ベイシス(4068)、2022年3月より、新型コロナウイルスワクチンの超低温管理をリモート管理し、廃棄を防ぐ、IoT機器設置を開始
インフラテック事業(モバイルエンジニアリングサービス及びIoTエンジニアリングサービス)を手掛けるベイシス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:吉村公孝、証券コード:4068、以下ベイシス)は、エコモット株式会社(本社:北海道札幌市中央区、代表取締役:入澤拓也、証券コード:3987、以下エコモット社)と 共に、「新型コロナウイルスワクチン用フリーザー対応型IoT無停電電源装置(UPS)」 に使用する温度センサーの全国自治体への設置を進めてまいります。
【エコモット社の無停電電源装置、および温度センサーの概要】
近年猛威を振るう、新型コロナウイルスのワクチンの保管は厳密な温度管理が必要であり、適切な温度にワクチンを保つフリーザーの安定的な稼働が求められます。しかし、地震、津波、台風等の自然災害による停電が頻繁に発生している日本では、ワクチン保管用フリーザーの電源保護が課題となっていました。
エコモット社の提供する無停電電源装置は、突発的に発生する停電からフリーザーの機能停止を守り、貴重なワクチンを保護します。加えて、エコモット社が提供する無停電電源装置は停電からフリーザーの稼働を守るだけではなく、温度センサーとしてIoT機能を内蔵しているため、遠隔監視によりリアルタイムで現在の電池残量や異常状態を確認することができます。この温度センサーであるIoT機器の設置にベイシスが貢献します。
提供:エコモット社 IoT温度センサー(左)と温度管理画面(右)
【本プロジェクトの意義】
ベイシスは、長年培ってきた、大量のIoT機器を全国に及ぶ広範囲に設置するノウハウを生かし、エコモット社の提供する無停電電源装置に付随する温度センサーの全国設置を推進いたします。
ベイシスの設置ノウハウを最大限活用することで、無停電電源装置に付随する温度センサーの早期設置が可能となり、超低温管理が必要なコロナウイルスワクチン保管用のフリーザーの安定運用を実現し、停電、それに伴う温度変化による、ワクチンの棄損を防ぐことができます。
この取り組みにより、超低温管理が必要であるワクチンの損失を軽減し、貴重なワクチンを保護、ひいては円滑なワクチン接種の促進に寄与します。
ベイシスは、今回のエコモット社とのプロジェクトのような、社会課題への貢献度が高い業務について、積極的に取り組んでまいります。
【ベイシス、エコモット社サービスのご紹介】
IoT機器の設置にお困りの方は、以下の弊社プラットフォーム「スマセッチ」をぜひご覧ください。「スマセッチ」は、IoT機器などを活用したスマートインフラを構築する際に、機器の取り付けや施工の工程管理、施工後の運用・保守を依頼可能なプラットフォームです。
ベイシス株式会社
IoT機器など機器の取り付けや施工の工程管理、施工後の運用・保守を依頼可能なプラットフォーム「スマセッチ」紹介ページ:https://smasetchi.com/
エコモット株式会社
「新型コロナワクチン用フリーザー対応型 IoT無停電電源装置(UPS)」紹介ページ:https://iot-denchi.com/ups
【ベイシス社取締役兼執行役員 事業開発本部長 田中裕輔のコメント】
新型コロナウイルスの感染拡大は、私たちに多大な不安や混乱をもたらしました。
弊社は「ICTで世の中をもっと便利に」をミッションに掲げており、感染拡大の抑止と経済活動維持のため、どのように社会に貢献できるかを模索していたところ、エコモット社とのご縁をいただきました。
エコモット社のIoT無停電電源装置の普及・拡大を、弊社がこれまで培ってきた通信インフラ構築のノウハウ・スキルを活用して推進します。
医療関係者の皆さま、国民の皆さまが安心して生活できる日々が1日でも早く訪れることを願い、その一助となるべく取り組んで参ります。
【エコモット社取締役経営企画部長 花田浩二様のコメント】
感染症拡大を契機に、情報通信技術は国民生活や経済活動の維持に必要不可欠なものとして、その重要性や存在感を増してきています。この環境のもとエコモットは、IoT無停電電源装置の普及・拡大のために、モバイル及びIoTエンジニアリング領域で圧倒的な技術と実績を有するベイシス社とプロジェクトを推進することといたしました。ICTで世の中をもっと便利にし、未来の常識を創る。今回の共同プロジェクト推進により、事業領域の更なる拡大を目指して参ります。
〇ベイシスについて https://www.basis-corp.jp/
ベイシスは2021年に東証マザーズに上場、「ICTで世の中をもっと便利に」を企業理念に掲げ、デジタル社会をインフラで支える「インフラテック事業」を行っています。通信・電力・ガス等のインフラ事業者に対し、通信インフラの設計・施工・運用・保守サービスおよび各種プロジェクト支援等のサービスを提供しています。
報道関係者ご連絡先:ベイシス株式会社 経営企画部 経営企画課 広報
担当 中出(なかで)
Mobile:070-3292-1986
広報メールアドレス:t-nakade@basis-corp.jp
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