産官学ALL JAPANで貿易DXを進めるトレードワルツ、東京藝大を始めとしたデザイン系学生と、会社案内の共同制作コンペ開始

~これからのDXを担う若い世代との協創を目指して~

トレードワルツ

貿易情報連携プラットフォーム「TradeWaltz®」を運営する株式会社トレードワルツ(以下:トレードワルツ)は、会社紹介デジタルパンフレットの制作にあたり、「トレードワルツ学生デザインコンペ(以下:本コンペ)」を開催し、ビジュアルデザインを国内外の学生から広く募集します。貿易DX(デジタルトランスフォーメーション)を一過性のブームで終わらせず、10-20年取り組む日本の産業にすべく、これからの社会を担う若い力を巻き込んだ協創を実現していきます。

 


■産学官ALL JAPANで取り組む貿易DX
 私たちがスーパーで買う食材、それを包装し家に持ち帰ることができるようにしている化学品、普段使っているマスクや医薬品、住んでいる家を作っている建材・鉄骨、携帯を使うための電気を発電している燃料など、私たちの毎日を支えるモノの多くが海外との貿易によって供給されています。日ごろ身近でない貿易も一度止まると国民生活に大きな影響を及ぼすことは、昨年コロナ禍で中国からのマスク輸入が止まり、店頭から消えた事件から国民の多くが体験しました。
 今後同様のことが起きないよう、TradeWaltzは貿易DXを目指します。デジタル技術を活用して世界中の物資状況を可視化・代替可能にし、44%以上効率化した最適な形で、どんなに感染症が広がっても家から貿易手続きができるようにします。これにより「必要なところに必要なものが並ぶ社会」を持続的に実現します。
 こういった世界観を作り上げるために、政府、民間、学術界のALL JAPANで(*1)トレードワルツという事業体を通じて世界に先駆けてサービス展開をしていますが、実現には10-20年の継続した取組が必要です。そのため、これからを担う学生含めた若い力が必要になってまいります。


*1) トレードワルツはNTTデータ、東大IPC、三菱商事を始めとした10の大企業の共同出資で運営されています。経産省を始めとした政府機関に支援を頂きながら、日本標準のPFの1つとして国際会議APECで海外政府のPFとの連携を表明するなど、歩みを進めています。(APEC登壇時のプレゼンテーション画面より)


■若い学生たちでもわかる会社案内を、一緒に作りたい
 トレードワルツは事業開始後1年のこのタイミングで、より多くの方に説明できる会社案内を作り直すことを決めました。その内容や表現方法は、「これからの未来を担う学生にも伝わる表現方法にしたい」と考え、学生と共にデザインを作るべく、本コンペを開催することに致しました。貿易DXというあまり親しみのない概念を、学生の皆様と話し合いながら、誰にでも伝わる表現で社会に伝えていきたいと考えています。
 2011年当時、東京五輪の招致に日本中が湧きたっていたころ、桜の招致ロゴは日本全国から公募され、女子美術大学の4年生 島峰藍さんの作品を久田氏、栄久庵氏が監修する形で作られました。今回トレードワルツの会社案内も、是非学生のアイデアと力をお借りして、共に作り上げたいと考えています。

■学生にとってのメリット
1.デザインスキルを活かした仕事をする機会の提供
 過去、筑波大学の芸術系学生へヒアリングした結果、デザインスキルを活かした仕事を志望する学生は多いものの、在学中にスキルを活かせる仕事をする機会は少なく、在学中は飲食店などでアルバイトをするケースが多いことを確認しています。今回の取組はデザイン系学生がスキルを活かした仕事をできるきっかけになると考えており、優秀者にはインターンやデザイン業務発注の機会も提供します。

2.自分の大学以外の先生や民間企業の第一線で活躍する方からのフィードバックを得る機会
 本コンペでは審査員として、東京藝術大学を含めた4大学の教員と、民間企業でアカウントディレクターやPRディレクターを務める方を招いています。学生が自身のデザインについて、プロの視点からフィードバックを得られる機会です。2次審査会では、公開プレゼンテーションに対し、リアルタイムでフィードバックも得られます。

