(株)ゴールドアイピーが阪大VCから1億4,000万円の資金を調達。資金調達の累計額は、4億7,800万円になりました。
人工知能による特許審査シミュレーションシステム『IP Samurai®』を開発する株式会社ゴールドアイピー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:白坂一)は、大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長:神保敏明)を無限責任組合員とするOUVC1号投資事業有限責任組合から、10月30日付で1億4,000万円を資金調達し、7社から合計で3億5,000万円の資金調達を行いました。
(株)ゴールドアイピーの資金調達状況
ゴールドアイピーは、研究者、弁理士だけでなく、個人でも容易に特許関連業務が行なえるような特許調査業務のプラットフォーム化を目指しており、2017年3月にシリーズAで1億2,800万円の資金調達を行ったのち、現在の基幹サービスである『IP Samurai®』の開発・提供を開始しました。シリーズBでは、大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社より1億4,000万円、株式会社クレスコ、西武しんきんキャピタル株式会社、日本技術貿易株式会社、株式会社コア、株式会社Kips、株式会社エリートネットワークの6社より合わせて2億1,000万円の出資を受け、創業から累計で総額4億7,800万円の資金調達を行っています。ゴールドアイピーは今回調達した資金で特許審査シミュレーションシステム『IP Samurai®』の性能を向上させ、クライアントに対する更なる価値の向上を進めます。
「現在『IP Samurai®』は特許庁のサイトで無料版を公開し250人近くの利用者がおります。また、11月には日本公報版、来年4月にはパーソナライズ機能やレポート機能を備えた正規版の発売を控えております。更なる開発を進め、より良いサービスとなるよう今後も全社一丸となって邁進して参ります。」(白坂一CEO)
ゴールドアイピーと大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社の関係
人工知能を搭載した『IP Samurai®』は発明内容(新しいアイデア)をテキストボックスに入力するだけで、特許分類付与、先行技術調査、発明の内容理解・認定、特許登録可能性のランク付けを行い、ユーザーの特許調査の負担を大幅に削減することを可能にする特許審査シミュレーションシステムです。今回、ゴールドアイピーへ投資した大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社は、大阪大学の研究成果の事業化に向けた取り組みや研究成果の活用促進を通して、新しい社会的価値を創出することを目的にした大阪大学の子会社です。今回、ゴールドアイピーの事業計画の審査を通し、大阪大学の研究成果を活用した特許審査シミュレーションシステムの開発を加速させることにより、日本の優れた知的財産を創出する可能性を高められるという社会的意義が大きいと判断し、投資決定に至りました。
また、ゴールドアイピーの白坂一CEOは、大阪大学大学院 情報科学研究科 マルチメディア工学専攻(現)鬼塚真教授と共に、人工知能を用いた特許審査シミュレーションシステムに関する共同開発および特許出願を行なっています。そして、同システム開発の責任者である、ゴールドアイピー取締役CTOの三上崇志氏は、2018年10月より大阪大学大学院 情報科学研究科に入学し、鬼塚教授に師事を受けて「グラフマイニングを用いた特許文章の解析/判定」に関する研究を進めています。
「鬼塚研究室とは意見交換をしながら共同研究を進めています。今回の資金調達が実現したことで、判定結果の精度向上はもちろん、ユーザーが使いやすいインターフェイスの構築にも注力することが可能になりました。該非判定の結果も機械学習で弁理士の感覚を再現できるレベルに近づけたいですし、分析結果が何に基づいて算出されているのか、より分かりやすく可視化できるようグラフ分析を高度化していきたいと思っています。」(三上崇志CTO)
クライアントの知的財産戦略を加速させていく『IP Samurai®』は、2018年4月に発売された米国特許対応版であるα版がトヨタ自動車株式会社の子会社であるTTDC(トヨタテクニカルディベロップメント株式会社)を始め9社と契約済みで、2018年11月に日本特許に対応したβ版を販売する予定です。また、特許庁の知的財産インテリジェンスサービス内でも、『IP Samurai®』の無料版が開放されており、現在約250人がサービスを利用しています。
出資企業の概要
■シリーズA(1億2,800万円)
「未来創生ファンド」運営者:スパークス・グループ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:阿部修平)
