「地域」と「企業価値創造」重視 新型コロナウイルス感染症の影響8割以上
~2020年度メセナ活動実態調査 結果~
公益社団法人企業メセナ協議会(東京都港区芝5-3-2、理事長:尾﨑元規)が全国の企業・企業財団を対象に毎年実施する「メセナ活動実態調査」の2020年度の結果がまとまりました。
2020年度の実態調査では企業465社、企業財団178団体より回答が得られました。メセナ活動費総額は、企業が213億7,420万円(回答社数288社、1社平均7,422万円)、財団が584億1,111万円(回答団体数147団体、1団体平均3億9,735万円)でした。活動総件数は企業が1,649件、財団が692件でした。
調査結果をまとめた『Mécénat Report 2020』は3月25日に発行し、協議会ウェブサイトからもPDF版の閲覧が可能です。また、2020年度メセナ活動実態調査の報告会の開催を予定しています。詳細は後日企業メセナ協議会ウェブサイト等にてお知らせします。
2020年度の実態調査では企業465社、企業財団178団体より回答が得られました。メセナ活動費総額は、企業が213億7,420万円(回答社数288社、1社平均7,422万円)、財団が584億1,111万円(回答団体数147団体、1団体平均3億9,735万円)でした。活動総件数は企業が1,649件、財団が692件でした。
調査結果をまとめた『Mécénat Report 2020』は3月25日に発行し、協議会ウェブサイトからもPDF版の閲覧が可能です。また、2020年度メセナ活動実態調査の報告会の開催を予定しています。詳細は後日企業メセナ協議会ウェブサイト等にてお知らせします。
【2020年度調査結果の主なポイント】
1. メセナ活動の取り組みは「地域」と「企業価値創造」を重視。
2. メセナ活動の成果として、「地域」への効果に加え、社内への効果をあげる声が増加。
3. 2020年9月回答時点で新型コロナウイルス感染症の影響を受けている企業・財団は8割以上。
https://www.mecenat.or.jp/ja/wp-content/uploads/MecenatReport2020.pdf
▼HPプレスリリースはこちらから
https://www.mecenat.or.jp/ja/news/pressrelease/11250
【2020年度メセナ活動実態調査 調査概要】
●メセナ活動とは:「芸術文化による社会創造」を幅広く捉え、企業による芸術文化(支援)活動およびこれを通した教育、福祉、環境、地域振興等のあらゆる社会課題解決への取り組みを指します。
●調査内容:2019年4月~2020年3月のメセナ活動実施状況、実施内容、体制など
●調査対象:国内企業2,004社、国内企業財団301団体
●調査方法:メセナ活動実態調査ウェブサイトおよび郵送等によるアンケート調査
●回答数:企業465社、企業財団178団体
【2020年度メセナ活動実態調査報告書『Mécénat Report 2020』 主な掲載内容】
1. 取り組みの目的・重視点
2. メセナの担当部署
3. 社員参画
4. メセナ活動の基本方針
5. 事後評価・活動の成果
6. メセナ活動内容
7. 活動事業費
8. 予算策定方法
◎時事設問:東京オリンピック・パラリンピック2020、文化プログラムの実施について
◎時事設問:新型コロナウイルス感染症について
9. 財団の回答分析
◎事例紹介企業/財団
[株]NTTドコモ、三菱地所[株]、[株]久原本家グループ本社、ヤマトホールディングス[株]、れんげ草くらぶ、
[株]生駒組、キヤノン[株]、田辺三菱製薬[株]、[公財]白鹿記念酒造博物館、[公財]花王芸術・科学財団、
[公財]ローム ミュージック ファンデーション
【2020年度メセナ活動実態調査 結果概要】
1. メセナ活動の取り組みは「地域」と「企業価値創造」を重視。
メセナの取り組みの目的は、近年の傾向同様に最多は「芸術文化支援のため」で、「社業との関連、企業価値創造のため」が続く。
aでは、5年前とほぼ同率で「芸術文化全般の振興」が最も高く、「地域文化の振興」が2番目に続くが、割合は最も伸びた。
bでは、「次世代育成・社会教育」と「まちづくり・地域活性化」が伸びており、ほぼ同じ割合になっている。
cでは、5年前と傾向は変わらず「地域社会との関係づくり」が8割越えで最も高い。また、「自社のイメージの向上」が2番目に高く、4番目以降の「自社の企業文化の確立」、「自社を知ってもらうため」、「企業の独自性の打ち出し」など企業ブランディングに関連する選択肢への回答増加が目立っている。
2. メセナ活動の成果として、「地域」への効果に加え、社内への効果をあげる声が増加。
活動の成果は、「実施地域において理解や振興が進んだ」をはじめとした「地域」を含む選択肢が上位3つを占める。また、ブランドの向上や宣伝効果などに加え、社員の啓発や一体感の醸成など社内への効果をあげる声が増えている。
3. 2020年9月回答時点で新型コロナウイルス感染症の影響を受けている企業・財団は8割以上。
●具体的な影響については、自主ないしは支援先プログラムの開催中止・延期が多数。運営施設の休館の回答も目立った。
●企業・財団ともに、感染拡大予防対策を基本に、リアルな実施が難しいものはオンライン等の代替方法や実施時期を試行錯誤する回答記述が多かった。
■公益社団法人企業メセナ協議会
芸術文化振興による社会創造を目的として、企業をはじめ文化にかかわる団体が参加、協働する民間の公益法人。創造的で活力にあふれた社会、多様性を尊重する豊かな社会の実現に寄与すべく、企業メセナの推進を中心に、芸術文化振興に関する調査研究、認定・顕彰、助成、交流、発信等の事業を行う。
