佐藤雅彦 最新刊『考えの整頓(とん) ベンチの足』3月下旬刊行!
現代の考える人・佐藤雅彦による面白くて、世の中の見え方が変わる考察集
"日常には、数え切れないくらいの「妙」があり、
そのつど学ぶ理と、
それでもこぼれる不可解さがあります。" 佐藤雅彦
──本書まえがきより
雑誌『暮しの手帖』にて、14年続く連載の書籍化第2集。
ベストセラーの前作『考えの整頓(とん)』から10年ぶりの刊行です!
電車の隣の席で本を読む小学生の熱中を追体験したくなって、同じ本を探してみたり、ボールペンのインクの切れるタイミングに訪れた少し不思議な巡り合わせに動揺したり。よく晴れた日曜日の朝、うっかりティッシュペーパーを入れたまま洗濯してしまい、小さな紙片のついた洗濯物を取り出して暗澹とした気持ちになるも、次第に好奇心が頭をもたげ、洗濯物とティッシュ付着量の対応関係をつきとめたくなってしまう──。
「考えること」は、いつでも・だれでも・どこでも始められる、究極のエンターテインメント。
ともすれば、素通りしたり、顔をしかめて手短に片付けてしまいがちな日常に起こる様々な「妙」。すくいあげ、好奇心を持って一歩踏み込んで分析・検証をしてみれば、そこには新しい発見が待っている。
数々の人気コンテンツを生み出すクリエイター佐藤雅彦による、日常の「妙」を取り上げたエッセイ集です。
ベスト・エッセイ(日本文藝家協会編)に選出された「向こう側に人がいる」「たしかに……」や、カンヌ国際映画祭短編部門に初めて応募・して正式招待されるまでが綴られた「5名の監督」、本書のタイトルでもある「ベンチの足」ほか、全23編を収録。
ご予約はお近くの書店、もしくはネット書店にて。
著者:佐藤雅彦(さとう・まさひこ)
- 1954 年生まれ。東京藝術大学大学院映像研究科教授。NHK 教育テレビで『ピタゴラスイッチ』『0655』『2355』『テキシコー』など、楽しく、わかる、気付く番組を制作。近著に『新しい分かり方』、共著に『なにかがいる』『このスプーンは、結構うるさいDVDブック』など。
紫綬褒章受章。日本数学会出版賞、全広連日本宣伝賞山名賞ほか受賞多数。カンヌ国際映画祭短編部門に、2作品正式招待。
書誌情報
- 『考えの整頓(とん) ベンチの足』3月下旬発売
佐藤雅彦 著
四六判上製 274頁
定価:1,980円(税込)
暮しの手帖社刊
ISBN:978-4-7660-0221-8
関連書籍のご紹介:『考えの整頓(とん)』 [ 2011年10月刊 ]
佐藤雅彦 著
四六判上製 288頁
定価:1,760円 (税込)
ISBN:978-4-7660-0171-6
本誌で人気の連載「考えの整とん」を単行本化した、ロングセラーの第1集です。
この本を読むと、何気なく見過ごしている日常のあれこれが、これまでとは違って見えてくるかもしれません。目の付けどころの違いに、新鮮な驚きを感じながら読めるエッセイ集です。
『暮しの手帖』とは?
戦後間もない1948年に創刊した「生活総合誌」。「実証主義」を掲げ、料理や手芸の記事は、すべて編集部員が試作をして確かめながら制作。広告を入れず、読者だけをスポンサーとして、72年間、発行を続けています。
「100号毎に新世紀を迎える」独自の号数呼称は、初代編集長・花森安治の発案であり、「初心に立ちかえって、フレッシュな気持で、これからの号を作ってゆくために」「つまり、もっと〈よい雑誌〉にしたい」という意志が込められたもの。
隔月、奇数月25日刊。1月25日発売の最新号・5世紀10号は、「迷惑かけたっていいじゃない」「長尾智子のおいしい干し野菜」などを収録。全国で好評発売中。
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