午後5時
※ご入館受付は閉館30分前まで
※1月1日は時間短縮開館 午前10時~午後3時まで
休館日:12月31日
場所:〒381-0201 長野県上高井郡小布施町大字小布施485
観覧料:一般1,200円、高校・大学生500円、小・中学生300円、小学生未満無料(特別展のときは料金が変わります。)
※障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方(1名)は半額
公式サイト: https://hokusai-kan.com/
【美術展ナビ】
読売新聞社が2017年に設立した美術ファン向けの総合サイト(https://artexhibition.jp/)で、現在は月間約400万PVを誇る。2019年にチケットアプリ、2023年にオンラインストアを加えて、美術ファン向けにチケット、グッズも含めた総合的なサービスを提供している。
美術展ナビオンラインストアでは、全国の主要な美術館・博物館や寺社のグッズ販売を受託し、複数の美術博物館等の図録やグッズをまとめて購入できることが大きな特徴となっている。2025年から、各館とのコラボアイテムの共同開発事業を開始した。
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