3.賞金総額60万円、選考結果に関わらず全員が作品をポートフォリオ追加可
 本コンペでは合計8作品を表彰し、賞金として合計60万円(うちグランプリは30万円)を提供する予定で、学生向けコンペとしては大型のものになります。今回、良い会社案内を作ることはもちろん大きな目的ですが、それよりも数多くの若い世代に貿易DXへ興味を持っていただきたい、と思い門戸を広げた形になります。
 また応募作品は、選考結果に関わらず、参加者のご意向を確認の上できる限りプレスリリースやメディアなどで公開します。ご自身のポートフォリオにも追加して就職活動などにご活用いただきたいと考えております。

■募集概要
 本コンペはその募集~運営までも学生とともに進めるべく、運営を筑波大学学生による「学生デザイナーと社会をつなぐプラットフォーム unitX」 に委託し、協力して実施します。要項の詳細は下記をご覧ください。
 コンペ専用サイト:https://unitx.jp/compe/tradewaltz-pamphlet
提出物

①株式会社トレードワルツ会社紹介デジタルパンフレットデザイン
(PDF、A4サイズ、8枚、フルカラー)
②コンセプトシート(A4サイズ1枚、任意形式)

作品提出締切 2022年1月31日(月) 23:59
参加資格 国内外の全ての学生(個人・グループは問わない)
参加費 無料
参加方法 「学生デザイナーと社会をつなぐプラットフォーム unit X」の公式LINEアカウント( https://lin.ee/dZDKFTD )を友達追加し、メッセージに従って進んでください。
審査方法 一次審査:2022年2月3日~2022年2月13日
提出物を元に、審査員と参加学生による投票を行います。
二次審査:2022年2月下旬予定
プレゼンテーションを元に、審査員によるオンライン公開審査会を行います。
グランプリ(1作品)30万円、パンフレット制作業務受託権
準グランプリ(2作品)10万円
優秀賞(5作品)2万円
※入賞者には、プレスリリースへのコメントや作品掲載等により、活動のPRの場を設けるなど、トレードワルツのリソースを最大限に活用してデザイナーの活動を後押しします。
審査員 池谷和浩(デジタルハリウッド株式会社)
笹本裕晶(株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ)
佐藤翼(PRディレクター)
原忠信(筑波大学 准教授)
松下計(東京藝術大学 教授)
水川毅(長岡造形大学 准教授)
弊社審査委員会 
※50音順、敬称略
参加者向け説明会 応募検討者の方々に、本コンペとトレードワルツや貿易業界について理解を深められるプログラムを下記、提供致します。(参加は任意)
【日時】
2021年12月21日(火) 19:30~ オンライン開催
【プログラム】
第1部 コンペ説明・質疑応答
第2部 Trade Café『最前線で活躍するプレイヤーに聞く!生活を支える貿易のウラガワ』

 

【関係者のコメント】
東京藝術大学 教授 松下 計
今クリエイターに問われているのはどう表現するかよりも、対象をどうとらえたかだと思います。自分が慣れ親しんだ場所から飛び出して、新しい仲間と新しい地平を目指して何かを始めましょう。」

筑波大学 准教授 原 忠信
「貿易DXという新しいしくみや概念についてオーディエンスにしっかりと伝えて欲しい。貿易DXを通じて、世界がどう変化していくのか、そのビジョンを見せて欲しいと思いました。チャレンジングな提案を楽しみにしています。」

長岡造形大学 准教授 水川 毅      
「貿易は世界平和の象徴です。その貿易がDXによって現在も、そして未来も進化し続けて行きます。貿易のDXという希望ある未来を、まずは学生の皆さんに知って、考えて、感じてもらいたい。既存の価値観やスピードを超えて行く貿易DXをイメージすることは簡単ではありませんが、未来を創る皆さんの新しいアイデアやデザインで可視化して下さい。どんなものが出てくるか、大いに期待しています。」