みずほキャピタル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:齊藤肇)
SMBCベンチャーキャピタル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:石橋逹史)
三生キャピタル株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:川面輝恭)
■シリーズB(3億5,000万円)
大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社(所在地:大阪府吹田市、代表取締役社長:神保敏明)
株式会社クレスコ(本社:東京都港区、代表取締役会長:岩﨑俊雄)
西武しんきんキャピタル株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役:榊原隆)
日本技術貿易株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮崎潔)
株式会社コア(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長:種村良平)
株式会社Kips(本社:東京都千代田区、代表取締役:國本行彦)
株式会社エリートネットワーク(本社:東京都中央区、代表取締役:松井隆)
取締役プロフィール
防衛大学校理工学部卒業。横浜国立大学院 環境情報学府 修了。富士フイルムに8年間在籍。その後、特許業務法人白坂を設立、米国ナスダック上場のビッグデータ解析企業の関連会社の社長を兼任。2015年に株式会社ゴールドアイピーを創業。特許業務法人白坂会長、弁理士、国家試験知的財産管理技能検定委員。
京都大学理学部情報学研究科卒・大学院修了後、三菱電機入社。2010年度IPA未踏事業でスーパークリエータに認定。起業後SNS・アプリ等を企画・開発・運営し、ヴイストン株式会社にてコミュニケーションロボットのソフトウェア開発を先導。2018年ゴールドアイピー取締役CTOに就任、『IP Samurai®』開発の中心メンバーとして活動。
【会社概要】
株式会社ゴールドアイピー
代表取締役社長:白坂 一
資本金:2億4,000万円(2018年10月30日現在)
本社所在地:東京都千代田区大手町1‐6‐1大手町ビル4階
大阪支社:大阪府豊中市新千里東町1-4-1阪急千里中央ビル8F
URL:http://goldip.co.jp/
事業内容:知的財産関連IT・分析サービスの提供
【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社ゴールドアイピー
担当者:播磨 里江子
TEL:03-6270-5577
e-mail:info@goldip.co.jp
ゴールドアイピーは、研究者、弁理士だけでなく、個人でも容易に特許関連業務が行なえるような特許調査業務のプラットフォーム化を目指しており、2017年3月にシリーズAで1億2,800万円の資金調達を行ったのち、現在の基幹サービスである『IP Samurai®』の開発・提供を開始しました。シリーズBでは、大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社より1億4,000万円、株式会社クレスコ、西武しんきんキャピタル株式会社、日本技術貿易株式会社、株式会社コア、株式会社Kips、株式会社エリートネットワークの6社より合わせて2億1,000万円の出資を受け、創業から累計で総額4億7,800万円の資金調達を行っています。ゴールドアイピーは今回調達した資金で特許審査シミュレーションシステム『IP Samurai®』の性能を向上させ、クライアントに対する更なる価値の向上を進めます。
「現在『IP Samurai®』は特許庁のサイトで無料版を公開し250人近くの利用者がおります。また、11月には日本公報版、来年4月にはパーソナライズ機能やレポート機能を備えた正規版の発売を控えております。更なる開発を進め、より良いサービスとなるよう今後も全社一丸となって邁進して参ります。」(白坂一CEO)
ゴールドアイピーと大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社の関係
人工知能を搭載した『IP Samurai®』は発明内容(新しいアイデア)をテキストボックスに入力するだけで、特許分類付与、先行技術調査、発明の内容理解・認定、特許登録可能性のランク付けを行い、ユーザーの特許調査の負担を大幅に削減することを可能にする特許審査シミュレーションシステムです。今回、ゴールドアイピーへ投資した大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社は、大阪大学の研究成果の事業化に向けた取り組みや研究成果の活用促進を通して、新しい社会的価値を創出することを目的にした大阪大学の子会社です。今回、ゴールドアイピーの事業計画の審査を通し、大阪大学の研究成果を活用した特許審査シミュレーションシステムの開発を加速させることにより、日本の優れた知的財産を創出する可能性を高められるという社会的意義が大きいと判断し、投資決定に至りました。
