株式会社エムネスの医療支援クラウドサービスである LOOKREC が国際的な肺がんスクリーニング研究をサポートし、弊社読影医が共著者として本研究に貢献しました。
最高峰の放射線医学ジャーナルのひとつである”Radiology Artificial Intelligence ”に掲載された画期的な研究において、株式会社エムネスは同社が開発した LOOKREC を研究基盤として提供いたしました。この多国籍研究プロジェクトは、アメリカと日本の科学者および医療専門家のチームが株式会社エムネスのプラットフォームを活用することで、肺がんスクリーニングの研究を大きく前進させました。
「肺がんスクリーニングにおける支援AI: アメリカと日本における後ろ向き多国籍研究」(Assistive AI in Lung Cancer Screening: A Retrospective Multinational Study in the United States and Japan | Radiology: Artificial Intelligence Published Online:Mar 13 2024 https://doi.org/10.1148/ryai.230079)と題されたこの研究は、場所や時間にとらわれないLOOKRECの柔軟性を活かしてスムーズな協力体制を構築することで遂行されました。Google Health Research、一般財団法人厚生会 仙台厚生病院、Waymo、UCLA デイヴィッド・ゲフィン医科大学院 など、様々な機関の専門家が集結したこの共同研究により、LOOKREC が国際的な共同研究の新たな可能性を開いたことが示されました。医師とエンジニアが密接に連携している私たちのこれまでの取り組みにより、プロフェッショナルに使っていただけるプラットフォームを提供できたと考えております。
本研究に携わった株式会社エムネスの遠隔医療部長 島村泰輝は、「私たちの医療支援クラウドサービスであるLOOKREC がこの科学的大成の基盤として機能し大変光栄に存じます。研究者が時間や場所の制約なく、高度な肺がんスクリーニング研究を行える環境を提供できたことは、医師が中心となり技術者と協議をしやすく、ユーザーにとって最も使いやすいプロダクトを提供できる環境で、私たちの技術が医療分野で真に価値を提供していることの証しです」と述べています。
この研究の成功は、放射線学、AI、および医療研究それぞれの分野のリーダーを含む著者全員の卓越した専門知識と献身的な努力によるものです。今回の研究は医療研究の未来に向けた新たな一歩であり、かつ私たちのミッションを到達するための大きな一歩となったことを改めて感謝いたします。
【株式会社エムネスについて】
株式会社エムネスは、遠隔画像診断のパイオニアとして多数の常勤医師とともに、先端的な医療技術の開発を行っています。医療支援クラウドサービスであるLOOKREC を通じて、医師をはじめとする医療の専門家がどこからでもアクセスできる柔軟で効率的な作業環境を提供し、医療の質と診断の正確性を向上させることに注力しています。当社は技術革新を通じてグローバルな医療の偏在性およびデータの利活用問題の解決に貢献することを目指しています。
【お問い合わせ先】
株式会社エムネス
メディカルサービス本部 担当:島村
TEL:082-567-5150
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