パーク ハイアット 京都 写真家 大杉隼平 × KYOTO BISTRO 大杉隼平が捉えた徳島県の生産者との「食」をめぐる邂逅
期間限定メニュー付き写真展 を10月7日(土)より開催
パーク ハイアット 京都の開業前から、大杉隼平氏はシェフたちはもちろん、ホテルと関わりのある生産者や職人たちのポートレートを撮り続けてきました。また、大杉氏は、俳優であった父、大杉漣(おおすぎ れん)氏の故郷でもある徳島県の美しい風景、その豊かな自然に寄り添って生きる生産者たちや職人たちに魅せられ、自ら撮影した写真を通して彼らを広く知ってもらうことにも取り組んできました。パーク ハイアット 京都 総料理長 井料 剛(いりょう つよし)とKYOTO BISTRO 料理長 平久江 裕(ひらくえ ゆたか)は大杉氏を通して、様々な生産者たちや職人たちと巡り会いました。そしてそのクラフトマンシップに共鳴し、生産者の顔が見えるだけでなく、お皿の向こうに豊かな自然の中で彼らが営む日々の情景が広がり、彼らの想いやひいては信念を感じていただけるような一皿を作り上げたいと思いを持つにいたりました。本イベントではKYOTO BISTROにて大杉隼平氏がライカのカメラを通して見つめた美しい自然の風景、生産者たちの営み、職人たちの手仕事、そして彼らとのパーク ハイアット 京都のシェフたちとの邂逅を伝統工芸品・阿波和紙にプリントし店内に展示いたします。情感溢れる大杉氏の写真をご覧いただきながら、厳選した徳島の食材で創り上げた期間限定メニューをご堪能ください。10月7日(土)、8日(日)の2日間はディナーコースを、その後22日(日)までアラカルトのメニューを期間限定で提供いたします。
大杉 隼平
1982年東京生まれ。ロンドンで写真とアートを学ぶ。現在、雑誌やTV、広告、カタログなどで活動する傍ら、約200人の国内外の役者の宣材写真やアーティスト写真を手掛け、様々なブランドとのコラボレーション、国内外の企業のプロモーション撮影と活動は多岐に渡る。また、CP+主催の「THE EDITORS PHOTO AWARD ZOOMS JAPAN 2020」では、一般投票で最多票を獲得しパブリック賞を受賞。
パーク ハイアット 京都 総料理長 井料 剛(いりょう つよし)は「徳島には豊富な海産物、豊かな自然の恵みを受けて育つ国内トップクラスの食材が数多く揃います。本イベントではそれらの海と大地からの贈り物を組み合わせて、パーク ハイアット 京都の料理へと昇華させます。訪れた体験の記憶と生産者の皆様の思いを料理で表現し、大杉氏が捉えた徳島の魅力が皆様に伝わることを願っています」と語ります。井料とKYOTO BISTRO 料理長 平久江 裕(ひらくえ ゆたか)が出会い、その営みと思いに触れた生産者たち。そのストーリーを大杉氏の写真とともにご紹介します。
(画像左) 阿南市の椿泊漁港で行われている定置網漁/(画像右)「磯貝農園」で作られている伝統的なそば米雑炊
関西の台所と言われるほど、豊かな食材に恵まれている徳島県。その中でも太平洋と鳴門海峡に面した海からは豊富な海産物が水揚げされます。阿南市の椿泊漁港や海陽町の鞆浦漁港で父子代々営まれる定置網で水揚げされたキハダマグロや、鳴門一帯で行われている伝統漁法の一本釣りで取れた鳴門鯛など、シェフたちが厳選した海産物も今回のメニューでご堪能いただけます。
三木枋(みきとち)集落は、世界農業遺産に認定された「にし阿波の傾斜地農耕システム」を営む集落のひとつです。「磯貝農園」でも本来は耕作が難しい急斜面に畑を作り、多毛作を行っています。そばの実をひかずに粒食する方法が古くからにし阿波には伝わっており、手ずから作っていただいたそば米雑炊は、素材の味をそのまま感じることができ、滋味に溢れ、磯貝さんの心の温もりがそのまま伝わってくるようだったと井料は語ります。
(画像左)金時豚を育てている納田牧場の豚舎/(画像右)「大塚きのこファーム株式会社」で育てられている「天恵菇」
阿波市吉野町の「納田牧場」では豚は極力自然に近い環境で育てられます。豚舎にはたい肥を入れたうえに、もみ殻などを敷き、豚たちはストレスなく健康に育ちます。米こうじや金時芋を食べ、長い日数をかけて育てられた豚の肉質は、くどさがなく、脂身もクリーンで、甘みが強いと言われています。
「大塚きのこファーム株式会社」では阿讃山脈のほど近い場所で、希少な椎茸「天恵菇」を育てています。成長度合いに従って温度や湿度をモニタリングする、小さなひと手間を積み重ねながら育てられた「天恵菇」は旨味成分であるグアニル酸が一般的な椎茸の約2倍で、苦味や雑味が少なく、椎茸の風味が苦手な方にも食べやすくなっています。最高のキノコを作りたいという大塚芳紘氏の情熱に応えるために作り上げたシェフたちのメニューにご期待ください。
(画像左)半田素麺の中でも最も古い「赤川製麺」/ (画像中央)「杉樽」で天然醸造される井上味噌/(画像右)徳島県産米にこだわる200年続く「本家松浦酒造」
