ダイナミックマップ基盤と三菱UFJ銀行の合弁会社設立について
本プレスリリースは、三菱UFJ銀行と当社の連名による発表です。
2022年10月31日
ダイナミックマップ基盤株式会社
株式会社三菱UFJ銀行
ダイナミックマップ基盤株式会社(代表取締役社長CEO 吉村 修一、以下 DMP)、および、株式会社三菱UFJ銀行(取締役頭取執行役員 半沢 淳一、以下 三菱UFJ銀行)は、DMPの高精度3次元空間データと金融ソリューションを組み合わせた次世代の新たな事業の創出を目的に、合弁会社を設立いたしました。
合弁会社では、DMPが整備・保有する高精度3次元空間データをベースに、三菱UFJ銀行が提供するさまざまなファイナンス・決済などを組み合わせたパッケージ商品の企画・開発・販売を行います。
まずは第一号案件として、DMPが自動運転向けに整備する高精度3次元地図データ(以下 HDマップ)を基に開発する、除雪支援システムの事業化に取り組みます。除雪作業は熟練の作業員に依存している場合が多く、作業員の高齢化も進む中で持続可能な体制整備が喫緊の課題となっておりましたが、同システムの利用によりデータに基づいた安全かつ効率的な除雪が可能となります。また、三菱UFJ銀行の取引先ネットワークやファイナンス機能を活用することで、幅広く利用される事業を目指します。
その他にも、車両の正確な走行距離情報などに応じた決済機能の開発など、DMPのHDマップと三菱UFJ銀行の金融に関するノウハウを掛け合わせた新たな金融サービスについても検討を進めております。また、合弁会社では、DMPと三菱UFJ銀行に限らず、さまざまなパートナー企業と連携し、カーボンニュートラルや少子高齢化など社会課題の解決に資する新たな技術・サービスの創出にも取り組んでまいります。
DMPは、「デジタル社会のインフラとして高精度位置情報基盤をグローバルに構築し、自動運転をはじめとする新しい未来を拓く」というPurposeを掲げ、社会課題解決に資するソリューション提供に取り組んでおります。また、三菱UFJ銀行は、「お客さまと事業リスクを共にし、社会課題の解決に向けた新事業を創出する」事業共創に取り組んでおります。DMPと三菱UFJ銀行は、当事業を通じてHDマップ技術をデジタル社会の共通インフラとすることで、さまざまな社会課題の解決に貢献するとともに、我が国の産業発展に貢献してまいります。
【合弁会社の概要】
名称 | 株式会社DMP Axyz |
合弁会社の所在地 | 東京都中央区日本橋室町4-1-21近三ビルヂング6階 |
代表者 | 代表取締役社長 雨谷 広道 |
設立日 | 2022年10月31日 |
資本金 | 75百万円 |
株主 | DMP(約95.1%)および三菱UFJ銀行(約4.9%) |
以 上
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 経営情報
- ビジネスカテゴリ
- 建設・土木銀行・信用金庫・信用組合
- ダウンロード