社内の男性育休取得率まで向上!ユニークな社会貢献プログラム「年休取得で社会貢献!プログラム」の支援先団体に選定されています
武田薬品工業の社内で2016年度にスタートした「年休取得で社会貢献!プログラム」2年目の成果
フローレンスを支援先に選定下さった武田薬品工業の取り組みについて
国内最大手製薬会社「武田薬品工業」。
医療関係者であれば現場を下支えする医療用医薬品の取扱トップメーカーとしてご存知かと思います。一般の方は、アリナミンやベンザブロックなど一般用医薬品でおなじみかもしれません。
認定NPO法人フローレンスは、武田薬品工業の社内で2016年度にスタートした非常にユニークな社会貢献プログラム、「年休取得で社会貢献!プログラム」の支援先団体に初年度より選定されています。
このプログラムは、全社員の年次有休取得率に応じて会社が選定したNPO法人へ寄付をするというもの。働き方改革が、社内や個人レベルでプラス効果をもたらすだけでなく、社会的インパクトにまで波及するしくみです。
2年目となる今回も、社内年休取得率目標(対新規付与日数70%)を達成され、ご支援金寄付をいただきました。誠にありがとうございました。
<「年休取得で社会貢献!プログラム」とは>
武田薬品工業全社の年次有給休暇取得率に応じて会社が選定したNPO法人(社会的な課題解決に取り組む民間の非営利団体)へ寄付を行うものです。従業員の休暇取得が増えることでプライベードの時間が充実するだけでなく、社会の課題解決の応援にもつながるという個人・社会貢献の双方にアプローチできる仕組みです。
2017年度は、前年より目標を5%引き上げて取り組み、71.2%の取得率(対前年+4.7%)を実現しました。2018年度も本プログラムを継続し、昨年の年次有給休暇取得率を上回る目標を掲げ、社内のワークライフバランスの推進に取り組んでいかれるそうです。
【武田薬品工業グローバルHR日本人事室労務管理 寺川澄夫さんのコメント】
本プロジェクトが2年目を迎えた現在、年休取得が社会貢献にもつながるというコンセプトにより、組織全体として年休を取得しやすい社風づくりへと進め、社内の意識がドラスティックに変わってきました。大きな変化の一つには、男性社員の休暇に対する意識も変わり、もともと18%だった男性の育休取得率が、現在70%程度まで向上するなど想定外の効果も出ています。
【武田薬品工業コーポレート・コミュニケーションズ&パブリックアフェアーズCSR 吹田博史さんのコメント】
CSR部門として感じるのは、このプログラムを通じて、社会貢献の先を見る社員が増えてきたことです。子育てと育児の両立や、待機児童の問題、新生児医療や保育分野の課題といった大きな社会問題が、社内で見える化されてきました。NPOとの協働によるメリットは、従業員が新たなことを学び、視野を広げるきっかけになることです。
武田薬品工業のホームページにて【「年休取得で社会貢献!」プログラム 2年目の寄付について】詳細が発表されています。https://www.takeda.com/ja-jp/announcements/2018/2/
寺川さん、吹田さんに認定NPO法人フローレンス代表理事駒崎がインタビューさせていただいた様子はこちら!
【年休取ったら良いことづくし、社内の男性育休取得率まで急上昇!組織をガラリと変えた仕掛け人に聞く【武田薬品工業CSR戦略】】
https://florence.or.jp/news/2018/07/post26564/
<フローレンスでは、企業とのタイアップによるご支援をお待ちしております>
私たちNPOだけでは社会を変えることはできません。多くの仲間となってくださる方々と協働して、新しいソーシャルインパクトを起こしていきたいと思います。
法人の方へ | 認定NPO法人フローレンス
https://florence.or.jp/donate/csr/
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