ノロウイルスなどを不活化するアルコール製剤を新規開発
株式会社ニイタカと群馬パース大学との共同研究
◆群馬パース大学プレスリリース(2024年6月10日 発表)より抜粋
ノロウイルスなどを不活化するアルコール製剤の新規開発について
本学(学長 藤田清貴)・大学院保健科学研究科 木村博一教授(63歳)は、いままで株式会社ニイタカ(本社:大阪市/代表取締役 社長執行役員 野尻大介)と共同研究を行い、いくつかの手指消毒剤の開発・市販化を行っています。
このたび、一般的なアルコール製剤では、消毒や不活化効果がほとんど期待できないノロウイルスやアデノウイルスに対し、高い不活化効果をもつ、新たなアルコール製剤を開発しました。
本製剤は、リン酸、硫酸マグネシウムを含有する酸性エタノール製剤で、急性胃腸炎の原因となるノロウイルスやロタウイルス、咽頭結膜熱や急性角結膜炎(通称:はやり目)の原因となるアデノウイルスならびにインフルエンザウイルスを効果的に不活化(1/10,000未満)することを実証試験により証明しました。本アルコール製剤の成分は、食品添加物や医薬部外品などにも用いられる安全性の高い物質であり、今後、製剤の市販化が望まれます。
◆詳細は以下のアドレスをご参照ください。
https://www.paz.ac.jp/news/2024/06/10/norovirus-2024/
本リリースについてのお問合せ先
株式会社ニイタカ 経営企画室 Mail: ir@niitaka.co.jp ℡: 06-6391-3219
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