コロナ禍のイタリアで人々の気持ちや生活はどう変わっていったのか?イタリアの若者たちが日々綴ったかけがえのない記録『デカメロン2020』のクラウドファンディングがスタート!
内田洋子さん取材・企画・翻訳の『デカメロン2020』のクラウドファンディングがスタート!
「突然、襲った疫病は、私達の日常生活を封じ込みました。閉ざされた毎日を過ごすうちに、これまで見過ごしてきたことがたくさんあるのに気付きました。困難も多いですが、だからこそ見えてくる美しいこともあると思います。身近にある小さな喜びを皆さんと共有できれば、とてもうれしいです」
ジュリ・G・ピズ
コロナ禍のイタリアで人々の気持ちや生活はどう変わっていったのか。イタリアの若者たちが日々綴った記録『デカメロン2020』を本にします。文章で、暮らしの音で、絵や写真で。世の中の光景と人の声をきちんとまとめ未来へ伝えたいです。
方丈社が協力するクラウドファンディングがMotionGalleryにて実施します。募集する資金は『デカメロン2020』の制作費の一部に当てます。それにより装幀や紙、印刷、製本にこだわった美しい本をつくります。また『デカメロン2020』のイタリア語版を作り、イタリアの若者達に届ける費用に使います。
●『デカメロン2020』とは?
2020年3月10日から4月28日にわたり、 方丈社のHPで連日更新された速報です。中世のイタリアで猛威を奮ったペスト禍に書かれたジョヴァンニ・ボッカッチョの古典『デカメロン』の現代版として、大きな反響がありました。ヨーロッパで最初に新型コロナウイルスが蔓延し、非常事態宣言の発動されたイタリア。各地に住む17歳から29歳の若者24人が、耳を澄ませ、見て、感じて、触れた日々を書き留めました。ささやかだけれど真摯に、そして淡々と綴られたかけがえのない記録です。
期せずして経験することになった2カ月近いロックダウンにより、人々の気持ちや生活はどう変わっていったのでしょうか。文章で、暮らしの音で、絵や写真で。世の中の光景と人の声をきちんと残し、未来へ伝えたいと思います。
『デカメロン2020』の企画・取材・翻訳は、内田洋子さん。日本とイタリアの交流に貢献してきたことで、2019年「ウンベルト・アニエッリ記念ジャーナリスト賞」を受賞し、2020年7月にイタリア版の本屋大賞である「露天商賞」の授賞式において「金の籠賞」を受賞しています。
『デカメロン2020』は方丈社から2020年12月の刊行を目指しています。
●書籍の概要
タイトル:『デカメロン2020』
発行予定日:2020年12月
仕様:B5変判、コデックス装、256ページ
部数:3000部
著者:イタリアの若者たち
(ジュリ・G・ピズ、アントニオッティ・A、ボナディマーニ・A、ボルゴノーヴォ・D、コンケット・A、クレアンツァ・S、ダモンティ・C、ディ・ナポリ・J、ロ・S・M、ランツァ・C、ミオット・A、モリナーリ・S、パリアルーロ・C、パリアルーロ・サーラ、パリアルーロ・シルヴィア、ピントゥス・G、ライネーリ・M、ロッシ・カイロ・M、
サンティ・E、スカッチーニ・O、セッティ・A、
スルブリエヴィチ・V、トロンビン・A、ヴォアリーノ・M)
取材・企画・翻訳:内田洋子
編集:小村琢磨(方丈社)
アートディレクション:中川真吾
発行:方丈社
定価:2500円+税
販売方法:書店、ショップ、通販での販売
●PRESENTER(クラウドファンディングの立案者)
ジュリ・G・ピズ (Julie.G.Pisu)
国立ヴェネツィア・カ・フォスカリ大学大学院 芸術経済・運営学 専攻。
ミラノ生まれ、育ち。2019年からヴェネツィアに犬レオンと移住。
アートと本、友達に囲まれて暮らす。これに美味しい食べ物とワインがあれば、
もう何も言うことはなし。
●一緒に作るメンバー
・イタリアの若者たち
(ジュリ・G・ピズ、アントニオッティ・A、ボナディマーニ・A、ボルゴノーヴォ・D、コンケット・A、クレアンツァ・S、ダモンティ・C、ディ・ナポリ・J、ロ・S・M、ランツァ・C、ミオット・A、モリナーリ・S、パリアルーロ・C、パリアルーロ・サーラ、パリアルーロ・シルヴィア、ピントゥス・G、ライネーリ・M、ロッシ・カイロ・M、サンティ・E、スカッチーニ・O、セッティ・A、スルブリエヴィチ・V、トロンビン・A、ヴォアリーノ・M)
