「現代アート×日本酒」Thursday Lates Powered by SAKEJUMP
若手醸造家が作るお酒と今を時めく現代美術作家の作品を堪能しませんか
弊社は、売買の場の提供を超えて、アートを愛する方々に特別な体験や繋がりを提供するプラットフォーマーを志向しています。その取り組みの一環として、今回アート×日本酒という切り口でイベントを企画いたしました。
日本酒の醸造・流通・消費は、土地の固有性や地域の風土・慣習を色濃く反映しており、そこに造り手の創造性と献身が掛け合わされて育まれてきた日本酒にまつわる文化は大変奥深く、それを紐解いていく面白さは、アートに触れる面白さと通ずるところがあると考えています。
この度ご協賛をいただくSAKEJUMPは、美味しい日本酒とその文化、とりわけ若手醸造家の意欲的な活動や思いを世界に発信していく役割を担っています。日本のコンテンポラリーアート及びマーケットの活性化に取り組む弊社と、業界は異なれど近しい思いを共有していることに端を発し、今回の企画が実現いたしました。
本イベントでは、7月セールに出品予定のアーティストの出身地に因み、東北から九州まで、全国津々浦々の新進気鋭の酒蔵による日本酒計12種類を取り揃えました。下見会開場時間を延長し、アートと共に日本酒をお楽しみいただくことで、アート×日本酒の新しい輪が広がっていく機会、また、東京現代をはじめとした夏の東京のアートウィークにあわせて訪日される方に、日本酒文化を知っていただく機会となれば幸いです。イベントは参加無料ですので、是非奮ってご参加ください。
■アート×日本酒 ハイライトご紹介
今回ご提供予定の12種類の日本酒の中から4点をハイライトとしてご紹介いたします。
当該酒蔵の所在地出身のアーティストによる本セール出品作品も、あわせてご案内いたします。
1. 【岩手県】菅 木志雄 × 「innocent」菊の司酒造
・アーティスト紹介:菅木志雄
Lot 035
景棚
1994
Estimate ¥400,000- 700,000
1944年、岩手県盛岡市生まれ。多摩美術大学絵画科を卒業後、1970年前後「もの派」の中心的な作家として活動し、「アートはイメージである」といった西洋美術的傾向や「イメージ」が先行し「もの」を制作する手法が主流だった時代に疑問を投げかけ、「イメージ」よりも先に存在する「もの」へ着目しました。
・日本酒紹介:「innocent」菊の司酒造
「蔵人にしか味わえない感動の瞬間」をコンセプトに、フレッシュでフルーティーな味わいが魅力の純米大吟醸酒です。
2. 【静岡県】TIDE ×「萩錦」萩錦酒造
・アーティスト紹介:TIDE
Lot 149
Teddy boy
2020
Estimate ¥4,000,000- 7,000,000
1984年、静岡県生まれ。オーストラリアに滞在中に、「ゲゲゲの鬼太郎」などで知られる水木しげるの作品に出会い、美術の道へ進みました。2009年から東京にて本格的な活動を開始し、点描画や鉛筆画で注目を集め、その後アクリル絵の具を利用し、大型作品の制作も始めました。2021年にIDETATSUHIRO(イデ・タツヒロ)からTIDE(タイド)へ改名。
・日本酒紹介:萩錦酒造「萩錦」
その年のお酒造りから感じたことを杜氏がラベルを描きます。毎年描き変えて常に考え、感じとるお酒造りを体現しています。
3. 【兵庫県】横尾 忠則 × 「QA(クエ)」三宅酒造
・アーティスト紹介:横尾忠則
Lot 029
Giorgio de Chirico
1980-1981
Estimate ¥1,200,000- 1,800,000
1936年、兵庫県西脇市生まれ。美術家、グラフィックデザイナー、版画家、作家など、活動領域は多岐に渡ります。グラフィックデザイナーとして神戸新聞社で働き、演劇ポスターなどで一躍有名となります。1980年、ニューヨークの近代美術館で開催されたピカソ展で衝撃を受け、「画家宣言」をして以降、画家として積極的に活動しています。生前の三島由紀夫とも親交があった人物として知られています。
・日本酒紹介:「QA(クエ)」三宅酒造
QA(クエ)は、土地の自然に問い続ける真摯な造り手の心と、地元の恵みが醸したお米の味がするお酒です。
4. 【山口県】今津 景 × 「ROOM」八千代酒造
・アーティスト紹介:今津景
Lot 103
Untitled 7
2016
Estimate ¥500,000- 800,000
1980年、山口県生まれ。現在はインドネシアのバンドゥンに拠点を置き、制作を進めています。多摩美術大学を卒業後、「VOCA2009」で佳作賞を受賞し、それ以降国内外で幅広く活動をしてきた彼女は、最新技術を自身の制作活動に取り入れていることでも知られており、Adobeの PhotoshopやDimensionなどを用い、下絵を作成し、それを絵画として描く手法を用いています。
・日本酒紹介:「ROOM」八千代酒造
南国を思わせるような華やかな香りと優しい上品な甘味のあるお酒です。
乾杯の空間に寄り添い、さらに豊かな気持ちにさせてくれる一杯をどうぞ。
■開催概要
名称:『Thursday Lates Powered by SAKEJUMP』下見会特別企画イベント
日時:2024年7月4日(木)18:00-20:00
会場:ヒルサイドフォーラム(〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟1F)
参加費:無料(事前の参加登録を下記URLよりお願いしております。)
混雑状況に応じて、入場を規制させていただく場合がございます。
出品酒蔵・商品一覧(順不同):
・「innocent」菊の司酒造
・「narai」杉の森酒造
・「萩錦」萩綿酒造
・「孝の司」柴田酒造場
・「KINO(帰農)」元坂酒造
・「QA」三宅酒造
・「Te to Te」浪乃音酒造
・「辨天娘」太田酒造場
・「ROOM」八千代酒造
・「UGO」相原酒造
・「大賀」大賀酒造
・「S.tokyo」中沢酒造
主催:SBIアートオークション株式会社
協賛:camo株式会社
イベント特設ページURL:近日中に公開予定。
お申込みフォーム(申込締切:6/28):https://forms.office.com/r/AR6zm5V5sj
■SAKEJUMPとは
『若手の夜明け』は2007年より酒蔵の当主である蔵元による主催で行われてきた日本酒イベント。2022年9月よりcamo社が事業承継し、リニューアル拡大して大手町を中心に開催、これまでに延べ42都道府県から143蔵が出店。世界で唯一の若手醸造家が集まる日本酒イベントとして注目を浴び、またその醸造家たちのコミュニティが能登の酒蔵支援などの和を生んでいます。今年も東京・大手町にて9/10(火)〜15(日)にて国内外から60蔵以上の蔵元や杜氏が集まり自慢のお酒を披露。若手醸造家たちの祭典として、次世代を盛り上げます。
■SBIアートオークション株式会社
美術品のオークション、売買、売買仲介、ファイナンス、アドバイザリー等、お客様のニーズに応じて、国内外の幅広いネットワークを活用した多角的な事業を展開しています。サービスの提供を通じて、より多くの方に美術品を所有する喜びや大切さ、面白さを伝えていくと同時に、美術品を永く大切にし、次の代につないでいくお手伝いをしております。
会社名:SBIアートオークション株式会社
代表者:代表取締役 藤山友宏
所在地:東京都江東区有明3-6-11 TFTビル東館
設立:2011年4月1日
HP: https://www.sbiartauction.co.jp/
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