デジタルハリウッド株式会社 大学事業部 執行役員 池谷 和浩    
「未来は不確実で予測不能ですが、デジタルコミュニケーションが基盤となった社会においては、課題を発見し解決策を提案することができるデザイナーが大きな力を発揮します。実際に仕事として受注することまで見据えた本プロジェクトは、学生の皆さんが人間らしく、自分らしく未来を生き抜いていくことに通じるものであり、共感しています。産学協同の視点から、貿易DXへのクリエイティブな貢献を一緒に考えたいと思います。」

株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ 笹本 裕晶
「これからのDXを担う若い世代との協創を目指すというトレードワルツ社の試みに賛同すると共に、学生の方々の斬新なアイデアに触れることができるであろうことを、私自身とても楽しみにしています。学生には、トレードワルツ社のパイオニアスピリッツを感じて頂くとともに、デザインの世界での活躍の契機として頂けましたらと思います。」

unit X 代表 岡村 未来
「ALL JAPANで取組む事業に、学生にしかできない斬新な切り口でデザインを提案することで、貿易DXの推進に貢献できれば幸甚です。学生には、本コンペを通して普段馴染みのない貿易業界の課題や事業を知り、デザイナーとして活躍できる場の選択肢を広げてもらえればと思っています。」

株式会社トレードワルツ 取締役CEO室長 染谷 悟
「8月に東大IPCから出資を頂いた他、10-11月にかけて大学生のインターンが3名参加し始めるなど、学術界と関係を深めているトレードワルツですが、貿易DXを10-20年かけて実現するため、会社案内制作をきっかけに、若い方たちとのコラボレーション機会を長期的に広げていければと思っています。」

■unit X(本コンペ運営事務局)について
 学生デザイナーと社会をつなぐプラットフォーム「unit X」は、企業や個人が、学生デザイナーに対して仕事の発注や応援ができるサービスです。学生はアルバイトでもインターンでもない第3の働き方として、スキルや個性を活かした仕事をして、将来の選択肢の幅を広げられます。筑波大学の学生が起業し運営しており、2021年12月時点で56名の学生が在籍しています。
 企業や個人は、学生デザイナーに対してデザインの仕事を発注したり、クラウドファンディングで支援したりできます。学生は、チラシデザインやキャラクター制作などを通して、学校では学べないクライアントとのコミュニケーションや会計などの実践的ビジネススキルを身につけることができます。学生デザイナーとつながりたいという方は公式HPからお気軽にお問い合わせください。
 公式HP:https://unitx.jp/

■トレードワルツについて
【会社概要】
商号      : 株式会社トレードワルツ
代表者   : 代表取締役社長 小島 裕久
所在地   : 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目2番地2号 丸の内二重橋ビルディング2階
設立      : 2020年(令和2年)4月
事業内容: ブロックチェーンを活用した貿易情報連携プラットフォーム「TradeWaltz(注1)」のSaaS(注2)提供
人員数   : フルタイム 28名
URL      : https://www.tradewaltz.com
株主一覧:株式会社エヌ・ティ・ティ・データ
     東京大学協創プラットフォーム開発株式会社
     三菱商事株式会社
     豊田通商株式会社
     株式会社TW Link
     東京海上日動火災保険株式会社
     三井倉庫ホールディングス株式会社
     株式会社日新
     株式会社三菱UFJ銀行
     損害保険ジャパン株式会社
(注1)「TradeWaltz」は日本国内における株式会社トレードワルツの登録商標です。その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。
(注2)Software as a Serviceの略で、ユーザーがインターネット経由で必要なソフトウェア機能を利用する仕組み
 
本件に関するお問い合わせ先(株式会社トレードワルツ)
株式会社トレードワルツ CEO室 担当:染谷、齋藤、長江、坂本
Email:info@tradewaltz.com

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会社概要

株式会社トレードワルツ

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URL
https://www.tradewaltz.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング36階WORKSTYLING
電話番号
03-4567-6327
代表者名
佐藤 高廣
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2020年04月