天保時代の初期に現在の奈良県桜井市の三輪素面からその製法を学び、半田素麺の歴史は始まったと言われています。その半田素麺の中でも最も古い歴史を持つ「赤川製麺」は、霊峰剣山から吹きおろす寒風と吉野川の豊富な地下水、厳選した小麦と油、鳴門塩で極上の白糸を作り上げます。自然の恵みをいっぱいに含んだ麺線の太い、こしのある手延べ麺はかむごとにその味が口の中にゆっくりと広がります。生地を一晩寝かせ、「ハタ」と呼ばれる木製の台にかけ、箸でばらしながら少しずつ伸ばす伝統の製法、天気によってその日の塩水の塩加減を変える熟練の技、今では珍しい天日干しによって冷たい風にさらすことなど、長い歴史を経た技術が詰まっています。
鳴門市に醸造蔵を構える「井上味噌醤油株式会社」では明治8年の創業以来、変わることのない手仕事で味噌造りを続けています。長年うけついできた「もろぶた」という木箱を使い、約40時間の手仕事で当時の味噌の風味を醸す米糀を育て上げます。また創業当時より受け継ぐ「杉樽」で天然醸造されることで、豊かな旨味や香りを醸します。こしのある半田素麵を、豊潤な井上味噌とおもにお楽しみください。
200年以上も前に創業した「本家松浦酒造」は、全量徳島県産米にこだわり、酵母も徳島県産酵母を多く使用しています。徳島県産の米と地元鳴門の水で仕込まれた日本酒は世界14か国に出荷され、日本酒文化を海外に伝えています。今回のディナーコースではメニューとのペアリングを考え厳選した銘柄をご賞味いただけます。
(画像左)阿南市の椿泊漁港の美しい夕焼け/(画像右)「日本の棚田百選」にも選ばれた上勝町「樫原の棚田」
10月7日(土)、8日(日)の2日間限定 ディナーコース メニュー キハダマグロと鳴門わかめ ジンジャーマリナード そば米と阿波尾鶏のダンプリング コンソメスープ 柚子 一本釣り鳴門鯛 フィッシュクロケット 生雲丹 金時豚のウェリントン 天恵菇椎茸 半田そうめん トリュフ 井上味噌 金時モンブラン 煎り歩危番茶アイスクリーム |
パーク ハイアッ ト京都 総料理長 井料 剛(いりょう つよし)
2000年に料理人としてのキャリアをスタート。その後、パーク ハイアット シドニーや、アンダーズ東京などのラグジュアリーホテルで要職を歴任。2019年2月にパーク ハイアット 京都 総料理長に就任する。総料理長としてチームワークを何より重視し、チームと一丸となって、4つのレストランとバーの個性を際立たせ、ラグジュアリーゲストハウスとしてのユニークな食体験を提供している。
パーク ハイアット 京都 KYOTO BISTRO料理長 平久江 裕(ひらくえ ゆたか)
ロンドンの星付きレストランで経験を積み、帰国後表参道の人気グリルレストランの料理長を歴任。2020年4月から現職。「KYOTO BISTRO」を近隣の方々、また世界中から訪れる旅行客に愛されるレストランとして根付かせるべく、日本やアジアのエッセンスを加えたインターナショナルフードを提供している。
二寧坂に面したパーク ハイアット 京都のカジュアルダイニング KYOTO BISTRO
KYOTO BISTRO× 写真家 大杉隼平 大杉隼平が捉えた徳島県の生産者との「食」をめぐる邂逅 期間限定メニュー付き 写真展 開催日時:期間限定ディナーコース ウェルカムドリンク付き 2023年10月7日(土)、10月8日(日) ※両日、大杉隼平氏をお迎えし、職人や生産者、写真に対する思いなどをお話いただきます。 開催時間:18:00 ~ 価 格:14,850円(税込み) ※前日までのご予約をお願いいたします。 ※10月9日(月)~22日(日) まではセレクトしたメニューをアラカルトとして提供いたします。 ※大杉隼平氏の写真展は22日(日)まで継続して展示いたします。 場所(所在地):パーク ハイアット 京都内1階「KYOTO BISTRO」 (〒605-0826京都府京都市東山区高台寺桝屋町360) ご予約 ・ 詳細: オンライン https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/park-hyatt-kyoto/itmph/dining/kyoto-bistro#News-Event 電話:075-531-1234 |
パーク ハイアット 京都について
パーク ハイアット 京都は、京の洗練された文化とパーク ハイアットの優美なホスピタリティーが融合した「ラグジュアリー ゲストハウス」です。世界遺産・清水寺へ至る二寧坂に面し、京都市最大の重要伝統的建造物群保存地区の中で日本家屋の外観が町に溶け込んでいます。京都市街と八坂ノ塔を同時に眺望するホテルは、明治10年創業の料亭「山荘 京大和」と共生し、静寂に包まれた70の客室と、4つの料飲施設、宴会場、スパを含むウエルネスセンターを完備。庭と家屋が一体化する「庭屋一如」の造りが、東山のいにしえの記憶と四季の移ろいを語ります。パーク ハイアット 京都でしか感じ得ない、過去から未来へ続くゆったりとした時の流れに浸る滞在をお楽しみください。
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