会長:髙嶋達佳([株]電通 相談役)、理事長:尾﨑元規(花王[株] 前取締役会会長)。
正会員・準会員:151社・団体/個人会員: 18名(2021年3月1日現在)。
【本件に関するお問い合せ先】公益社団法人企業メセナ協議会 広報:佐藤(華)/調査研究:足立
TEL:03-5439-4520 FAX: 03-5439-4521 E-mail: press@mecenat.or.jp
〒108-0014 東京都港区芝5-3-2 アイセ芝ビル8階 https://www.mecenat.or.jp/ja/
1. メセナ活動の取り組みは「地域」と「企業価値創造」を重視。
2. メセナ活動の成果として、「地域」への効果に加え、社内への効果をあげる声が増加。
3. 2020年9月回答時点で新型コロナウイルス感染症の影響を受けている企業・財団は8割以上。
▼メセナリポート(PDF)はこちらから
https://www.mecenat.or.jp/ja/wp-content/uploads/MecenatReport2020.pdf
▼HPプレスリリースはこちらから
https://www.mecenat.or.jp/ja/news/pressrelease/11250
【2020年度メセナ活動実態調査 調査概要】
●メセナ活動とは:「芸術文化による社会創造」を幅広く捉え、企業による芸術文化(支援)活動およびこれを通した教育、福祉、環境、地域振興等のあらゆる社会課題解決への取り組みを指します。
●調査内容:2019年4月~2020年3月のメセナ活動実施状況、実施内容、体制など
●調査対象:国内企業2,004社、国内企業財団301団体
●調査方法:メセナ活動実態調査ウェブサイトおよび郵送等によるアンケート調査
●回答数:企業465社、企業財団178団体
【2020年度メセナ活動実態調査報告書『Mécénat Report 2020』 主な掲載内容】
1. 取り組みの目的・重視点
2. メセナの担当部署
3. 社員参画
4. メセナ活動の基本方針
5. 事後評価・活動の成果
6. メセナ活動内容
7. 活動事業費
8. 予算策定方法
◎時事設問:東京オリンピック・パラリンピック2020、文化プログラムの実施について
◎時事設問:新型コロナウイルス感染症について
9. 財団の回答分析
◎事例紹介企業/財団
[株]NTTドコモ、三菱地所[株]、[株]久原本家グループ本社、ヤマトホールディングス[株]、れんげ草くらぶ、
[株]生駒組、キヤノン[株]、田辺三菱製薬[株]、[公財]白鹿記念酒造博物館、[公財]花王芸術・科学財団、
[公財]ローム ミュージック ファンデーション
【2020年度メセナ活動実態調査 結果概要】
1. メセナ活動の取り組みは「地域」と「企業価値創造」を重視。
メセナの取り組みの目的は、近年の傾向同様に最多は「芸術文化支援のため」で、「社業との関連、企業価値創造のため」が続く。
下記a~cの特に重視した点で、6~8割の企業が「地域」を含む選択肢への回答を行う。また、芸術文化振興を基本としつつも、5年前と比べて企業のブランディングへメセナを活用しようとする意識が高まっている。
aでは、5年前とほぼ同率で「芸術文化全般の振興」が最も高く、「地域文化の振興」が2番目に続くが、割合は最も伸びた。
bでは、「次世代育成・社会教育」と「まちづくり・地域活性化」が伸びており、ほぼ同じ割合になっている。
cでは、5年前と傾向は変わらず「地域社会との関係づくり」が8割越えで最も高い。また、「自社のイメージの向上」が2番目に高く、4番目以降の「自社の企業文化の確立」、「自社を知ってもらうため」、「企業の独自性の打ち出し」など企業ブランディングに関連する選択肢への回答増加が目立っている。
2. メセナ活動の成果として、「地域」への効果に加え、社内への効果をあげる声が増加。
活動の成果は、「実施地域において理解や振興が進んだ」をはじめとした「地域」を含む選択肢が上位3つを占める。また、ブランドの向上や宣伝効果などに加え、社員の啓発や一体感の醸成など社内への効果をあげる声が増えている。
3. 2020年9月回答時点で新型コロナウイルス感染症の影響を受けている企業・財団は8割以上。
●具体的な影響については、自主ないしは支援先プログラムの開催中止・延期が多数。運営施設の休館の回答も目立った。
●企業・財団ともに、感染拡大予防対策を基本に、リアルな実施が難しいものはオンライン等の代替方法や実施時期を試行錯誤する回答記述が多かった。
■公益社団法人企業メセナ協議会
芸術文化振興による社会創造を目的として、企業をはじめ文化にかかわる団体が参加、協働する民間の公益法人。創造的で活力にあふれた社会、多様性を尊重する豊かな社会の実現に寄与すべく、企業メセナの推進を中心に、芸術文化振興に関する調査研究、認定・顕彰、助成、交流、発信等の事業を行う。
会長:髙嶋達佳([株]電通 相談役)、理事長:尾﨑元規(花王[株] 前取締役会会長)。
正会員・準会員:151社・団体/個人会員: 18名(2021年3月1日現在)。
【本件に関するお問い合せ先】公益社団法人企業メセナ協議会 広報:佐藤(華)/調査研究:足立
TEL:03-5439-4520 FAX: 03-5439-4521 E-mail: press@mecenat.or.jp
〒108-0014 東京都港区芝5-3-2 アイセ芝ビル8階 https://www.mecenat.or.jp/ja/
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