・内田洋子
1959年神戸市生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒。通信社ウーノ・アソシエイツ代表。2011年『ジーノの家 イタリア10景』(文春文庫)で日本エッセイスト・クラブ賞、講談社エッセイ賞をダブル受賞。著書に『ミラノの太陽、シチリアの月』(小学館文庫)、『皿の中に、イタリア』(講談社文庫)、 『イタリア発イタリア着』(朝日文庫)、『十二章のイタリア』(東京創元社)、『対岸のヴェネツィア』(集英社文庫)、 『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』、『もうひとつのモンテレッジォの物語』(方丈社)、『サルデーニャの蜜蜂』(小学館)。翻訳書に 『パパの電話を待ちながら』(ジャンニ・ロダーリ著 講談社文庫)など。最新刊は『イタリアの引き出し』(朝日文庫)。2019年度ウンベルト・アニエッリ財団の<最優秀ジャーナリスト賞>受賞。2020年度ブックシティ財団、イタリア書店員連盟、本の行商人連盟の<金の籠賞>受賞。
・方丈社
「深くて、豊かで、明るい本をつくる」その一念のみで、本づくりに精進しています。おおげさなことをいうつもりはありません。ただ、本を手に取ってくれた人の、生活や、人生を、ほんのちょっとだけでも幸せにする。そんな心映えの一冊を、ていねいにつくっています。本書の編集は方丈社の小村琢磨が担当。
・中川真吾 アートディレクション
弊社から出版している『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』、『もうひとつのモンテレッジォの物語』の装幀を担当した中川真吾さんが、本書およびクラウドファンディングのリターンのアートディレクションを担当しています。
●プロジェクトの予算と使い道
印刷費 200万(60万円)
デカメロン2020制作費 50万
イタリア語版制作費 30万
リターン送料 16万円
シークレットエッセイ制作費 5万
その他リターン制作費 10万
手数料 10%(目標達成の場合は19万円)
合計190万
『デカメロン2020』の全印刷費は200万円を超えますが、自己資金と、本書の売上金でまかないます。制作費の一部に当てることで、装幀や紙、印刷、製本にこだわった美しい本に仕上げます。さらに本書のイタリア語版を制作し、イタリアの若者達に届ける費用に使います。その他手数料、リターンの製作費・送料などをあわせて190万円を予定しています。
リターンについて
・イタリアの若者たちからのお礼の手紙。
・クラウドファンディング限定版『デカメロン2020』
・クラウドファンディング限定版『デカメロン2020』サイン入り
・オリジナル「トートバッグ」
・内田洋子さんによる<書き下ろし、未公開>のシークレットエッセイ『あの小さな旅』(冊子)
・『デカメロン2020』のスペシャルサンクスページにお名前を掲載。
・オリジナルポストカードセット
・オリジナルインク・ガラスペンをお届けします。
・イタリア産スプリッツセットをお届けします。
・ベルトーニ書店のアルベルトさんが選んだ古書
クラウドファンディングの詳細につきましては下記のリンクをご確認ください。
コロナ禍のイタリアで若者たちが綴った日々の記録『デカメロン2020』を書籍化したい
https://motion-gallery.net/projects/decameron2020/
クラウドファンディング実施期間:2020年8月19日9時~10月6日23時59分
目標金額:190万円
ご支援および拡散にご協力をお願いいたします。
【本件に関するお問い合わせ】
方丈社 営業部 山村・田中
TEL:03-3518-2272
e-mail:yamamura@hojosha.co.jp / tanaka@hojosha.co.jp
【本リリースに関する報道関係者お問い合わせ先】
株式会社方丈社 PR部 光永
TEL:03-3518-2272
e-mail:mitsunaga@hojosha.co.jp
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