また、ゴールドアイピーの白坂一CEOは、大阪大学大学院 情報科学研究科 マルチメディア工学専攻(現)鬼塚真教授と共に、人工知能を用いた特許審査シミュレーションシステムに関する共同開発および特許出願を行なっています。そして、同システム開発の責任者である、ゴールドアイピー取締役CTOの三上崇志氏は、2018年10月より大阪大学大学院 情報科学研究科に入学し、鬼塚教授に師事を受けて「グラフマイニングを用いた特許文章の解析/判定」に関する研究を進めています。
「鬼塚研究室とは意見交換をしながら共同研究を進めています。今回の資金調達が実現したことで、判定結果の精度向上はもちろん、ユーザーが使いやすいインターフェイスの構築にも注力することが可能になりました。該非判定の結果も機械学習で弁理士の感覚を再現できるレベルに近づけたいですし、分析結果が何に基づいて算出されているのか、より分かりやすく可視化できるようグラフ分析を高度化していきたいと思っています。」(三上崇志CTO)
クライアントの知的財産戦略を加速させていく『IP Samurai®』は、2018年4月に発売された米国特許対応版であるα版がトヨタ自動車株式会社の子会社であるTTDC(トヨタテクニカルディベロップメント株式会社)を始め9社と契約済みで、2018年11月に日本特許に対応したβ版を販売する予定です。また、特許庁の知的財産インテリジェンスサービス内でも、『IP Samurai®』の無料版が開放されており、現在約250人がサービスを利用しています。
出資企業の概要
■シリーズA(1億2,800万円)
「未来創生ファンド」運営者:スパークス・グループ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:阿部修平)
みずほキャピタル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:齊藤肇)
SMBCベンチャーキャピタル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:石橋逹史)
三生キャピタル株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:川面輝恭)
■シリーズB(3億5,000万円)
大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社(所在地:大阪府吹田市、代表取締役社長:神保敏明)
株式会社クレスコ(本社:東京都港区、代表取締役会長:岩﨑俊雄)
西武しんきんキャピタル株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役:榊原隆)
日本技術貿易株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮崎潔)
株式会社コア(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長:種村良平)
株式会社Kips(本社:東京都千代田区、代表取締役:國本行彦)
株式会社エリートネットワーク(本社:東京都中央区、代表取締役:松井隆)
取締役プロフィール
代表取締役社長CEO:白坂 一
防衛大学校理工学部卒業。横浜国立大学院 環境情報学府 修了。富士フイルムに8年間在籍。その後、特許業務法人白坂を設立、米国ナスダック上場のビッグデータ解析企業の関連会社の社長を兼任。2015年に株式会社ゴールドアイピーを創業。特許業務法人白坂会長、弁理士、国家試験知的財産管理技能検定委員。
取締役CTO:三上 崇志
京都大学理学部情報学研究科卒・大学院修了後、三菱電機入社。2010年度IPA未踏事業でスーパークリエータに認定。起業後SNS・アプリ等を企画・開発・運営し、ヴイストン株式会社にてコミュニケーションロボットのソフトウェア開発を先導。2018年ゴールドアイピー取締役CTOに就任、『IP Samurai®』開発の中心メンバーとして活動。
【会社概要】
株式会社ゴールドアイピー
代表取締役社長:白坂 一
資本金:2億4,000万円(2018年10月30日現在)
本社所在地:東京都千代田区大手町1‐6‐1大手町ビル4階
大阪支社:大阪府豊中市新千里東町1-4-1阪急千里中央ビル8F
URL:http://goldip.co.jp/
事業内容:知的財産関連IT・分析サービスの提供
【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社ゴールドアイピー
担当者:播磨 里江子
TEL:03-6270-5577
e-mail:info@goldip.co.jp
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